翡翠の薔薇1
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電気はついてるけど
暗闇じゃないんだけど……
「空気抵抗が怖いよぉお!!!(泣」
なんだこの誰もいないがために動かぬこの空気の圧力は!?
静寂と言う名の空気抵抗は今まさにワタシことお兄さんを圧しつぶしかけている
「そんなに広くないのに自分一人だと無限の広さに感じる…
気味悪ぃー!!!
あーーー!!!
ギブ!ギブー!ブレイク、ブレイクアウト!!!(←?」
実はお化け屋敷に入れない
入ったことはあるけど、それは、まだ好奇心に従順に従っていた幼き頃の話………
かれこれ8年くらいお化け屋敷を素通りしてきた!!!
「明るいお化け屋敷もいやじゃーーーーー!!!;」
コツ、コツ、コツ…
「=っ!?;」
突然響きだした足音
今自分がいる受付のフロアにその足音はいる
「………~っ!;」
知っている、これは
”イヴ”が一人になった時にも響いていた謎の足音…
姿は見えないのに足音だけは確かにそこに…
「ぅ、…わ」
ぞわぞわぞわっ
「ぅわ…う、わああああああああああ!!?(大泣)」
思い出しただけで鳥肌が立ち身体が震えてきた
そして気づいたら情けない声を上げて走り出していた
「は、はぁ…はぁ…;」
止まり息を整える
「もう、…疲れた;」
ごほんっ
「わ゛あぁあっ!?;」
セキ ガ キコエタ咳がきこえた咳が聞こえたっ!;
「…あ、咳をする男ね;」
な、なんだ…;
ここは一階だったのか…(←え?
もう喉が痛いよ…;
この喉が枯れる前に人に合わなきゃ…
この調子だと絶対一時間で声がつぶれそう…(泣)
「…うし、さっさと美幼女かワカメに会いに行こう」
そして二階へ
チカッ、チカチカ…
「………」ガクガクガクガクガク
どうしよう…
ついに電気が落ちちゃったよ…
暗いなぁ…
すーっ…
「………(涙」ガクガクガクガクガク
知らない、目の前の窓に人影が映ったなんて知らないっ断じて知ってなるものーーー
ドンドンッ!
「はぁぁぁぁあ゛あ゛っ!!?;」びっくぅ!
「なんなんだよ、もう!
窓いじってないじゃん!
窓何もしてないじゃん!!
知らないふりしてたじゃん!!!(涙」混乱
一度開いた口は喋り倒して止まる様子も気もない
騒ぎながら二階を回ったが特に異常はなかった
(たぶん自分の声で無事に気づかずに済んだんだと思う)
そして絵空時の絵の前に来た時だった
「もぉ~…(大涙」ガクガクガクガクガク
布団に帰りたいっ!!
べちゃっ
べちゃべちゃっ
「づぁっ!!?;
あ、アァ・・・
エノグ ガ チラバル オトですね?」
「………お兄さんも歓迎されんの?(涙」ガタガタガタガタ
”お
い で
お い で
オ いで
オ イ デ
お イ デ ”
”した においデヨ##NAME1##
秘密の場所 教えてあげる”
「なにこの無駄に狂気に満ちた感じ…(涙」ガタガタガタガタ
でも、下に行かないと…深海の世に行かないと…
「美幼女にもワカメにも会えぬ…っ!;」
行くか…
情けなく震えて動かない足を殴り一階へ向かう
「あの足跡に習えばいいんだ、大丈夫だ、オレなら行ける、大丈夫だがんばれ頑張るんだ(涙声」
深海の世の絵の前まで来る
あと一歩手前で足がガクガク震えだして動かない
「…行きたくないけど………
このままじゃ…
このままじゃ…
”イヴ”に会えんのだっ!!(キリッ
とりゃぁっ!」
ドボンッ ブクブク…
あぁ…飛び込んじゃった…
暗いし水の中にいる感覚…不思議だなぁ…
先に誰に会えるんだろ…
出来れば美幼女が…(殴
NEXT.