翡翠の薔薇15
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”あぁ…ボクもマタニティーブルーになるの…(殴”
扉が開き始めた途端に脳が警報を鳴らしたが気付かないフリをした
それが間違ってた
『ギャーッハッハッハッハ!!』
『ケタケタケタッケタ!!』
『うへぇえへへへっ、ギギ…へへっ、うっはぁ!』
『ふぅ~!ひゅーひゅーっ、ケケケケケ!』
『カタカタッ!ギ…カタタタッ、ギギギ…』
「っ…!?」
本来、人形が乗っているその上にはピエロで埋め尽くされている
生きているのか、個々に自由に動き回る
自分より小さいピエロを投げて笑い
投げられ壁に強く打ち腕がもげても尚壊れながら笑い
そのもげた腕や他の部位も引きちぎりそれを回して笑い
端から端まで頭がボールのように投げ遊ばれている
もいだりしゃぶったり投げまわして遊んで何がそんなに楽しいのか
自分の身体を引きちぎられて更に遊ばれているのに何がそんなに楽しいのか
全て狂っている
メ・イ「「わぁ…っ!」」
イヴとメアリーがその中へ走って行きそれぞれ小さいのを選ぶとカワイイカワイイと人形遊びし始めた
気分が悪くなって何も入っていない胃から何かが出てきそうになるのを堪える
ギャリーも中に入りメアリーと言い争っているが笑い声の方が大きくて何を言っているんだかわからない
「…ぉえっ」
口までにきたそれを無理矢理に飲んだ
まるでその場にいた様に
『へへへぇえっギ…ギギ、うへ!』
瓶で飲んでいるそれは引きちぎられたやつらの血か
『カタカタ、ひゅー!』
まだ飲みきっていない瓶も投げて遊び、零れる液体は紅い
「……ぅぇっ」
鮮明に
『ケタケタッ!ハハハ、ハハッハハハハハ!』
鮮明に
『ギャァァァアアアアア!!』
『ケタケタッ』
『カタッカタカ…』
『ギギ…えぇへへへへへぇ……』
ーーーーーー
『ゆっくり寝ようね』
言う事の聞かない痙攣する身体
唇に噛み付かれて、舌も血が滲む
右肩が焼けていく
自分の悲鳴が塞いでいる口から伝わってくる振動で知らせられた
ーーーーーー
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