翡翠の薔薇1
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ギャリーside
「これがゲルテナの作品かぁ…」
ワイズ・ゲルテナの作品展覧会があるから見に来たんだけど…
どれも独創的でレベルが違いすぎるわ…
「…吊るされた男、ねぇ…」
嫌におどろおどろしい色合いで描かれた作品に何か惹かれた
「………?」
ふと、作品に見ていたら視線を感じた
そこで他にも見る人の邪魔になっているのかと気づいて他の作品を見に行こうとした時
ドンッ
?「きゃっ!?」
?「のわっ!」
誰かがぶつかったみたいで、声が聞こえた
振り返ると小さな女の子と…
「(男かしら…?)」
ホストのような格好をしたなんとも中性的な子がいた
?「………あ、少女…」
?「あ、さっきのお兄さんっ!」
お兄さん、と言ってるから男なのね…
?「さっきもごめんね、大丈夫かい?怪我は?」
?「はい、大丈夫です、ごめんなさい」ぺこり
どうやら二人はこの前も会っていたようだ
?「大丈夫さ、ほらお母さん達は?」
女の子と視線を合わせ頭を撫でながらながら優しく問う
まるで兄妹のようね…
?「下の階にいます」
?「そうかい、お母さん達が探してると思うよ?
お行き、くれぐれも不審者には気をつけるんだよ?」
?「はい、またねお兄さん」
そういって女の子が去ったあと、
?「ぃよっこらしょ…、あぁ~腰いってぇ~っ」
アンタは年寄りなのっ!?;
せっかくの美男子が台無しよっ!;
その時、ふと目があってしまった
?「………」
「………」
ど、どうしましょ…;
これは、普通にどこかに移動した方がいいのかしら…?;
?「………ど、どーも…?;」
「…ぇ?あ、あぁ…;」
そしてその子は軽く会釈をして去っていった
「………」
そしてアタシも何事もなかったように移動した
「それにしても、あの子…
本当に男なのかしら…?」
ギャリーSIDE終了
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