【良人とみいひ】灼熱過ぎる太陽
あの日から毎日みいひを尾行してる
定時で上がれるのは公務員の特権だ
むしろ残業は市民の税金を余分に使うことになるから、よろしくない
みいひは、たまにスーパーに寄るくらいで真っ直ぐ家に帰ってる
別れるみたいなこと言ってたから、他に男でもできた?とか思ったりしたけど、違うのかもしれない
じゃあ、なんで・・
とか思考に入ろうとしたところで、みいひが最寄り駅の改札を出ると小さく手を振り、待っていた男に駆け寄るのが見えた
ドキン
心臓が跳ねた
二人は並んで歩き出す
おしゃれでもイケメンでもないどってことない男
誰だよ 元旦那? 多分、違う 元旦那は、みいひと同い年だと言っていた
今みいひの横を歩く男は俺と同じ年くらいに見える
みいひよりも10以上年下だろう
近くない?
見上げながら楽しそうに話すみいひに寄る男にイライラする
二人はスーパーに寄ると野菜や肉などの食材を買った
弁当や惣菜ならまだ許せたが、食材を買って一緒に料理をしようとしてるのか、みいひの料理を食おうとしてるのか、それともみいひに料理を食べさせようとしてるのか、いずれにせよ許せない
そういうのは他人がすることじゃないでしょ
俺とみいひは一緒に料理もするし、みいひの料理は俺が食べる権利あるし、みいひは俺の料理をおいしいおいしいって食べて大好きなんだから
あなたにそれができますか?
とかイライラしてると男が買物袋を持ってる
イラッ 優しい男振って 許せない
みいひが話すのを男は優しい顔でほほ笑みを浮かべながら受け止め何かを返す
程よいテンポで途切れなく話しているのが許せない
俺が話し上手くないからつまんなくなったの?
みいひの家の前に着くと当然そいつも中に入るつもりらしくみいひがバッグから鍵を出すのを持っている
もしかして初めてじゃない?
もう、やったとか?
カッっと頭に血が昇った
「すみません その人、私の彼女なんですけど」
思った以上に低い声が出ると、二人はばっと振り向いて驚いた顔をした
不意に後ろから低く響く声に驚いて振り向くと、良人が立っていた
どういうことかと混乱した
無表情な中に怒りを感じる目
私が亘くんといるから?
でも、何も言わず私の前から消えたのは良人だよね?
怒るっておかしくない?
別れたいけど言えないから消えたんじゃないの?
私だって辛いけど、良人の幸せの為に我慢して忘れようとしてるのに!
なんで・・
いろんな考えが一気に出てきて何も言えずにいると
「今日は帰るね」
と亘くんが気を利かせて言ってきた
なんで急に湧いた良人の為に前から約束してた亘くんが帰らなきゃいけないの?!
勝手な良人に振り回されたくなくてムカついていると、私の返事を待たずに亘くんは、落ち着いたら連絡ちょうだいと言い、来た道を戻って行った
「今日は帰るって何 もう来ないでいいから 連絡もしません」
良人は亘くんの言葉に反論するようにひとり言を言っていた
良人は無視して、亘くんが渡していった買物袋を持って家に入ろうとすると良人も無理やり一緒に入ってきた
「ちょっ、」
抵抗しようとするみいひ
「いいから」
何がいいのかさっぱりわからないことを言いながらみいひを体で押し、後ろ手に鍵を閉める良人
貸してと、みいひの手から買物袋を取ると床に置き、みいひを抱き締めて口付けた
「や、め、」
抵抗しようとするみいひだが、良人の力が強過ぎて抵抗にならない
「あの人とやったの?」
嫉妬に駆られた良人が切な気にみいひを問い詰める
その割に答えを待たずにまた深く口付け、舌でみいひの唇をこじ開け口内を侵す
「みいひの体触っていいのは俺だけでしょ?」
言いながら着衣の上から胸を鷲掴みに揉む
「やだ、痛い、」
みいひは優しさも愛もない凌辱に悲しくなり涙をこぼした
「泣くほど、俺が嫌なの? あの人のことがそんなに好きなの?」
良人もショックを受けた顔をする
「やだ だめ みいひは俺の」
低くく自分に言うように言うと、殊更に舌を入れてみいひの好きな前歯の裏の天井を舌先でくすぐった
「んん、」
みいひから甘いうめきが出て脱力した
「おいで、もっと気持ち良くしてあげる」
みいひの甘い声と体の反応に良人は優しい声になって、みいひをキッチンから奥の部屋の布団に手を引いて連れて行った
みいひを押し倒し、上に乗っかると
「みいひを一番気持ち良くできるのは俺だよ?」
と左耳に囁き鼓膜を侵す
「やだ、やだ、」
みいひは、待たされていたのに一瞬で良人に占領されそうなのが嫌で抵抗する
「やならやめちゃうよ?」
と言いながら良人はみいひの服の中に手を入れ、下着をむいてみいひの大好きな乳首をクリクリと摘まむ
「やぁ!ん、」
みいひは思い切り感じながらも涙を流す
「良人のこと、もう待たない」
「ん? みいひ、俺のこと待ってたの?」
良人はうれしそうに勝ち誇ったように言う
「待ってない」
悔しくて抵抗するみいひ
「待ってたんでしょ、さっき待ってたって言った なんで待ってたの?」
そんなの、好きだからに決まってるのに言わせようとする良人
言いながらも責めの手を緩めず、みいひの乳首の先端の粘膜を太い指先で撫で撫でする
「やぁ!」
気持ち良くて泣いてしまうみいひ
「なんで待ってたの?言いなさい」
「やだ、言わない」
待った時間の分だけ強情になるみいひ
「言わないとやめちゃうよ?」
「・・」
答えないみいひ
「・・じゃあ、終わりね」
思い通りにならないみいひに苛立ち、良人は手を止める
それでもみいひは懇願したりせず、唇を噛んで泣いている
久し振りに会えたのなら、優しい目で見て、会いたかったと言って欲しい、抱くなら、好きだよとか、かわいいよとか言って安心させて欲しい、ただやりたいだけなのかな、と不安のような悲しさのような感情でいっぱいになっていた
良人も、自分といても全然うれしそうじゃないみいひを見てもやもやしていた
会えたなら喜んで欲しいし笑顔でいて欲しいし会いたかったとか好きだとか言ってもいいのに・・
さっきの男とは楽しそうに笑ってたくせに、俺のこと好きじゃないの?
