翡翠の薔薇13
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ギャリーside
ギャ「・・・・・」
「・・・・・」
鏡の部屋から今まで…
紐のこと、この扉の暗号のことだって…
行動は怪しいと思っていた
けど##NAME1##はアタシとイヴをここから脱出するのを手伝うと言っていた…
……でもそれならどうして正体を言おうとしないの…?
何か知られちゃいけないことがあるから言わないんじゃない?
本当はここのヤツらと同じでアタシとイヴを騙して閉じ込める気なんじゃないかしら…
…本当に##NAME1##は味方?
それとも敵?
「…あっ、そうだギャリー」
ギャ「…何かしら?」
「これギャリーのでしょ?」
ポケットから出したのは落としたライター
いつものようにお礼を言うより先に疑問が浮かんだ
今これを渡すってことは…この先何かあるの?
ギャ「……そうだったわね」
でも…なんでだろう……?
正体がわからないから疑うのは当然なのに…
どうしてこんなに胸が痛むの?
なんで##NAME1##も悲しそうな顔をしているの…?
「さぁさー、美しいレデーに会いに行きましょーうっふふー♪」
無理して笑わないでちょうだい…
疑いと苦しさだけで何も考える気がしないまま別行動で本棚を調べる事に
ギャ「・・・」
でもうまく集中できなくて気付いたら##NAME1##を見ていた
本を手に持ったまま悲しそうに顔を歪めている
何で、そんなに悲しそうにしているのに…何も言わないのかしら…?
悲しいって言えばいいじゃない…
無理して笑わなくてもいいじゃない…
ギャ「………っ」
…そうだ、何言っているんだアタシはっ
##NAME1##をそうさせているのは自分じゃない
##NAME1##を疑ってわざと冷たい態度とって傷つけてるくせに何言ってんのかしら
でも…味方だと信じたいけど……もし敵だとしたら…
信じるのが怖い…
でもいつまでもこんな態度とってちゃイヴにも…
ギャ「…?」
”私は美しく艶めかしい裸体に指を走らせ身を捩らせる彼女をそのまま・・・”
ギャ「っ!?///;」
パタンッ!
イ「!」
ギャ「…こういうのは大人になってから読みなさい」焦
イ「どうして?」
ギャ「えっ、…えーと;
む、難しい字がたくさんあるから読んでも楽しくないでしょ?;」
イ「じゃぁギャリー読んで」
ギャ「………え、」
…えええええええええええ!!?(汗
読めないわよっ!;
ギャ「あ、アタシも読めない難しい字があるしっ、それにこういうジャンルのものはつまらないわよ本当にっ;」
イ「…そうなんだ」
な、なんとか…
イ「##NAME1##ーっ」
ギャ「!!?;」大焦
##NAME1##なら読みかねないっ!!!
イ「これ読んで!」
「んーとねぇ…」
…よかった、流石に読まないわよねーーー
「ん?ここが読めなかったのかな?」
イ「うん」
「”私はその恨めかしく美しい・・・」
読むのっ!?;
急いで本を取り上げ反抗する前に(角で)大人しくさせた
ギャ「全く…」
………##NAME1##とふざけあって、ずっと笑っていたいのに…アタシは何してんのかしら…
信じれないけど…
##NAME1##を傷つけたくない…
だって好きだから……
ギャリーside終了
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