【良人とみいひ】誓い
職場の隣の班の女性メンバーから、親睦会しましょうと誘われた
正直、脳味噌が男寄りな為、女性と話がほとんど合わない
いつの間にか嫌われてたりするのが面倒臭い
しかし、職場なので断るのも後で仕事に支障出るかもしれない
行くことにして待ち合わせの時間に小洒落た居酒屋で待つも誰も来ない
40分待っても誰も来ないので、帰ろうと思ったが、なら一人で食事して帰ろうと、サワーを飲んで刺身を食べていたら、隣の班の女性メンバーが来た
もう約束の時間から1時間以上経っている
20代女性「あー、やっぱり大谷さん(みいひの名字)ここにいたー」
30代女性「店の名前似てるから間違っちゃったんですよね? いいですよ、大谷さんは悪くないですよ」
60代女性「間違いは誰にでもありますよね?大谷さん」
なんでも、私が待ち合わせの場所間違えてたらしい
みんな別の店で食事しながら私を待って、来ないから、間違えてこっちの店にいるんじゃないかと見に来てくれたらしい
えーー、うっそ、やっちまってるじゃん、あたし
とりあえず、このまま帰るのも大谷さんかわいそ過ぎるからみんな1杯だけ付き合おう?と30代の子が提案し、みんな座った
20代「ところで、大谷さん、近隣支店の営業、宮崎さんと付き合ってるって本当ですか?」
30代「やめなよ、○○ちゃん、失礼だよ~(笑)」
20代「あ、すいませーん(笑) 宮崎さんに失礼ですよね 宮崎さんみたいな成績優秀なイケメンは選び放題だから、付き合えるならだれでもいいとか無作為に付き合うとかじゃないですもんね(笑)」
60代「想像だけで話しても仕方ないですし、直接大谷さんに聞いてみたらいかがですか?」
みいひ「付き合ってないです」
20代女性「ですよね、私なら宮崎さんと付き合うとかレベル高過ぎて無理ですもん 大谷さんみたいに、スッピンみたいなナチュラルメイクじゃ横に並べないです 服も大谷さんみたいに3種類のローテーションじゃ宮崎さんに申し訳なさ過ぎて △△先輩は、いつもメイクきれいですね 服もいつもセンス良いし、素材からして上質感ありますもん」
30代「ありがと デパコスカウンター通ってるからね それに、ある程度年代いくと安い素材の服じゃ恥ずかしいしね」
60代「私なんて母のお下がりばかりで 30年ものですよ(笑)」
30代「良いブランドだから質が良くて、それだけ長持ちするんですよ お下がりじゃなくビンテージですね」
60代「大谷さんも今日の着こなし素敵ですね どこでお買い物されてるんですか?」
みいひ「確か、これはイオンだったかと・・」
60代「あー、やりくり上手ですね 安いものも上手く組み合わせればそう見えないですもんね」
20代「□□さん、安いって(笑) 褒めてない」
60代「いえいえ、今のご時世、物価上がってますからやりくりは大切ですよね?大谷さん」
みいひ「はい いつの時代も節約はしてます 子どもの養育費少しでも多く払いたいんで」
60代「まぁ、ご立派 結婚に失敗されても努力されてて素晴らしい 私なんて、お見合いで選び過ぎて未だ独身貴族ですから」
20代「失敗って(笑) え、大谷さん結婚してたんだ」
30代「なんだぁ、安心しちゃった じゃあ、もう後は養育費払う人生って感じですもんね? 宮崎さんどーのこうの言ってられないですもんね あー、良かった 宮崎さんにも、そう言っておきますね?」
みいひ「や、わざわざ言うことでもないくらいの私事です」
20代「いえいえ、宮崎さん誰にでも優しいですから、大谷さんが勘違いしちゃってもかわいそうなんで、宮崎さんの側でストッパー掛けてあげないと」