良人は、みいひの心を取り戻すには、というか、好きと思い出してもらうにはみいひを気持ち良くさせるしかないと思った
みいひが忘れてても体が覚えてるはずだ
「みいひ・・」
上にのし掛かって、耳に囁いた
「気持ち良くしてあげる」
耳の中に舌を入れ舐めながら音で愛撫するとみいひは肩をビクッとすくめ眉根を寄せた
その反応をしっかり確認しながら耳への愛撫を続け、左手でみいひの両胸の膨らみを服の上から行ったり来たり優しく撫でた
シャツの上をまあるいみいひの胸の膨らみに沿ってゆっくり撫でていると、まくった下着から出てしまっている乳首が徐々に硬さを増し、手の平に当たり主張してきた
「なんか手に当たってる」
みいひの耳に吐息混じりにささやき、もう片方の胸もまあるく撫でて立っている乳首を手の平に感じて確かめる
「ゃ、ゃらぁ、」
みいひは、愛のないセックスなら辛いだけだと思いながらも、大好きな良人の手で触れられていることで、待っていた分敏感に感じてしまい、抵抗だかあえぎだかわからない抵抗をする
良人は、みいひが感じている反応を見ると、みいひを自分無しじゃいられない体にするという計画の遂行に近付いていると思え、喜びを感じる
みいひを他の人じゃできない気持ち良さでいっぱいにして、二度と自分以外を求めないようにしたい
その一心で良人は、技巧に走る
他と一緒じゃだめだ、普通のセックスじゃだめだ
良人は、みいひの部屋の引き出しに入れておいた文房具売場で買った縄を出し、みいひを縛った
抵抗できないように手首を縛り上げると、みいひは、良人はやはりもう自分のこと思ってはいないんだ、だからやってみたかった欲望をこのように試しているんだ、と思い、悲しくて対抗する気を無くしたまま、ただ涙が溢れた
良人はみいひのシャツのボタンを外し、腕だけシャツを着た状態にすると、ブラジャーのホックを外して胸の上にまくりあげ、露わになった白く丸い乳房を縄で数字の8の字のように縛り上げた
根元から圧迫され張りを増した乳房は妖しさを増し、その頂点の乳首もいつもよりビンと立っている
良人は、おそらくまだ自分以外誰も見たことがない妖しい美しさを自分だけが今見ているのだと優越感に震えた
自分だけのかわいいみいひ
縄の圧迫で立って主張しているかわいい乳首を早く舐めてあげたいと思った
「みいひ、、きれいだよ、、かわいいよ、、」
両方の乳首を交互にペロペロちゅうちゅういっぱいかわいがってあげた
「や、らめ、、良人、、や、あぁん、、」
性欲のおもちゃにされて悲しいのに、敏感な乳首の粘膜はしっかり快感を拾ってしまい、快感に抵抗できなくなるみいひ
「これも入れようね」
良人は小さなピンク色のローターをみいひに見せた後、みいひのオフィス用のパンツを脱がせ、かわいいレースの下着も引っ張り下げて脱がした
俺が見たことない下着
あいつに見せようとしてたなら許せない
悪い子はお仕置きだと思い付き、ローターを膣ではなく肛門に入れた
「やだぁ!」
みいひは、初めての事で泣いてしまった
好きな人にだったらこんなことしないよね?こんなことして嫌われたらどうしようって思ってできないよね?良人は私にどう思われても平気だからこんなことするんだ、と悲しくなった
良人は、ローターを飲み込んだみいひのお尻の穴のすぼまりがかわいくて仕方なく思え、締まって振動で震えているそれを指で撫でた
そして、すぐそこに充血してふっくらと赤く色付いている大陰唇も、そこからはみ出している赤紫と茶色が混ざったような妖しく色付いた小陰唇も、なにもかもがかわいくて仕方がなく、はむっと全体を食べて、ペロペロと舐めた
ビラビラを片方ずつペロペロ舐めたり、硬く尖らせた舌を膣に差し込んで出し入れしたりした
「みいひのここ、かわいい、、 みいひ、気持ちいい?」
夢中になりすぎて、みいひを服従させるまで厳しい態度でいようと思っていたのを忘れ、素直な感情が出てしまう良人
もちろんみいひも気持ちぃと答えてくれると思って疑わなかったが、みいひは全く別の言葉を返した
「こんなの気持ち良くない、、良人のこと好きだけど、良人が好きじゃないなら、体の関係持っても辛くなるだけだから、したくない、、」
「、、」
良人は、こんなに自分がしているのにとムカついた
他の誰にもこんなに手間を掛けたりしない、俺がこんなにするのはみいひだけなのに、なぜそれがわからない?なぜ有り難みがわからない?
