翡翠の薔薇5
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ぱち、ぱちぱち
ギャ「……やっぱり、気持ち悪いわ…」
目玉の集団の前でやっぱりギャリーは止まった
「…リボンとか付けたら可愛くなるんじゃない?」
ギャ「ならないわよっ!;」
ぎゃーぎゃー喚くギャリーを引きずりながら”イヴ”を先頭に突っ込んでいく
「これ、”イヴ”を先頭に立たせるなど大人のすることか、早よ切り替えろよ情けない」
ギャ「ぅっ…;」
充血した目玉の前で”イヴ”は止まり覗き込む
イ「じー・・・」
ついでにオレも覗き込む
「じー・・・」
ぱち…、ぱち、
「「じー・・・」」
ギャ「ちょっと二人とも何してんのよ…?;」
イ「…特に何もしてないよ?」
「…こいつ、かなり立派な黒目してやがんな………羨ましい、恨んでやる」
ギャ「何で恨むのよ…;」
「HEY,ギャリー目薬貸してー」
渡された目薬を垂らす
ぽちゃっ
『・・・・・』
変化なし
ぽちゃっ
イ「・・・・・」
変化なし
ぽちゃっ
ギャ「・・・・・」
変化なし
ぽちゃっ
「・・・・・」
変化なし
「…だあっくそーっ!!!(イラッ」
こうなったらその目に全部受け取れえええええええええええええええええっ!!!!!
ダバダバダバダバダバダバダバダバダバッ
蓋を外し全部かけてやった
ギャ「雑っ!!;」
きゅるるるるるるーーーーーんっ!
全てかけ終えると目玉は充血が治り綺麗な瞳と進化した
イ「あ、治った」
「あはん、マジで?(低音」
ギャ「…いいのかしら;」
白くイキイキとした目をこちらに向けてくる
「調子はどうだ?」
聞いてみるとパチパチと瞬きしかしないが、とても嬉しそうなのは解かる
「絶好調だってさー」
ギャ「アンタ言葉わかんの?」
「カンです」
すると目玉は移動していく
「お、行っちまったよ」
そしてある所で止まり壁を見つめる
「そこに何かあんのー?」
目玉が見つめている壁を調べると隠し扉発見
イ「何か落ちてる」
そう言うなり”イヴ”はさっさと中へ入っていく
「待あああぁってえええええええぇぇぇぇぇぇぇ”イヴ”ううううううううう!」
ギャ「ちょっと…っ!;」
「お前は扉押さえてろクソワカメえええええええええええええぇぇぇぇっ!」
”イヴ”に追いつくと赤色の玉を見せてきた
イ「これ何かな?」
「とりあえずギャリーにも見せようか」
”イヴ”の手を繋いでギャリーの元へ向かう
「ただいマッチョー」
ギャ「もうイヴ、一人で行動したら危ないでしょっ」
出てきた途端にお母さんのお説教だ…
イ「…ごめんなさい」しゅん…
落ち込むとは思っていなかったのか、ギャリーは焦った
こいつ頼りねえ…;
ギャリーはあてにならないから自分が教えてやる
”イヴ”と視線を合わせ優しく撫でる
「ギャリーは心配してくれてたんだよ”イヴ”ー、”イヴ”がオレを心配してくれたようにね」
イ「………」
「ギャリーは怒ってないよ、ただ心配なんだよ
ここって何があるか解からないからさ」
イ「…うん、ごめんなさい…」
「よしよし、次から気をつければいいんだよ、そんな気にすんな」
最後にぎゅーっと抱きしめる
「よし、次行こう、きっとその玉はめんたまくぼんだ蛇の絵に使うんだよ」
”イヴ”の手を繋ぎ歩き出す
ギャ「……##NAME1##、アンタもわかってんでしょうね?」
ギャリーからじと、と見られる
「……………、
うるせえ、勝手に胸の大きさなんか想像しやがったクソ変態ワカメが」
ギャ「………ツンデレってやつかしら?;」
素直じゃないのは確かね…;
白蛇の絵の前にやってきた
イ「うー…っ」
”イヴ”が赤色の玉をはめようとするが身長が届かない
「…カワイッ(きゅんっ
ほれ”イヴ”いっくどー」
一瞬ギャリーに冷たい目で見られた気がしたが気にしない
”イヴ”を抱っこする
イ「えい、」
かぽ、とはめ込む音がした
ガタンッ
イ「わっ!?」
ギャ「…隣の絵が落ちたわね」
”イヴ”を降ろしその絵画を見に行く
「”大きな木の後ろに……”だとさー」
ギャ「大きな木…って、あの部屋かしら」
ギャリーが考え込む
腕を組んで顎に指を当てるとかお前は乙女かこんちくしょう…っ
でも様になってるから羨ましいですよねええええええええええぇぇぇぇぇっ(イラッ
イ「どの部屋?」
「ソファーがあった部屋ー?」
ギャ「そうそう、その部屋の奥に”感情”っていう何か気味の悪い木のオブジェがあったわ」
「気味悪いの?じゃあさっそく行こうじゃないか!!」
一人でテンション上がっているとギャリーに冷たい目で見られた
ギャ「アンタのセンスを疑うわ…」
「キミの妄想も疑わしい」
ギャ「う、うるさいわねっ;
勝手に変態呼ばわりしないでくれる!?」
「ねえー何カップあると思うー?」
ギャ「え、……と…CとかDとかそんな感じじゃ………あ、;」
「この変態めが」にっこり…
ギャ「…は、嵌めたわねっ!?;」
「歯、食いしばれ?」バキボキ…
ギャ「ちょ、ちょっと待って・・・っ!!;
これは、そのっ…!」
「最後に遺す言葉は?」
ギャ「ぎゃああああああああああああああああああああああああっ!!!」
.