9.5 番外 ギャリーside
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予測不能な行動を起こしてきた##NAME1##は今度は眠くなってきたみたい
「……あ、そういえばギャリー」
ギャ「ん?」
それから解かった事…
##NAME1##は眠くなると同じ事を繰り返す
「…一休みするわ」
…あら?
口調直った?
<…はぁ…、あのね、ワタシ親なんていない”のよ”>
<…一休みする”わ”>
どうもひっかかるなぁ…
「イヴ…っ!?」
気付けば##NAME1##は焦っていた
ギャ「何、どうしたの?」
イヴを見ればなにやらうなされているようだ
「ぃ、イヴっ、…ど、どどど…どうすれば……」
##NAME1##らしくない…
アタシより慰め方が上手いのに…相当焦ってるわね
ギャ「嫌な夢でも見てるのかしら…起こすわよ?」
「…小説……」
ギャ「…え?」
小説?
「…うなされてるんだろ?
……えーと、」
なにやら一人で考え込んでは行動してるけど…
最初の言葉が気になってついていけないんだけど…
「…癒しの歌……いや、曲でも…」
次は曲で迷ってるし…
今までの行動とそれは何の関係があるの…?;
いまいち…、いやもう理解不能よ;
「・・・・・あったわ」
ギャ「何が?」
「耳塞いどいて、ギャリー」
ギャ「え?」
「早よやらんと削ぎ落とすぞ」
ギャ「えぇっ!?;」
ちょっ…意味がわからーーー
シャキン・・・
「・・・」ニコッ
やります。
…結局聞いたけど
歌い終わった##NAME1##は落ち着いたイヴを見て安堵の息を漏らした
それを見て幸せそうに微笑んでいた##NAME1##だったけど、こっちの視線に気付いた
しばらくお互い無言で目を合わせていた
##NAME1##は先程の脅迫的な態度じゃなくてなんか気まずそうにしている
歌のことかしら…?
ギャ「・・・イヴ、ぐっすり寝てるわね」
「え?、え…えぇ;」
話を逸らせば##NAME1##は少し安心したようだ
ギャ「よかったじゃない、とても幸せそうよ」
もう一度イヴを見て微笑む##NAME1##を見て綺麗だと思った
これが##NAME1##の本当の姿の一部なのかもしれない
何も被せずに、本当の素の表情…
ホントに綺麗…
ギャ「まるで姉妹みたいね」
そういうときょとんと首を傾げる
そういう仕草が可愛く思える
「うん??」
でも喋り方はやっぱり##NAME1##だった…
少し言い方が違う独特な##NAME1##の喋り方…
そこにも惹かれた
ギャップというものだろうか…
ギャ「##NAME1##も幸せそうに微笑んでいるんだもの、優しいお姉ちゃんに見えるわよ?」
照れたのか顔を紅くして何も言わない##NAME1##を愛おしいと感じる
ギャ「##NAME1##も少し寝たら?」
「・・・いや、自分の布団じゃないと寝れないんだ」
ギャ「あら、そうなの?」
意外ね…どこでも寝れそうな顔してるのに…(←失礼
…そういえば、こうやって二人で話す中でまともな話をしているように思えるわ
…気のせいよね?
ギャ「…##NAME1##、眠いの?」
目がとろんとして喋り方も元からおっとりしているけどもっとゆっくりになってきた
「うーん…それなりに…」
ギャ「そうね…」
自分も眠くなってきたし、ちょうどいいわ…
壁に寄りかかったまま##NAME1##を抱き寄せ腕の中に閉じ込める
ギャ「…少し、寝ましょうか」
やっぱり##NAME1##は小さい…
少し力を入れたら折れてしまいそう…
肩に顔を埋めると##NAME1##の肩がぴくりと跳ねた
ふんわりとしたいい香りが鼻をくすぐる
なんだか落ち着く…
これなら外でも寝れそうだ…
しばらくうとうとしていた
「…外じゃ寝れないはずじゃなかったのかよ……?」
##NAME1##の不満そうな声が聞こえた
まだ寝てないと何か言おうとしたら頭に何かが触れた
「…でも、相当疲れてんだよな……お疲れさま…」
優しく撫でるその手が心地よくて目を閉じた
「…でも、ギャリーには何回も助けられているし……こっちこそ、護られてばかりいるんだよ…」
こういう時だけ##NAME1##は素直になれるのかぁ、とぼんやりと考える
「…本当に……ありがとう……イヴ…ギャリー…」
撫でていた手が離れ、代わりに何かが軽く乗っかるように寄りかかってきた
「…せめて、今だけは…二人に、安らかな…夢を……」
そして規則正しい寝息が聞こえ、頭を起こす
##NAME1##は自分の頭に寄りかかって寝ていた
ギャ「…お休み」
##NAME1##のさらさらとした髪を撫で頬にキスを落とした
また抱き締める腕に少し力を入れて寝に入った
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