「なんでみいひっていつもそうなの? 俺のこと好きなら、好きって言えばいいじゃん 普通、好きだったら体の関係持ったらうれしいんじゃないの? 俺のこと本当は好きじゃないんじゃない?」
俺はみいひと体の関係持つのうれしくて幸せで仕方ないのに、みいひはそうじゃないの?とイラつく良人
「違う! 良人のこと好きだよ でも、体の関係だけなら悲しくなるだけだから、、」
「体の関係だけってなに? みいひ、俺のことそんな風に思ってたの?」
ムッとする良人
「違う 私は良人のこと好きだけど、良人がこんなことするのって、私のこと好きじゃないからなんじゃないかって、 本当に好きな人だったら、こんなことして嫌われたらどうしようって思って、こんなことできないでしょ? 連絡だってちゃんと返すし、引っ越しだって黙ってしないでしょ?!」
「みいひは全然わかってない! 俺、男だから、みいひにすごいとか格好いいとか言って欲しくて、仕事頑張ってたのに、全然みいひにかなわなくて、みいひ、後からきたのに先に班長になっちゃうし 俺だけのみいひでいればいいのに、いつも周りに人がいて楽しそうだし 気持ち良くして俺無しじゃいられない体にしたくて頑張っても、すぐ他の男も寄って来ちゃうし 他の男と一緒にご飯作ろうとしてるし 俺ってなんなの?」
普段マウント取ろうとして、ひた隠しにしてきた格好悪い自分をぶちまけてしまう良人
「、、え? 、、そうだったの? 良人、私のこと、俺のこと好きだから何しても離れないと思ってるからやりたい放題してるんだと思ってた、、」
「違う 後から同じ部署に来て俺が教えてあげてたみいひが俺を抜かして班長になっちゃうから 俺、このままじゃだめだって、転職して年収倍の職場に入って、みいひに尊敬される男になろうとしてるのに みいひは俺じゃなくてもいいんでしょ?」
「、、え、、 そういうこと? 私は良人のこと自分より下とか1回も思ったことないよ 良人、初めて見た日からいつも仕事で誰よりも数こなして頑張ってて、周りの誰にも負けたくなくて一歩も退かなくて、でも、自分より後からきた私とか自分より弱い立場の人には誰にでも優しくて、 私がやりたかったけど空気読んじゃって周りに遠慮して出来なかった生き方を、既に、誰から理解されなくても一人でやってる気高くて意思の強い人だって思った 良人みたいな人なら私の生き方わかってくれるかもしれないって思ったし、良人みたいな人がいるなら私ももっと頑張れるって思った 、、良人、最初から全然私より上だよ、、」
みいひの言葉を真剣に聞いていた良人の心は、枯渇していた承認欲求が急速に満たされ、むくむくと喜びと自信が湧いてきた
人に期待してなくて興味がなくて一線引いている良人が、こんなにもみいひに執着する理由は、良人が今まで付き合った誰からも理解されなかった自分を、唯一みいひが理解して受け入れて愛してくれているからなのだが、当の良人はそれに気付いていない
良人はみいひといると、誰からも理解されなかった自分を理解されて、安心して、もっと頑張れるのだ
「、、みいひ、、」
良人は、愛おし過ぎて、縄で縛られローターを入れられているみいひを抱き締めた
「、、大好き、、」
みいひの首元に顔をうずめて、誰から返事があってもなくても気持ちは変わらないというように、ひとり言のように言った
みいひは、良人が体だけじゃなくて自分を本当に好きでいてくれて、だからこそ独占したくて、気持ち良くさせたくて行き過ぎた事をしてたのだと知り、心が満たされた
「、、良人、最初からずっと大好きだよ、、」
みいひは、首元にある良人の髪にキスした
「みいひ、ちゅうしたい」
良人が首元に埋めていた顔を上げてみいひを見る
いつもマウント取りたがる良人が素直に甘えてきたのがかわいくて、みいひは良人の目に目でほほ笑んで良人に唇を向けた
良人は、小さな子どもみたいに無垢な仕草でみいひの唇に唇を合わせた
みいひは、良人の清らかで柔らかい唇の気が済むまで受け止め、あやすようにちゅっと唇を尖らせ応えた
「ふふっ」
と良人は満足気に笑いながら唇から離れ、深い目でみいひの目を見た
「ふふっ かわいい」
みいひも良人を見て笑う
みいひは、かわいい良人をかわいがりたくて
「良人、縄ほどいて」
と良人に言う
良人は、そうだったと思い出したようにみいひの手首の縄をほどいた
「あ、 赤くなっちゃった、」
みいひの手首にしっかり跡が付き内出血のようにあざが付いてしまったのを反省したように言いながら、みいひの様子をうかがう
「ふふっ 良人なら許す(笑)」
みいひは、自分に嫌われたくなくて様子をうかがっている良人がかわいくて、冗談っぽく許可をおろした
その実、冗談でもなんでもなくて、良人が自分のことを好きならば良人になら何をされても構わないと思うみいひであった
みいひは、起き上がると、縄で縛られた胸をシャツを閉じて隠し、肛門に入れられたローターのスイッチを切って、そこから抜いた
汚かったら恥ずかしいと思いアルコールのウエットティッシュで拭いた
「良人、、」
みいひは、良人に抱き付き押し倒し、上よりも下が少しだけ出ている理知的な唇に唇を合わせ、濡れた舌で割り入り、前歯の裏の天井の粘膜を舌先でくすぐった
良人はゾクゾクと震え、はぁ、と小さな溜め息を漏らす
かわいい
みいひはたまらなくなり、もっと良人を感じさせたくなる
シャツの上から肉厚な胸板をゆっくり撫で、良人の快感神経が起き、もっとと欲しがるのを撫でながら時間を掛けて待った
良人は、切なそうに目を閉じて眉根を寄せ、大きく胸を上下させ呼吸を荒くする
かわいい反応を見て、そろそろかと、みいひは良人の小さな乳首の先のピンクをめがけシャツの上から爪の先でカリカリ掻いた
「、はぅん、」
良人は感じて吐息を漏らす
シャツの下でピンと主張したかわいい粒をシャツの上から唇で包み、舌先でツンツンしてから舐めた
良人はビクビク震え肩をすくめ、みいひにしがみつく