60代「あら、もうこんな時間 △△さんの宮崎さんの件は済んだから・・ あとなんでしたっけ? 金井さん?(良人の名字) ○○ちゃんは金井さんのこと聞きたいんだっけ?」
20代「ちょっと、□□さん?! 何わけわかんないこと口走ってるんですか? 高齢者の方はもう寝る時間ですね? 1件目の食事代ごちそうさまでした おつかれさまーー」
60代「そうなの、最近すぐ眠くなっちゃって 今日は楽しかったわ また呼んでね」
30代「はーい ごちそうさまー」
20代「大谷さん、あの人ボケ始めてるみたいなんで気にしないでくださいね」
30代「裏表ないピュアな60代もやばいよね で、大谷さん、金井さんと付き合ってないですよね? まさかですよね、年離れ過ぎてますもんね あんな若い子におばさんが手出すとか有り得ないですもんね おばさんじゃ、子ども産んであげられないから、家庭作ってあげられないし、せっかく優秀な遺伝子でも残してあげることできないから、お相手のご家族も困るでしょうからね 5年経ったらアラ還でしたっけ? 皺くちゃで年の差に愕然として別れるカップルが多いでしょうね、逆年の差は ○○ちゃんは金井さんと丁度良い年齢だよね 付き合っちゃえば?」
20代「えー そうですかぁ バレンタイン渡したんでホワイトデー返ってきたら考えよっかなー」
30代「ホワイトデー楽しみだね いーなー 私も宮崎さんに渡せば良かったのかなー」
20代「そうですよ、大谷さんのこと気にしないで渡せば良かったんですよー」
30代「あ、大谷さん、私たちまだ話あるから、先帰っててください」
みいひ「あ、じゃあ、これサワーと刺身代」
お金を置いて店を後にした
背中で、ちょっと多めに出すとか気遣えないんですかねーとか言ってるのが聞こえた
なんか毒気で疲れて呆然と家に帰った
異常に疲れたから、着替えだけして寝ようとか思ってドアを開けたら、良人がいた
「あ、みいひだぁ お帰り~」
奥の部屋でテレビ流しながらチータラ食べてビール飲んでたようだ
あー、良人いるなら、臭いとまずいからシャワー浴びなきゃ
めんでぃー
とか思いつつ靴脱いで玄関を上がると
「遅かったぁ」
と甘えた声で良人がハグしてこようとした
「オバ臭移るから、くっ付かない方がいいよ」
「いいからぁ ぎゅっしよ?」
あー、仕事で皮被ってる分、我慢した分、反動で甘えん坊になってる面倒な良人だー
「シャワー浴びるから待ってて」
脱衣所に着いて来ていろいろ話そうとする良人を押して一旦部屋に押し込んでシャワーを浴びた
一旦横になったら二度と起き上がれない予感がしたので歯も磨いて、夜中喉が渇いて起きた時用にコップに水を汲んで奥の布団がある部屋に行く
「みいひ、水ありがと」
良人が自分用だと思って受け取って飲んだ
違うんだけど全面的に信頼されてると裏切れない
もう一回キッチンで水を汲んで戻った
「みいひ、遅かったぁ 女子会楽しかった?」
良人が横になった私の横に寝てハグしてくる
普段下ろしてる前髪が重力で落ちておでこが見えてるのがかわいい
「楽しかったよ」
話しても良人が嫌な気持ちになると思ったので、女のゴチャゴチャは話さないでおいた
かわいいつるっとしたおでこが触りたくなって、人差し指でさすさす撫でたら
「なんか、ムラムラするぅ」
とか言ってて(笑)
どこ擦られて欲情してんのよ?(笑)と声を出さずに笑ってしまった
「なに? みいひ、思い出し笑い? やらし」
とかズレたこと言ってる良人がかわいい
「違うよ?(笑) 良人、今日、私、すごく眠くて、ムラムラとか無理だ」
「そっか・・ いいよ、みいひ好きだもん エッチしなくても幸せだもん」
満足そうにほほ笑みながら、耳とも髪ともつかない場所にキスする良人
