特技1
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ぷるぷる・・・
ギャ「・・・・・」
ぷるぷる・・・
「・・・・・」
ぷるぷる・・・
「・・・ぶふっ!!」
たぶん小一時間くらい前・・・
いや数十分前・・・(←かなり違う
メアリーと一緒に行動をすることになり少し進んだあたりでまたゲームでは見なかった通路に出た
何もなさ過ぎて暇なので喋りながら歩く4人
イ「なんだか少し安心する」
ギャ「そうね、今までとは違って明るい色だし雰囲気も和むわよね」
メ「ギャリーお腹すいたー!」
確かに3人の言うとおりこの通路は今までの不気味な雰囲気とは違い癒しのスカイブルー色だ
安心したら腹が減ってくる…
「特に変なものも見当たらないから休憩もできそうだね」
せめて空腹を満たすものが落ちていれば完璧なんだけど…
ギャ「疲れるんなら少し休む?」
「欲を言えばどうせ休むんなら腰かけられる何かがあったら楽だよね…」
あと食べ物…
キャベツが欲しい
ギャ・イ・メ「「「………うん」」」
何度か休憩はとってるけどやっぱり地面に直接座ると腰とかお尻が痛くなる
「あ、でも”イヴ”とメアリー限定の椅子ならあるよー」
メ「ほんとっ?」
”イヴ”とメアリーは子供特有の純粋なキラキラな目で期待している
(鼻からケチャップ♪)
ギャ「椅子なんてドコにもないわよ?」
3人とも不思議そうな顔
ギャリーは周りを見てこっちに怪訝な視線を送るし
なんかこの海産物失礼だぞ…(殴
「あるよ、ココに」
壁に背中をくっつけ丁度膝が90℃になる位置でピタリと止まる
自分の膝をぺしぺし叩いて言うと”イヴ”はぽかーん
メアリーは頭良い!と誉めて
ギャリーは青ざめて慌てて止めにかかった
ギャ「ちょ、ちょっと##NAME1##っ! 止めなさい! アンタ足首怪我してるんだから!」
どうやら大分前に怪我した右足首の事を心配しているようだ
「それなら薔薇が少し元気になったおかげで痛くないよ」
今は普通に歩けるようになったしかなり強い衝撃を与えないと痛くはないからこれくらいは問題ない
それでも心配性のギャリーは今すぐ止めるように言ってくる
優しいのは嬉しいんだけど説得に時間かかるのが面倒です←
「じゃぁそんなに信用ないなら座ってみなよ」
こういう時は言葉で喋り倒すより行動で解からせた方が早い
ギャリーの手をぐいっと引っ張った
ギャ「ちょっ…!?」
座った、というかギャリーは後ろ向いてないから引っ張ったらバランス崩して上体だけ膝にダイブしている状態
膝に硬い胸板がきて胸キュン…(殴
ギャ「…え、あっ! ご、ごめん大丈夫!? 痛くない!?」
ギャリーは慌てて離れるとあたふたしている
正直コレ可愛い(通報
「平気だよ、そんなヤワじゃないんだから;」
メ「ギャリーと##NAME1##がラブラブしてるー!」
「ご、誤解っスよ!?;」
ギャ「メアリーはお黙り!;」
そういうお年頃なのメアリー!?
ませんな!!(冷汗
「メアリーもおいでー」
するとメアリーは嬉しそうに座った
メ「わー!すごい!##NAME1##力持ちー」
子供は軽いなぁ…
ギャリー乗せたから改めて思う…
「次は”イヴ”ねー♪」
ちょっと羨ましそうに見ている”イヴ”が可愛い
何でこの2人は天使なの?
他の子供なんて五月蝿く思うだけなのに
不思議不思議…
ギャ「じゃあイヴはこっち座りなさいよ」
「ん?」
ふと横を見ると同じ様に壁を使い空気椅子を真似ているギャリー
「ーーーぶふっ!!?」
可笑しくて盛大に吹いてしまったが許せ
コレはキミが悪い…ww
ギャ「……何笑ってんのよ」
コレには少しバツの悪そうな顔をするギャリー
「え、いやだって……予想もしてなかったから…」
や、やっべ…
笑いすぎて足の力が抜けそう
ギャ「…アタシだって負けてらんないわよ」
もっと格好良いところでソレを発揮して下さい(切実
「ぉおう…」
でも口には出さないけどもう足がぷるぷるしてるよギャリー
無理すんな……
ギャ「ほらイヴおいで」
こんな状態のギャリーに”イヴ”に座って良いよとか勧めらんねぇっス;
イ「…え、でも」
”イヴ”に気を遣わすな;
メ「じゃぁあたしが乗るー」
そういってメアリーはギャリーの膝に乗った
ぅわあ…苦しそう
「………じゃ、じゃあ…ほら、イヴおいで?;」
ということでメアリーはギャリーに、”イヴ”はワタシの膝に乗ることになった
この状況傍から見ると相当カオス
それにまさかギャリーまでやるとは思ってなかったからプラスアルファでシュール
そんな状況で他愛もない話をしていたがだんだんとギャリーが大人しくなってきた
ーーーあぁ… やっぱり
最初からぷるぷるしてたから予想はしてたけどまだ三分は経ってない
でも普通三分もこれやるなんて拷問じゃない?
ホントに無理すんなって……笑っちゃうから
ーーー5分後ーーー
ギャ「………メアリー……ごめん…つ、疲れてきた…」
なんかプライドが許さなかったのかあれから5分耐えたギャリー
限界を超えたみたいでメアリーに降りてもらったらしい
座って一息つくギャリー
メ「ギャリーかっこわるい!」
ギャ「……うるさい……ちょっと…なんでアンタそんな平気な顔でいられんのよ…」
かなり疲れている様子
……笑いそう
「ふっ…忘れたのか? ワタシの特技は壁を使った空気椅子だという事を」
ギャ「……そんなの聞いてもないし言ってもないわよ…」
「ソレは気にするな」
ギャ「…そんなに続けられるって……アンタ、
足どうなってんのよ…」
「ほぼ筋肉、中学の時暇だったからずっと1人でこれやって遊んでた」
ギャ「………どんな遊びよ;」
それからギャリーが回復するまでさらに十分くらい
足がぷるぷるして力が入らなかったそうです
「………ぶふっ!」
足に力が入んないってぷるぷるしてるギャリー見たらもう笑い耐えられなかった
(……後で覚えときなさいよ…)
(…ちょっ……逆恨みっスか!?)
(##NAME1##安定感あったでしょイヴ)
(うん、##NAME1##すごいよね)
(ギャリーずっと震えてた)
(……うん、見てわかった)