みいひは身動きが取れないその姿勢をほどく為にちゅっと口付けであやしてから、良人から体を離し、寝ている良人を見下ろしながらシャツのボタンを外し、脱がせた
自分よりもっと白いしっとりもっちりとした体を愛しく眺め、胸の粒の先端のピンクを舌先でかわいがる
良人は、はぁはぁと胸で息をして身をよじる
ズボンの上から陰部を手の平で包むと、そこはもう窮屈そうにパンパンに腫れていた
自分のした愛撫で硬く勃起させている良人をみいひは愛しく思い、その愛しさを伝えるようにゆっくり上下にさすった
あうん、と良人は苦しそうに吐息を漏らし、自分ばかり感じているのじゃ格好悪いとでも思ったのか、開かない目を開けてみいひの胸に手を伸ばし乳首を摘まんだ
「らめ、、」
みいひは切なそうに眉根を寄せてすぐに声を漏らした
しかしながら、快感に流されないよう耐えながら、良人のズボンのボタンを外しジッパーをおろした
良人の耳にジッパーの音が期待を高めるように響いた
みいひは、トランクスの布地越しに亀頭のくびれを指でなぞる
「っ、はぁ、」
良人が苦しそうに、我慢しきれない声を漏らす
「もっと、声出していいよ これ噛んでて」
みいひは、良人の口にタオルケットの端を噛ませた
「こうすれば、声出しても聞こえないから恥ずかしくないよ」
良人が声を出しやすいように教えてあげると、ゆっくりとトランクスを引っ張り下げて、期待を焦らすみたいにスローモーションのように陰茎の根元に舌を合わせ、じれったいほど軽い感触でゆっくりとペロペロと舐めた
良人はタオルケット越しに、あうん、ううん、と声を出し悶え、快感をねだるように無意識にみいひの髪に手を入れ自分のモノを押し付け腰をよじらせた
自分の愛撫で卑猥な痴態を見せた良人がかわいくて、みいひは、ゆっくりとペロペロと陰茎を根元から徐々に舐め上げ、亀頭に近付くと、期待を裏切るようにまた根元に戻ってペロペロと舐め上がる
「だめ、 はやく、」
待てなくて苦しくて良人はタオルケット越しにそう言ったように聞こえたが、みいひはわざと逸らして
「ん~?」
と、舐めるのをやめて良人の言葉を聞こうとする振りで顔を上げ良人を見る
良人は苦しそうにタオルケットを噛み、開かない目でみいひを切な気に見た
みいひは、もっと感じさせてあげたくて、引き出しからローションを取ると、ローターにたっぷり纏わせ、良人のかわいいお尻の穴にズブリと入れてスイッチを最弱で入れた
あうん、あうんと良人は一瞬抵抗するように首を振った
「良人、おちんちんの先っちょ舐めて欲しい? 舐めて欲しかったら、ローター我慢しようね 最初は気持ち悪いかもしれないけどすぐに気持ち良くなるからね 良人、おちんちん、先っちょ舐めて欲しい? 言わないとわかんないよ?」
みいひが責め立てると良人は
「ほしい おちんちんなめてほしい」
タオルケット越しにそう懇願したように聞こえた
「良人はエッチな子だ」
みいひは良人を煽るように言葉で辱め、ゆっくりと陰茎の根元に近付き、根元から舐め上げた
ペロペロ ペロペロ
「おいひい よひとのおちんちん、ふとくてかたくて、かわいくて、おいひいよ?」
ペロペロ
「あうぅ、 あぁん!」
じれったい舌は遂に亀頭のくびれに辿り着き、みいひは、亀頭が逃げないように陰茎を持ち固定すると、ちゅっとわざと大きな音を立てて、良人の尿道口から溢れ出ている蜜を吸った
良人は、あうんと声を出しながらビクッと跳ねた
みいひは、感じている良人がかわいくてかわいくて、ペロペロペロペロと次から溢れて止まらない尿道口の蜜を舐めた
「だめ みいひ いっちゃう」
多分、そう言いながら、良人がみいひの頭を押して引き剥がした
「いいよ?いって? いっぱい出して、全部飲んであげる」
せっかく昇り詰めた快感をなぜ引き剥がすのかと、みいひが不思議そうに言うと
「やだ 入れたい みいひの中でいきたい」
良人はタオルケットを取ってみいひの目を切なく見て言う
みいひは、自分と繋がりたがる良人を愛しく思い、騎乗位にまたがりゆっくりと良人の陰茎を膣に埋めた
良人は、濡れてキュンキュンしまった膣壁にゾクゾクと震えながら、みいひの中気持ちいいと吐息混じりに漏らす
もう良人がいくのは時間の問題だろうとみいひは予測し、自分の立った乳首とクリトリスを良人の体にこすり付け、良人のモノを搾り取るように動いた
良人は、みいひの痴態に一層興奮し
「みいひ、おっぱいとクリこすり付けてんの? エッチでかわいい 気持ちいい?」
と、みいひを愛しく見て乳首を摘まんだ
「きゃあん! らめ! よひと、 いっひゃう!」
だらしなく半開きにした口からトロっとよだれを垂らしながら、良人に両乳首をクリクリされ、クリトリスをこすり付け、らめぇん!と跳ねていってしまった
良人は下から腰を数回思い切り突き上げ、膣壁のこすれで一気に射精した
二人の荒い息が部屋に響いて、みいひは良人からローターを抜いたあとモノを入れたまま、くったりと甘えるように良人に胸にもたれた
良人は、甘えたようなみいひをみて、自分が男になれたような気がして満たされた
お互い素直な気持ちが知れた気がして一層好きになった二人であった
灼熱過ぎる太陽 終わり
定時で上がれるのは公務員の特権だ
むしろ残業は市民の税金を余分に使うことになるから、よろしくない
みいひは、たまにスーパーに寄るくらいで真っ直ぐ家に帰ってる
別れるみたいなこと言ってたから、他に男でもできた?とか思ったりしたけど、違うのかもしれない
じゃあ、なんで・・
とか思考に入ろうとしたところで、みいひが最寄り駅の改札を出ると小さく手を振り、待っていた男に駆け寄るのが見えた
ドキン
心臓が跳ねた
二人は並んで歩き出す
おしゃれでもイケメンでもないどってことない男
誰だよ 元旦那? 多分、違う 元旦那は、みいひと同い年だと言っていた
今みいひの横を歩く男は俺と同じ年くらいに見える
みいひよりも10以上年下だろう
近くない?