「ふっ(笑) 良人、私が体だけの関係やだって言ったから、気遣ってくれてんの? ありがと」
「違うよ 思ったことただ言っただけ みいひぃ」
くっ付いておでこを擦り付ける良人
「ありがと」
つやつやのキューティクルの髪を手櫛でよしよしと解いて、かわいい愛情に返事した
「あーー、すごく疲れたーー すぐ寝ちゃうかも」
「いいよ、みいひ寝なよ」
普段、俺様ジャイアンなことが多い良人が、一所懸命、私に優しくしようとしてるのがわかった
かわい
「良人、なんか変わったね 成長したね 優しくなった」
「ふふっ、みいひぃ」
うれしいとは言葉に出さないものの、すごくうれしそうな良人
力の入ってない私の手をもちもちの手で握ってくれた
すごく胸が温かくて安心した
ふと、目が覚めて自分が寝ていたことに気付いた
喉が渇いていて、用意してあった水を飲んだ
良人は布団も掛けずに寝ている
「もう、風邪ひくよ」
布団を掛けたら寒かったようでくるまっていた
無垢な良人の寝顔
まつ毛が長くてきれい
電気を消して真っ暗な中、良人といる為の誓いを立てた
良人が成長できるように話しを聞く
良人が自分の良さに気付くように、ちゃんと言葉で伝える
私が良人といる限り、良人に良い影響を与え続ける
その為にも自分を磨き続ける
輝き続ける
良人がやっぱり若い子がいいってなっても追わない
良人が子ども欲しくなったら、他の子にいっても追わない
自分が良人と一緒にいたい欲より、良人の人生の幸せを優先する
正直、脳味噌が男寄りな為、女性と話がほとんど合わない
いつの間にか嫌われてたりするのが面倒臭い
しかし、職場なので断るのも後で仕事に支障出るかもしれない
行くことにして待ち合わせの時間に小洒落た居酒屋で待つも誰も来ない
40分待っても誰も来ないので、帰ろうと思ったが、なら一人で食事して帰ろうと、サワーを飲んで刺身を食べていたら、隣の班の女性メンバーが来た
もう約束の時間から1時間以上経っている
20代女性「あー、やっぱり大谷さん(みいひの名字)ここにいたー」
30代女性「店の名前似てるから間違っちゃったんですよね? いいですよ、大谷さんは悪くないですよ」
60代女性「間違いは誰にでもありますよね?大谷さん」
なんでも、私が待ち合わせの場所間違えてたらしい
みんな別の店で食事しながら私を待って、来ないから、間違えてこっちの店にいるんじゃないかと見に来てくれたらしい
えーー、うっそ、やっちまってるじゃん、あたし
とりあえず、このまま帰るのも大谷さんかわいそ過ぎるからみんな1杯だけ付き合おう?と30代の子が提案し、みんな座った
20代「ところで、大谷さん、近隣支店の営業、宮崎さんと付き合ってるって本当ですか?」
30代「やめなよ、○○ちゃん、失礼だよ~(笑)」
20代「あ、すいませーん(笑) 宮崎さんに失礼ですよね 宮崎さんみたいな成績優秀なイケメンは選び放題だから、付き合えるならだれでもいいとか無作為に付き合うとかじゃないですもんね(笑)」
60代「想像だけで話しても仕方ないですし、直接大谷さんに聞いてみたらいかがですか?」
みいひ「付き合ってないです」
20代女性「ですよね、私なら宮崎さんと付き合うとかレベル高過ぎて無理ですもん 大谷さんみたいに、スッピンみたいなナチュラルメイクじゃ横に並べないです 服も大谷さんみたいに3種類のローテーションじゃ宮崎さんに申し訳なさ過ぎて △△先輩は、いつもメイクきれいですね 服もいつもセンス良いし、素材からして上質感ありますもん」
30代「ありがと デパコスカウンター通ってるからね それに、ある程度年代いくと安い素材の服じゃ恥ずかしいしね」
