翡翠の薔薇13
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ドサッ
”イヴ”とその子が勢いよくぶつかってしまった
「っとー!”イヴ”、大丈夫かい?」
なんとか”イヴ”は転ばずにすんだけど…
ギャ「ちょっと大丈夫!?」
?「……!」
ギャリーが慌てて近寄ると急いで下がる
「…ギャリー、…何幼女襲ってんの?」
ギャ「はぁ!?;」
?「………」
そしてそのままどこかへ行こうと踵を返す
ギャ「あ!待って!」
ギャリーを無視してどこかへ行く
「…ぉおっとー」
わしっ
?「っ!?」
行ってしまわれると困るので後ろから両肩をつかんで止めた
ギャ「ねぇアナタ………もしかして美術館にいた人じゃないの!?」
?「あ……!」
ギャ「やっぱり……」
いや、やっぱりじゃないだろ…
絶対に返事に困ってたってーーー
ギャ「アタシはギャリー……で、こっちの子はイヴっていうの」
おいコラ
「…ほんで、ワタシは##NAME1##」
?「………」
ギャ「アタシたちも美術館にいたのに気がついたらこのワケわかんない場所に迷い込んじゃってて……今なんとか3人で出口を探してるわけなんだけど、もしかしてアナタもそうじゃない?」
何無意識に言い包めてるんスカあんた…
?「わ……わたしも誰かいないか捜してたの………外に出たくて………それで………」
「なぁんだそういうことか、じゃあ一緒に出よう」
ギャ「あぁやっぱり!ねぇ、良かったら一緒に行かない?」
きた、幼児拉致犯罪者ギャリーの犯行が実行される…っ
?「え…………」
こうなったら…
ギャ「女の子1人じゃ危ないわ」
「ここ変な生き物とか結構いるみたいなのよ」
オレも犯罪者になるっ(キリッ
ギャ「…だから一緒に行きましょ?
ギャ「「みんなでいた方が心強いし」」
ギャ「…………」
そんな目で見るなっ☆
「はーい、よっしゃあー!ハーモニー♪」
イ「##NAME1##すごいっ、ホントにギャリーが2人いるみたい!」
なにそれちょー嬉しい…(殴
「ほら、一緒に行こ?」
とりあえず早速ボッチにしてしまうなど人間として失格じゃぁっ!
?「うん……行く………!」
ギャ「んじゃ決まりね!あ、名前はなんていうの?」
?「メアリー………」
ギャ「メアリーね!よろしくメアリー」
メ「……うん!
えと……イヴ、よろしく……」
イ「よろしく」
メ「………うん!」
見ていて和むものかと思っていたが…
決してそうではないんだなあ…(悟
”イヴ”とギャリーとの「よろしく」
その短い会話の中であった少しの間
それはまるで何か見定めているような感じで挨拶とはかけ離れているようだった
メ「…えっと……##NAME1##?」
「ん?なんだいメアリー」
メ「……えと………よろしく…」
「よろしくメアリー」
でも何かこの子の力になれることはないだろうか…
絶対に…外に出よう、ね?
メ「……よろしくっ」
でもちゃんとギャリーもよく見ると良い人なんだよメアリー?
ギャ「よーし、それじゃあ仲間も増えたことだしはりきって行くわよ!」
メ「おー!」
その先を行けば案外近くに花瓶が……
イ「##NAME1##薔薇!!」
バッと勢いよく手を出してくるものだから少しびっくり
「あ…、あぁ…;」
翡翠の薔薇を見れば…
「…ん?4枚?;」
あれ?
確か…萎れたままだけど5枚はあった……よ、ね?(焦
ギャ「いつの間に…?」
「Okey…I know……っふ、…ふふ……」
ギャ「……ちょ…、##NAME1##…っ!?;」
「どうやらワタシは………気品溢れる口調の中身も頭も腐敗しきったこの中で一番背の高いド変態マッシュルームに鳩尾を壊されたものだから……」
ギャ「もう隠してないわよね……」
「花弁が1枚、減りましたぁ…V」
ギャ「…それは……」
「っつーことでさぁ……」
ギャ「………?」ぞくっ・・
「倍返しっ!!!」
ブチッ
ギャ「痛゛ぁぁぁぁぁああああああああああっ!!?」
「この程度でそんなに叫ぶ?」
ギャ「何すんのよ痛いわよ!;」
「髪の毛2本程度で叫ぶなんて情けないネェ…」
ギャ「何で髪抜いたのよっ!?」
「…はぁ?言ったろ?倍返しだって、
本当は”2枚”のところを”2本”で済ましてやったんだ、感謝しな」
ギャ「…………」
イ「ねえ##NAME1##……」
ギャリーに復讐していたらくいくいと服を引っ張ってくる”イヴ”
なにこの可愛い生き物…
イ「…やっぱり……全く元気にならないの…」
かなり落ち込んでいるようだ…
「そおんなに落ち込まないの、またすぐ何処かで花瓶があるでしょ?他をあたろうか」
イ「………」
「……”イヴ”」
メ「イヴ、##NAME1##の薔薇回復させたいんでしょ?
だったら早く行こうよ、他の水なら##NAME1##の薔薇回復するかもしれないし」
……………?
ギャ「……行きましょうイヴ、アタシも………##NAME1##の薔薇…減らしちゃったから探さないと…」
イ「…うん、わかった」
きっと”イヴ”は何か他に言いたいことがあるはず…
きっと後で話してくれるだろう……
ギャ「…そういえばアタシとイヴ、##NAME1##にも薔薇があったってことは……もしかしてメアリーの薔薇もあるんじゃないかしら?」
その時にメアリーがほんの一瞬だけ見せた少し焦った表情をワタシは見逃さなかった
メ「……うん持ってるよ!黄色い薔薇!」
黄色の薔薇の花言葉…
愛情の薄らぎ、嫉妬、友情
メアリーのこと正体を知っているからこそ最初から受け入れられる
でもメアリーのその苦しさは想像だけで何も知らない……
教えられる時がきたら教えてくれるかな?
赤の薔薇はもちろん
情熱、愛情、美、情烈な恋、あなたを愛しています
青は
不可能、髪の祝福(× 髪 → 神 ○)
、奇跡、夢叶う
緑は………?