見上げながら楽しそうに話すみいひに寄る男にイライラする
二人はスーパーに寄ると野菜や肉などの食材を買った
弁当や惣菜ならまだ許せたが、食材を買って一緒に料理をしようとしてるのか、みいひの料理を食おうとしてるのか、それともみいひに料理を食べさせようとしてるのか、いずれにせよ許せない
そういうのは他人がすることじゃないでしょ
俺とみいひは一緒に料理もするし、みいひの料理は俺が食べる権利あるし、みいひは俺の料理をおいしいおいしいって食べて大好きなんだから
あなたにそれができますか?
とかイライラしてると男が買物袋を持ってる
イラッ 優しい男振って 許せない
みいひが話すのを男は優しい顔でほほ笑みを浮かべながら受け止め何かを返す
程よいテンポで途切れなく話しているのが許せない
俺が話し上手くないからつまんなくなったの?
みいひの家の前に着くと当然そいつも中に入るつもりらしくみいひがバッグから鍵を出すのを持っている
もしかして初めてじゃない?
もう、やったとか?
カッっと頭に血が昇った
「すみません その人、私の彼女なんですけど」
思った以上に低い声が出ると、二人はばっと振り向いて驚いた顔をした
不意に後ろから低く響く声に驚いて振り向くと、良人が立っていた
どういうことかと混乱した
無表情な中に怒りを感じる目
私が亘くんといるから?
でも、何も言わず私の前から消えたのは良人だよね?
怒るっておかしくない?
別れたいけど言えないから消えたんじゃないの?
私だって辛いけど、良人の幸せの為に我慢して忘れようとしてるのに!
なんで・・
いろんな考えが一気に出てきて何も言えずにいると
「今日は帰るね」
と亘くんが気を利かせて言ってきた
なんで急に湧いた良人の為に前から約束してた亘くんが帰らなきゃいけないの?!
勝手な良人に振り回されたくなくてムカついていると、私の返事を待たずに亘くんは、落ち着いたら連絡ちょうだいと言い、来た道を戻って行った
「今日は帰るって何 もう来ないでいいから 連絡もしません」
良人は亘くんの言葉に反論するようにひとり言を言っていた
良人は無視して、亘くんが渡していった買物袋を持って家に入ろうとすると良人も無理やり一緒に入ってきた
「ちょっ、」
抵抗しようとするみいひ
「いいから」
何がいいのかさっぱりわからないことを言いながらみいひを体で押し、後ろ手に鍵を閉める良人
貸してと、みいひの手から買物袋を取ると床に置き、みいひを抱き締めて口付けた
「や、め、」
抵抗しようとするみいひだが、良人の力が強過ぎて抵抗にならない
「あの人とやったの?」
嫉妬に駆られた良人が切な気にみいひを問い詰める
その割に答えを待たずにまた深く口付け、舌でみいひの唇をこじ開け口内を侵す
「みいひの体触っていいのは俺だけでしょ?」
言いながら着衣の上から胸を鷲掴みに揉む
「やだ、痛い、」
みいひは優しさも愛もない凌辱に悲しくなり涙をこぼした
「泣くほど、俺が嫌なの? あの人のことがそんなに好きなの?」
良人もショックを受けた顔をする
「やだ だめ みいひは俺の」
低くく自分に言うように言うと、殊更に舌を入れてみいひの好きな前歯の裏の天井を舌先でくすぐった
「んん、」
みいひから甘いうめきが出て脱力した
「おいで、もっと気持ち良くしてあげる」
みいひの甘い声と体の反応に良人は優しい声になって、みいひをキッチンから奥の部屋の布団に手を引いて連れて行った
みいひを押し倒し、上に乗っかると
「みいひを一番気持ち良くできるのは俺だよ?」
と左耳に囁き鼓膜を侵す
「やだ、やだ、」
みいひは、待たされていたのに一瞬で良人に占領されそうなのが嫌で抵抗する
「やならやめちゃうよ?」
と言いながら良人はみいひの服の中に手を入れ、下着をむいてみいひの大好きな乳首をクリクリと摘まむ
「やぁ!ん、」
みいひは思い切り感じながらも涙を流す
「良人のこと、もう待たない」
「ん? みいひ、俺のこと待ってたの?」
良人はうれしそうに勝ち誇ったように言う
「待ってない」
悔しくて抵抗するみいひ
「待ってたんでしょ、さっき待ってたって言った なんで待ってたの?」
そんなの、好きだからに決まってるのに言わせようとする良人
言いながらも責めの手を緩めず、みいひの乳首の先端の粘膜を太い指先で撫で撫でする
「やぁ!」
気持ち良くて泣いてしまうみいひ
「なんで待ってたの?言いなさい」
「やだ、言わない」
待った時間の分だけ強情になるみいひ
「言わないとやめちゃうよ?」
「・・」
答えないみいひ
「・・じゃあ、終わりね」
思い通りにならないみいひに苛立ち、良人は手を止める
それでもみいひは懇願したりせず、唇を噛んで泣いている
久し振りに会えたのなら、優しい目で見て、会いたかったと言って欲しい、抱くなら、好きだよとか、かわいいよとか言って安心させて欲しい、ただやりたいだけなのかな、と不安のような悲しさのような感情でいっぱいになっていた
良人も、自分といても全然うれしそうじゃないみいひを見てもやもやしていた
会えたなら喜んで欲しいし笑顔でいて欲しいし会いたかったとか好きだとか言ってもいいのに・・
さっきの男とは楽しそうに笑ってたくせに、俺のこと好きじゃないの?
