翡翠の薔薇7
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次の部屋に行くと
ギャ「…何よこれ;」
「レディーズ・ルームだねっ☆」
一応無個性さん達も女性だからここにはおそらく女性しかいない…はず
やたら入り組んだ所にドアがひとつ、真中の辺りにドアが3つ、奥の所にドアが1つ
「どこの部屋から行く?」
ギャ「そうね…どうしましょ」
イ「じゃあ先ずは女の人の絵の数を数えてみようよ」
「…そうだねー、動き出す前に数えておこうかー」
ギャ「ちょっと怖いこと言わないでよっ;」
「いやー、だってこんなに数があるってことは襲う気満々の部屋じゃなぁい?」
というわけで、とりあえずは女性の絵画の数を数えていく
「最初のところに4つあったからパス、こっち調べるか」
ギャ「ここには2つね、」
ギャリーは女性の絵画を相当怖がっているらしい…
そりゃそうか、薔薇引き千切られたもんね
イ「##NAME1##、これ何?」
「んー?これは”吊るされた男”だねー」
ギャ「この絵美術館にあったやつだわ」
「オレもこれ見たー」
そうだったなー…最初に見えたものが確かこいつだったような…
「コイツ中肉中背だな…」
服装をまじまじと上から下へ見ていく
顔に来たとき、目が赤く光り、不気味に弧を描いて笑ってこちらを見つめていた
「ハッ…!?」
驚いて後ろに下がる
イ「どうしたの?」
”イヴ”とギャリーが不思議そうにしている
ふたりは見ていなかったのだろう…
良かった…
「な、なんでもない…」
さっきの顔…あんなに変わっていなかった…
ゲームでは目が光るだけなのに、笑っていた…
一瞬の事なのに脳裏に焼きついて離れない
イ「服に数字が書いてある」
ギャ「あらホント…5629、かしらね」
「吊るされとるから6295だろ」
そしてさっさと数え扉の暗号に入力する
「14ーっと」
ガチャッ
中に入ると花瓶と本と壁に紙
「花瓶じゃー、”イヴ”は薔薇大丈夫?」
イ「うん大丈夫だよっ」
少し萎れてるけど花弁は減っていない、な、よし
「ついでにギャリーは?」
ギャ「ついでにって何よ
アタシも平気よ」
確かにギャリーの薔薇も問題なさそうだけど…
「ちょっと数えさせて」
数えないとぱっと見わからない、羨ましい
「10枚…か、”イヴ”は5枚ねー」
イ「##NAME1##の8枚ある」
ギャ「年齢によって違うのかしら?」
「ギャリー見るからにこの中で最年長だよね、何歳?」
ギャ「21よ」
「23くらいかと思ったわー」
ギャ「そんなに老けて見える?;」
「いや、オレの価値観がおかしいだけ」
ギャ「あー、なるほどね」
「否定しないの?」
ギャ「ところでイヴは何歳なの?」
イ「9歳」
「いやん可愛い(低音」
ギャ「何でわざわざ声低くすんのよ?;
っていうかアンタ女の子なんだからその口調直しなさいよ」
「はぁ?何故?別にいいじゃん面倒くさい」
イ「##NAME1##、お願い」
くっそ…狙ってやがんな、”イヴ”
「………くそっ…、わかったわかった…直すよう努力しますよ…」
ギャ「イヴにはすんなり聞くのね…;」
イ「そういえば##NAME1##って何歳なの?」
「え、あーオレ………、わ、ワタシ…は18歳だn…だよー;」
しゃ、喋りづらい……;
ギャ「…これは苦労するわね;」
「とりあえずは”イヴ”の薔薇活けとくねー」
赤い薔薇を活けて”イヴ”に返す
その頃には”イヴ”は本を持っていた
いつの間に持ってきたんだ、少女よ
イ「##NAME1##これ読んでー」
「ほいほーい」
「はーん、ナニナニ?
”美術館はちょっと不気味な遊園地”
ちょっとどころじゃないけど不気味なのは自覚してるんだねー
”おかしなものがたくさんあるのよ”
おかしくないもの見てない気がするわー
”ここで遊んでいるとあっという間に1日が終わってしまうの”
まあ遊び方人それぞれだ
とっても素敵でしょう?だからあなたもここにいれば?”
ワタシは遊園地嫌いなんだよねー
”大丈夫みんながいるから”
ここの女性はナイスバディーだけど他がマイナス点だよねー
だってさー、わかった”イヴ”?」
イ「##NAME1##って楽しそうに読むねっ」
楽しそうなの?;
どこが?;
本をしまって壁に貼ってある紙を読む
「”作品にはお手を触れぬようお願いいたします
万が一備品や作品に何らかの損害を与えた場合はあなた を持 賠 させ ます”」
ギャ「ところどこと抜けてるわね…」
「えー、ワタシ今までにここの作品殺って来たけど?」
ギャ「そうね…さっきの花の時とか」
「今までに手を2本ほど、絵画を2枚ほど損害与えたけど」
ギャ「それ大丈夫なの?;」
「大丈夫だろ、ただの脅し文句だよ」
部屋を出ると
『シャアアア…』
レッドがいた
「お、レッド久しぶり」
ギャ「げっ、一人動きだしたっ!」
「さあさー急げ急げー
6295っとー」
開いた隣の部屋に素早く入る
ギャ「やっぱり動くのね…;」
「大丈夫か”イヴ”-?無理すんなよ?
逃げるときはお…ワタシが運んでやる」
イ「うん大丈夫だよ」
「よしよしー、…はて、こんな部屋に来たけど何かあるかのー?」
台を移動させるんでしょー?
ワカメ君さっさと動かしてー
イ「誰かいるような感じがする」
「不気味だねー…」
ギャ「この机の位置おかしいわね………いよっと、」
かち、 ガチャ
「どこか開いたね…」
何か増えてるんだっけー?
走るの面倒くさ…