翡翠の薔薇12
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イ「ドアが…」
ギャ「なによこの像……通路塞いじゃって」
ズルズル・・・
ワタシは毎回思う…
あのナイスボディー触れるギャリーが羨ましい…(殴
ギャ「ふぅ………よし、これでオーケー!」
あぁ…どうせ触れるんならその最低D以上はあるそのナイスカップを………(埋
「・・・・・」
…?
おっと、こんなところに紐が…
ぐいっ カチッ
ギャ「ちょっと##NAME1##!?」
「ん?」
ギャ「何かあったらどうすんのよっ;」
あ、気付いたんだ
危険だとわかってるものは触らない主義なんだけど←
「んー…大丈夫だっ(キリッ」
バシッ
「痛゛い゛っ!?」
ギャ「何考えてんのよ!」
だって”何もないから大丈夫ー(はあと)”なんて言ったら…
これからの事知ってるんですか?
あなたは敵ですか?
ってなことになるじゃない☆
…いや、若干なってるんだけど;
”ゲルテナ展にある床に描かれた大きな絵のタイトルは?”
え、知ってるけど…(殴
イ「…大きな絵?」
ギャ「げ……もしかして暗号?あの大きな魚が描いてあった絵よね?
イヴ見た?」
イ「見た……」
ギャ「なんだったかしら……たしか深海のなんとかって……」
「………」
ネタバレしたいわぁ…♪
ギャ「一文字だったのよねー……ちょっと適当に一文字あげてくれない?」
答えを言わず我慢していたが…
もう扉の前に来ていた←
「……やれやれ…」
しんかいのよ、っと…
ガチャッ
ギャ「え…」
「ギャリー覚えてなかったのー?記憶力ないっすねぇw」
イ「##NAME1##すごいっ」
「えへー、ありがとー”イヴ”-」
ギャ「…知ってたの?」
……ほぉ、怪しんでるか
「覚えてたのー」
覚えなきゃ知れないでしょ?
ピリピリ・・
ギャ「・・・・・」
「・・・・・」
ピリピリ・・
ギャ「・・・・・」
「・・・・・」
…警戒し始めてるかなぁ……
困ったなぁ…
ま、いっか
「………ちょっと、悲しい…けど……」ぼそっ
どうせ予想はしていた事だし…
こういう立場は一度は敵対するものでもあるのだから…
信じたくても信じれないのは自分がそうなのに他人に信じてもらおうなんて我儘………だよな、うん
「…あっ、そうだギャリー」
ギャ「…何かしら?」
ぐさり、
その少しの間だけにも傷付きずんと気分が沈む心
いつものように表に出さないよう薄い笑みを貼り付けるのが精一杯
「これギャリーのでしょ?」
ポケットからライターを出せばギャリーも思い出したようだ
でも次には眉をひそめて警戒し始める
ギャ「……そうだったわね」
ギャリーなら普通は簡単に”ありがとう”と言うのにそれが返ってこない
心配性のギャリーだから何度も大丈夫かとか詰め寄ってくるのに言葉さえ無い
”そんな事気付いていないよ”
そんな素振りをするのに精一杯
自分のペースを崩さず、
自分のペースに相手を流す事を忘れず、
表情で、行動で悟られないように……
とにかく自分を偽ること
例え…
ギャリーでも……
偽りたくなくてもやらなければ自分が壊れていきそうで…
所詮は弱い弱い生き物、
度胸なんてもの知らない、
勝ちも知らない最弱の分際で威張り腐っている
弱すぎて何もできない自分が見つけた唯一の防衛対策
ぐさり、ぐさり、
小さなことですら胸の辺りがいちいち痛む
警戒される事はわかっていたのに…
……それでも…
「さぁさー、美しいレデーに会いに行きましょーうっふふー♪」
ギャリーが好きだから……
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