良人は、みいひの心を取り戻すには、というか、好きと思い出してもらうにはみいひを気持ち良くさせるしかないと思った
みいひが忘れてても体が覚えてるはずだ
「みいひ・・」
上にのし掛かって、耳に囁いた
「気持ち良くしてあげる」
耳の中に舌を入れ舐めながら音で愛撫するとみいひは肩をビクッとすくめ眉根を寄せた
その反応をしっかり確認しながら耳への愛撫を続け、左手でみいひの両胸の膨らみを服の上から行ったり来たり優しく撫でた
シャツの上をまあるいみいひの胸の膨らみに沿ってゆっくり撫でていると、まくった下着から出てしまっている乳首が徐々に硬さを増し、手の平に当たり主張してきた
「なんか手に当たってる」
みいひの耳に吐息混じりにささやき、もう片方の胸もまあるく撫でて立っている乳首を手の平に感じて確かめる
「ゃ、ゃらぁ、」
みいひは、愛のないセックスなら辛いだけだと思いながらも、大好きな良人の手で触れられていることで、待っていた分敏感に感じてしまい、抵抗だかあえぎだかわからない抵抗をする
良人は、みいひが感じている反応を見ると、みいひを自分無しじゃいられない体にするという計画の遂行に近付いていると思え、喜びを感じる
みいひを他の人じゃできない気持ち良さでいっぱいにして、二度と自分以外を求めないようにしたい
その一心で良人は、技巧に走る
他と一緒じゃだめだ、普通のセックスじゃだめだ
良人は、みいひの部屋の引き出しに入れておいた文房具売場で買った縄を出し、みいひを縛った
抵抗できないように手首を縛り上げると、みいひは、良人はやはりもう自分のこと思ってはいないんだ、だからやってみたかった欲望をこのように試しているんだ、と思い、悲しくて対抗する気を無くしたまま、ただ涙が溢れた
良人はみいひのシャツのボタンを外し、腕だけシャツを着た状態にすると、ブラジャーのホックを外して胸の上にまくりあげ、露わになった白く丸い乳房を縄で数字の8の字のように縛り上げた
根元から圧迫され張りを増した乳房は妖しさを増し、その頂点の乳首もいつもよりビンと立っている
良人は、おそらくまだ自分以外誰も見たことがない妖しい美しさを自分だけが今見ているのだと優越感に震えた
自分だけのかわいいみいひ
縄の圧迫で立って主張しているかわいい乳首を早く舐めてあげたいと思った
「みいひ、、きれいだよ、、かわいいよ、、」
両方の乳首を交互にペロペロちゅうちゅういっぱいかわいがってあげた
「や、らめ、、良人、、や、あぁん、、」
性欲のおもちゃにされて悲しいのに、敏感な乳首の粘膜はしっかり快感を拾ってしまい、快感に抵抗できなくなるみいひ
「これも入れようね」
良人は小さなピンク色のローターをみいひに見せた後、みいひのオフィス用のパンツを脱がせ、かわいいレースの下着も引っ張り下げて脱がした
俺が見たことない下着
あいつに見せようとしてたなら許せない
悪い子はお仕置きだと思い付き、ローターを膣ではなく肛門に入れた
「やだぁ!」
みいひは、初めての事で泣いてしまった
好きな人にだったらこんなことしないよね?こんなことして嫌われたらどうしようって思ってできないよね?良人は私にどう思われても平気だからこんなことするんだ、と悲しくなった
良人は、ローターを飲み込んだみいひのお尻の穴のすぼまりがかわいくて仕方なく思え、締まって振動で震えているそれを指で撫でた
そして、すぐそこに充血してふっくらと赤く色付いている大陰唇も、そこからはみ出している赤紫と茶色が混ざったような妖しく色付いた小陰唇も、なにもかもがかわいくて仕方がなく、はむっと全体を食べて、ペロペロと舐めた
ビラビラを片方ずつペロペロ舐めたり、硬く尖らせた舌を膣に差し込んで出し入れしたりした
「みいひのここ、かわいい、、 みいひ、気持ちいい?」
夢中になりすぎて、みいひを服従させるまで厳しい態度でいようと思っていたのを忘れ、素直な感情が出てしまう良人
もちろんみいひも気持ちぃと答えてくれると思って疑わなかったが、みいひは全く別の言葉を返した
「こんなの気持ち良くない、、良人のこと好きだけど、良人が好きじゃないなら、体の関係持っても辛くなるだけだから、したくない、、」
「、、」
良人は、こんなに自分がしているのにとムカついた
他の誰にもこんなに手間を掛けたりしない、俺がこんなにするのはみいひだけなのに、なぜそれがわからない?なぜ有り難みがわからない?
