翡翠の薔薇6
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イ「わあ…ホントに大きい木だね」
ただいま木のオブジェの前に来ております
「…ふん、確かに…人の形に見えなくもない…」
ギャ「…何度見ても気味悪いわね」
「案外芸術だと思うんだけど?」
大きな木の後ろに…、ねえ…
後ろに回ってよく見てみると何か光るものがあった
「ギャリー、あれじゃん?」
ギャ「なにかあった?」
隣にやってきた二人に指差して教える
イ「あ、何か光ってるものがあった」
ギャ「え、どこ?」
「そこの枝の上辺り、ギャリー届く?」
見つけたのはいいものの、高い所にあって届かない
ギャ「うーん…あれはアタシでも届かないわ」
うそ、じゃあゲームはどう取ったの?;
あれか?オレが加わった事で色々変わってきちまってるのか?
だから位置が高くなったとか…
有り得そう………
ギャ「どうしましょ…」
イ「私、木登りできるよ」
「だあめ、”イヴ”はスカートだろ?」
ギャ「じゃあアタシが行くわ」
「お前コート引っ掛かるぞ、それにギャリーが登ったらあの枝の所なんか折れそう
オレが行くよ」
ギャ「でもそしたら##NAME1##ばっかり…」
「まだオレ何もしてねえよ、行ってくる」
木に足を引っ掛け登っていく
指輪は上の細い枝の先、折れないか心配だな…
「ギャリー、ここら辺?」
ギャ「もう少し上よー」
あー…もう少し登んなきゃいけないの?
オレあんまり高い所は………
「…高ぇ;(涙」
イ「##NAME1##そこの枝にあるよー」
あぁ、ここか…
「…細くね?;」
この辺りもう枝という枝が頼りない…
慎重に行くか…
「ぃよっと…、あともうちょいなんだけどなー…」
怖えええええぇぇぇぇぇぇ…;
足元の枝もしなってるし、近くの掴んだ枝は柔らかすぎるし…
目の前にあるのにまだ手を伸ばしても距離が足らない…;
「……っ」
あともう少し…
あと1歩だけで………
指輪に指先がかするも取れそうにない
せめて落とすだけでも…
「…よっ、」
カランッ
お、落ちた…
「よし、落としたー、”イヴ”取ってー」
イ「うんっ!」
ギャ「早く降りてきなさい、気をつけてねっ」
「はいよー、…ハア…戻りますk---」
ボキッ
「…なっ!?」
ついに足元の枝が折れた
いきなりの浮遊感に身体が強張る
ギャ「##NAME1##っ!!?」
落ちていく中、枝に掴まろうと手を伸ばすが指を打つだけだった
枝が遠くなる景色を見つめながら後ろから迫っている衝撃に強く目を閉じた
ギャ「…っと!」
抱きとめられる感覚がして目を開けると
「………え///;」
ギャリーの顔が直ぐ近くにありました
ギャ「…危なかったわ;大丈夫##NAME1##?」
え、ちょっと……その三白眼をよく見せないでっ!;
し、心の臓が死ぬっ!///;
「大丈夫何もないので問題ないです///;」
ギャリーの顔が近すぎて見れない…
あぁ…大きな木が植わってるわあー…;
ギャ「………」
「…ギャリー?;」
時間が止まったように全く動かないギャリーを不思議に思えば
ぷにぷに
「・・・・・」
何か、・・・右胸に違和感が?
「………はっ!!?;」
バキッ
ギャ「ぅ゛っ!?;」
気付いた瞬間にアッパーを繰り出していた
「…て、てめっ…!?///;
よくもっ、…このやろうっ!!///;」
ギャ「ご、ごめんなさいねっ…!;
こ、これはっ…別にわざとじゃないのよっ!!///;」
「う、ぅるせえっ弁解してる暇あったらさっさと降ろせっ!!///」
ギャリーに降ろしてもらった所で”イヴ”が駆け寄ってくる
イ「大丈夫##NAME1##、どうしたの?顔真っ赤だよ?」
「大丈夫、何でもないよイヴ」
イヴを撫でながらギャリーを冷たい目で見る
ギャ「ほ、本当にこれは事故だからっ;」
「てめえ絶対わざとだろっ!?」
まだ殴り飛ばしてやりたいが、”イヴ”がいるからな…
「けっ!ワカメなんか置いて行こうイヴ」
ギャ「ちょ、ちょっと待って…;」
「この変態クソワカメが、本当は花弁千切ってるところだ!
命拾いしたなっ!」
最初の所に行く途中、ギャリーは横には並ばせなかった
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