9.5 番外 ギャリーside
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ギャ「ねえ、##NAME1##は付き合ったことあるの?」
ふと気になったことを聞いてみると##NAME1##は”急に何言い出すんだコイツ”とでも言いたそうな顔をした
…失礼ね、事実だけど
「ないよ」
さらりと興味無さそうに言われた返事
それにテンションがあがる
だって告白したら…YESをもらえたらアタシが初の恋人よっ!?
KISSだってファーストだったし…
とうぜんヤったことも……(埋葬
ギャ「えー!じゃあ告白されたりとかは?」
「ない」さらり
これには驚きだ…
##NAME1##は美人だからてっきり他の男子とかが狙ってきたのかと思っていた…
ギャ「もったいない!こんなに美人なのに声もかけないなんてっ、周りの人たちは何を見てるのよっ」
でも今自分が先に##NAME1##とくっつけるチャンスがあるんだから有利よっ
あ、そうだっ##NAME1##の好きなものって何なのかしら
ギャ「ねえねえ、##NAME1##って甘いもの好き?」
女の子は大抵甘いものが好きよね…
「甘いもの好きだけど…?」
聞いた瞬間に##NAME1##の眼が心なしか輝いているような…
ギャ「そうなの?良かったー!ねえ##NAME1##、今度アタシの家に来ない?
ケーキ作ろうと思ってるの!」
「え、何ケーキ?もちろん行く行く」
どうやら##NAME1##は甘党らしいわ…
良かった…アタシも甘党だからお茶するときとかあまり考えなくてよさそう
ギャ「チョコケーキ作ろうと思ってんだけど、どう?」
「マジでかっ!?尚更行くっ」
ギャ「よかったー!アタシの友達だいたいそんなに甘いもの好きじゃないからなかなか食べれないのよねー」
そこで突然、##NAME1##は、はっとして何かに気付く
「そういえばギャリーの友達はその口調だからやっぱり女の子が多い?」
少しの間の後ムスッとして聞いてくる##NAME1##に愛しさが込み上げてくるのは多分よほど末期なんだと思う…
ギャ「うーん、普通にいるわよ
でも男子が多いわ」
「…へぇ、」
不満そうに適当な返事をしてそっぽを向いてしまった
ギャ「あら?嫉妬?w」
「…っ!」
少しからかってみたら予想以上に怒ったみたい
本当に反応が面白いんだからーーー
グイッ
強い力で引き寄せられたかと思ったらひんやりとした感触
視界には##NAME1##の紅く染まった恥ずかしそうな顔…
どんどん紅くなりながらもその眼は見ると挑発的で、無意識なのか衝動的にやったのか…
きっと後者だろう…
だけどあの恥ずかしがり屋の##NAME1##が誘ってくるなんて思わないから油断してた…
理性が半分くらい一気に崩れかけた…
…嬉しいんだけど本当に今は勘弁してほしい(汗
襲ってしまうならちゃんと告白した後が良いしこんな不気味な場所でしかもイヴもいるのに…
うまく隠せたとしても罪悪感が残るわよ…;
ーーーヒヤッ・・・
ギャ「……!」
肌に感じる冷たい空気
…やっぱり、##NAME1##から…?
でも今の状況……
##NAME1##にキスの仕方教えてあげましょう
「…っ」
いやちょっと待て…
すっげぇ…色っぽい……
やばい…っ;
ギャ「……っ」
早く離れてくれないと我慢できなくなる…っ;
「っ…」
息が苦しくなった##NAME1##は離れようとした時
ーーーふっ…
離れ際に息がかかった
それに耐えていたものがぷつりと音をたて切れた
ぐっ、と頭を抑えて引き寄せればまたお互いの唇が重なる
「っ!?」
##NAME1##は驚きに眼を見開いた
間近で目を合わせながらのキスに興奮してきた
##NAME1##の目は不思議だ
縁は黒なのに中は茶色…
薄暗いからほとんどブラックに見えるけどよく見ると少し明るめの茶色
じっと見つめていると透き通った濁りのない色の中に吸い込まれそうな錯覚に陥る
一度離して少し息を整える
「……はっ、」
その苦しそうに息をはくことにさえ興奮するばかりで…
またすぐにその柔らかい唇を塞いだ
「んん…っ!?」
胸を叩いてくるが少し違うキスをするとその力は弱くなってきた
甘い声が聞こえてくるなかなんとか理性を保つ
もういいかと満足したところで止める
「っはぁ…!……ふう、…こ、殺す気かっ…!」
キッと睨んでくるけどそんな赤い顔じゃ説得力がないわよ
ギャ「あらやあねぇ、##NAME1##からやってきたんじゃないの」
「う……」
ギャ「それにしても##NAME1##から誘ってくるなんて意外だわ…、惚れちゃった」
上がったテンションにのって言ったら何か言い返そうとしたけど口をつぐむ##NAME1##
きっと##NAME1##のことだから
”変態っ!”
なんて言おうとして自分もさっき変態行動をしたんだと何も言えなくなったのかしらね
目の前で百面相をしていた##NAME1##はやがて溜め息をついた
…##NAME1##っていつも忙しそう
一人で賑やかだから
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