「なんでみいひっていつもそうなの? 俺のこと好きなら、好きって言えばいいじゃん 普通、好きだったら体の関係持ったらうれしいんじゃないの? 俺のこと本当は好きじゃないんじゃない?」
俺はみいひと体の関係持つのうれしくて幸せで仕方ないのに、みいひはそうじゃないの?とイラつく良人
「違う! 良人のこと好きだよ でも、体の関係だけなら悲しくなるだけだから、、」
「体の関係だけってなに? みいひ、俺のことそんな風に思ってたの?」
ムッとする良人
「違う 私は良人のこと好きだけど、良人がこんなことするのって、私のこと好きじゃないからなんじゃないかって、 本当に好きな人だったら、こんなことして嫌われたらどうしようって思って、こんなことできないでしょ? 連絡だってちゃんと返すし、引っ越しだって黙ってしないでしょ?!」
「みいひは全然わかってない! 俺、男だから、みいひにすごいとか格好いいとか言って欲しくて、仕事頑張ってたのに、全然みいひにかなわなくて、みいひ、後からきたのに先に班長になっちゃうし 俺だけのみいひでいればいいのに、いつも周りに人がいて楽しそうだし 気持ち良くして俺無しじゃいられない体にしたくて頑張っても、すぐ他の男も寄って来ちゃうし 他の男と一緒にご飯作ろうとしてるし 俺ってなんなの?」
普段マウント取ろうとして、ひた隠しにしてきた格好悪い自分をぶちまけてしまう良人
「、、え? 、、そうだったの? 良人、私のこと、俺のこと好きだから何しても離れないと思ってるからやりたい放題してるんだと思ってた、、」
「違う 後から同じ部署に来て俺が教えてあげてたみいひが俺を抜かして班長になっちゃうから 俺、このままじゃだめだって、転職して年収倍の職場に入って、みいひに尊敬される男になろうとしてるのに みいひは俺じゃなくてもいいんでしょ?」
「、、え、、 そういうこと? 私は良人のこと自分より下とか1回も思ったことないよ 良人、初めて見た日からいつも仕事で誰よりも数こなして頑張ってて、周りの誰にも負けたくなくて一歩も退かなくて、でも、自分より後からきた私とか自分より弱い立場の人には誰にでも優しくて、 私がやりたかったけど空気読んじゃって周りに遠慮して出来なかった生き方を、既に、誰から理解されなくても一人でやってる気高くて意思の強い人だって思った 良人みたいな人なら私の生き方わかってくれるかもしれないって思ったし、良人みたいな人がいるなら私ももっと頑張れるって思った 、、良人、最初から全然私より上だよ、、」
みいひの言葉を真剣に聞いていた良人の心は、枯渇していた承認欲求が急速に満たされ、むくむくと喜びと自信が湧いてきた
人に期待してなくて興味がなくて一線引いている良人が、こんなにもみいひに執着する理由は、良人が今まで付き合った誰からも理解されなかった自分を、唯一みいひが理解して受け入れて愛してくれているからなのだが、当の良人はそれに気付いていない
良人はみいひといると、誰からも理解されなかった自分を理解されて、安心して、もっと頑張れるのだ
「、、みいひ、、」
良人は、愛おし過ぎて、縄で縛られローターを入れられているみいひを抱き締めた
「、、大好き、、」
みいひの首元に顔をうずめて、誰から返事があってもなくても気持ちは変わらないというように、ひとり言のように言った
みいひは、良人が体だけじゃなくて自分を本当に好きでいてくれて、だからこそ独占したくて、気持ち良くさせたくて行き過ぎた事をしてたのだと知り、心が満たされた
「、、良人、最初からずっと大好きだよ、、」
みいひは、首元にある良人の髪にキスした
「みいひ、ちゅうしたい」
良人が首元に埋めていた顔を上げてみいひを見る
いつもマウント取りたがる良人が素直に甘えてきたのがかわいくて、みいひは良人の目に目でほほ笑んで良人に唇を向けた
良人は、小さな子どもみたいに無垢な仕草でみいひの唇に唇を合わせた
みいひは、良人の清らかで柔らかい唇の気が済むまで受け止め、あやすようにちゅっと唇を尖らせ応えた
「ふふっ」
と良人は満足気に笑いながら唇から離れ、深い目でみいひの目を見た
「ふふっ かわいい」
みいひも良人を見て笑う
みいひは、かわいい良人をかわいがりたくて
「良人、縄ほどいて」
と良人に言う
良人は、そうだったと思い出したようにみいひの手首の縄をほどいた
「あ、 赤くなっちゃった、」
みいひの手首にしっかり跡が付き内出血のようにあざが付いてしまったのを反省したように言いながら、みいひの様子をうかがう
「ふふっ 良人なら許す(笑)」
みいひは、自分に嫌われたくなくて様子をうかがっている良人がかわいくて、冗談っぽく許可をおろした
その実、冗談でもなんでもなくて、良人が自分のことを好きならば良人になら何をされても構わないと思うみいひであった
みいひは、起き上がると、縄で縛られた胸をシャツを閉じて隠し、肛門に入れられたローターのスイッチを切って、そこから抜いた
汚かったら恥ずかしいと思いアルコールのウエットティッシュで拭いた
「良人、、」
みいひは、良人に抱き付き押し倒し、上よりも下が少しだけ出ている理知的な唇に唇を合わせ、濡れた舌で割り入り、前歯の裏の天井の粘膜を舌先でくすぐった
良人はゾクゾクと震え、はぁ、と小さな溜め息を漏らす
かわいい
みいひはたまらなくなり、もっと良人を感じさせたくなる
シャツの上から肉厚な胸板をゆっくり撫で、良人の快感神経が起き、もっとと欲しがるのを撫でながら時間を掛けて待った
良人は、切なそうに目を閉じて眉根を寄せ、大きく胸を上下させ呼吸を荒くする
かわいい反応を見て、そろそろかと、みいひは良人の小さな乳首の先のピンクをめがけシャツの上から爪の先でカリカリ掻いた
「、はぅん、」
良人は感じて吐息を漏らす
シャツの下でピンと主張したかわいい粒をシャツの上から唇で包み、舌先でツンツンしてから舐めた
良人はビクビク震え肩をすくめ、みいひにしがみつく
みいひは身動きが取れないその姿勢をほどく為にちゅっと口付けであやしてから、良人から体を離し、寝ている良人を見下ろしながらシャツのボタンを外し、脱がせた
自分よりもっと白いしっとりもっちりとした体を愛しく眺め、胸の粒の先端のピンクを舌先でかわいがる
良人は、はぁはぁと胸で息をして身をよじる
ズボンの上から陰部を手の平で包むと、そこはもう窮屈そうにパンパンに腫れていた
自分のした愛撫で硬く勃起させている良人をみいひは愛しく思い、その愛しさを伝えるようにゆっくり上下にさすった
あうん、と良人は苦しそうに吐息を漏らし、自分ばかり感じているのじゃ格好悪いとでも思ったのか、開かない目を開けてみいひの胸に手を伸ばし乳首を摘まんだ
「らめ、、」
みいひは切なそうに眉根を寄せてすぐに声を漏らした
しかしながら、快感に流されないよう耐えながら、良人のズボンのボタンを外しジッパーをおろした
良人の耳にジッパーの音が期待を高めるように響いた
みいひは、トランクスの布地越しに亀頭のくびれを指でなぞる
「っ、はぁ、」
良人が苦しそうに、我慢しきれない声を漏らす
「もっと、声出していいよ これ噛んでて」
みいひは、良人の口にタオルケットの端を噛ませた
「こうすれば、声出しても聞こえないから恥ずかしくないよ」
良人が声を出しやすいように教えてあげると、ゆっくりとトランクスを引っ張り下げて、期待を焦らすみたいにスローモーションのように陰茎の根元に舌を合わせ、じれったいほど軽い感触でゆっくりとペロペロと舐めた
良人はタオルケット越しに、あうん、ううん、と声を出し悶え、快感をねだるように無意識にみいひの髪に手を入れ自分のモノを押し付け腰をよじらせた
自分の愛撫で卑猥な痴態を見せた良人がかわいくて、みいひは、ゆっくりとペロペロと陰茎を根元から徐々に舐め上げ、亀頭に近付くと、期待を裏切るようにまた根元に戻ってペロペロと舐め上がる
「だめ、 はやく、」
待てなくて苦しくて良人はタオルケット越しにそう言ったように聞こえたが、みいひはわざと逸らして
「ん~?」
と、舐めるのをやめて良人の言葉を聞こうとする振りで顔を上げ良人を見る
良人は苦しそうにタオルケットを噛み、開かない目でみいひを切な気に見た
みいひは、もっと感じさせてあげたくて、引き出しからローションを取ると、ローターにたっぷり纏わせ、良人のかわいいお尻の穴にズブリと入れてスイッチを最弱で入れた
あうん、あうんと良人は一瞬抵抗するように首を振った
「良人、おちんちんの先っちょ舐めて欲しい? 舐めて欲しかったら、ローター我慢しようね 最初は気持ち悪いかもしれないけどすぐに気持ち良くなるからね 良人、おちんちん、先っちょ舐めて欲しい? 言わないとわかんないよ?」
みいひが責め立てると良人は
「ほしい おちんちんなめてほしい」
タオルケット越しにそう懇願したように聞こえた
「良人はエッチな子だ」
みいひは良人を煽るように言葉で辱め、ゆっくりと陰茎の根元に近付き、根元から舐め上げた
ペロペロ ペロペロ
「おいひい よひとのおちんちん、ふとくてかたくて、かわいくて、おいひいよ?」
ペロペロ
「あうぅ、 あぁん!」
じれったい舌は遂に亀頭のくびれに辿り着き、みいひは、亀頭が逃げないように陰茎を持ち固定すると、ちゅっとわざと大きな音を立てて、良人の尿道口から溢れ出ている蜜を吸った
良人は、あうんと声を出しながらビクッと跳ねた
みいひは、感じている良人がかわいくてかわいくて、ペロペロペロペロと次から溢れて止まらない尿道口の蜜を舐めた
「だめ みいひ いっちゃう」
多分、そう言いながら、良人がみいひの頭を押して引き剥がした
「いいよ?いって? いっぱい出して、全部飲んであげる」
せっかく昇り詰めた快感をなぜ引き剥がすのかと、みいひが不思議そうに言うと
「やだ 入れたい みいひの中でいきたい」
良人はタオルケットを取ってみいひの目を切なく見て言う
みいひは、自分と繋がりたがる良人を愛しく思い、騎乗位にまたがりゆっくりと良人の陰茎を膣に埋めた
良人は、濡れてキュンキュンしまった膣壁にゾクゾクと震えながら、みいひの中気持ちいいと吐息混じりに漏らす
もう良人がいくのは時間の問題だろうとみいひは予測し、自分の立った乳首とクリトリスを良人の体にこすり付け、良人のモノを搾り取るように動いた
良人は、みいひの痴態に一層興奮し
「みいひ、おっぱいとクリこすり付けてんの? エッチでかわいい 気持ちいい?」
と、みいひを愛しく見て乳首を摘まんだ
「きゃあん! らめ! よひと、 いっひゃう!」
だらしなく半開きにした口からトロっとよだれを垂らしながら、良人に両乳首をクリクリされ、クリトリスをこすり付け、らめぇん!と跳ねていってしまった
良人は下から腰を数回思い切り突き上げ、膣壁のこすれで一気に射精した
二人の荒い息が部屋に響いて、みいひは良人からローターを抜いたあとモノを入れたまま、くったりと甘えるように良人に胸にもたれた
良人は、甘えたようなみいひをみて、自分が男になれたような気がして満たされた
お互い素直な気持ちが知れた気がして一層好きになった二人であった
灼熱過ぎる太陽 終わり
1/1ページ