60代「私なんて母のお下がりばかりで 30年ものですよ(笑)」
30代「良いブランドだから質が良くて、それだけ長持ちするんですよ お下がりじゃなくビンテージですね」
60代「大谷さんも今日の着こなし素敵ですね どこでお買い物されてるんですか?」
みいひ「確か、これはイオンだったかと・・」
60代「あー、やりくり上手ですね 安いものも上手く組み合わせればそう見えないですもんね」
20代「□□さん、安いって(笑) 褒めてない」
60代「いえいえ、今のご時世、物価上がってますからやりくりは大切ですよね?大谷さん」
みいひ「はい いつの時代も節約はしてます 子どもの養育費少しでも多く払いたいんで」
60代「まぁ、ご立派 結婚に失敗されても努力されてて素晴らしい 私なんて、お見合いで選び過ぎて未だ独身貴族ですから」
20代「失敗って(笑) え、大谷さん結婚してたんだ」
30代「なんだぁ、安心しちゃった じゃあ、もう後は養育費払う人生って感じですもんね? 宮崎さんどーのこうの言ってられないですもんね あー、良かった 宮崎さんにも、そう言っておきますね?」
みいひ「や、わざわざ言うことでもないくらいの私事です」
20代「いえいえ、宮崎さん誰にでも優しいですから、大谷さんが勘違いしちゃってもかわいそうなんで、宮崎さんの側でストッパー掛けてあげないと」
60代「あら、もうこんな時間 △△さんの宮崎さんの件は済んだから・・ あとなんでしたっけ? 金井さん?(良人の名字) ○○ちゃんは金井さんのこと聞きたいんだっけ?」
20代「ちょっと、□□さん?! 何わけわかんないこと口走ってるんですか? 高齢者の方はもう寝る時間ですね? 1件目の食事代ごちそうさまでした おつかれさまーー」
60代「そうなの、最近すぐ眠くなっちゃって 今日は楽しかったわ また呼んでね」
30代「はーい ごちそうさまー」
20代「大谷さん、あの人ボケ始めてるみたいなんで気にしないでくださいね」
30代「裏表ないピュアな60代もやばいよね で、大谷さん、金井さんと付き合ってないですよね? まさかですよね、年離れ過ぎてますもんね あんな若い子におばさんが手出すとか有り得ないですもんね おばさんじゃ、子ども産んであげられないから、家庭作ってあげられないし、せっかく優秀な遺伝子でも残してあげることできないから、お相手のご家族も困るでしょうからね 5年経ったらアラ還でしたっけ? 皺くちゃで年の差に愕然として別れるカップルが多いでしょうね、逆年の差は ○○ちゃんは金井さんと丁度良い年齢だよね 付き合っちゃえば?」
20代「えー そうですかぁ バレンタイン渡したんでホワイトデー返ってきたら考えよっかなー」
30代「ホワイトデー楽しみだね いーなー 私も宮崎さんに渡せば良かったのかなー」
20代「そうですよ、大谷さんのこと気にしないで渡せば良かったんですよー」
30代「あ、大谷さん、私たちまだ話あるから、先帰っててください」
みいひ「あ、じゃあ、これサワーと刺身代」
お金を置いて店を後にした
背中で、ちょっと多めに出すとか気遣えないんですかねーとか言ってるのが聞こえた
なんか毒気で疲れて呆然と家に帰った
異常に疲れたから、着替えだけして寝ようとか思ってドアを開けたら、良人がいた
「あ、みいひだぁ お帰り~」
奥の部屋でテレビ流しながらチータラ食べてビール飲んでたようだ
あー、良人いるなら、臭いとまずいからシャワー浴びなきゃ
めんでぃー
とか思いつつ靴脱いで玄関を上がると
「遅かったぁ」
と甘えた声で良人がハグしてこようとした
「オバ臭移るから、くっ付かない方がいいよ」
「いいからぁ ぎゅっしよ?」
あー、仕事で皮被ってる分、我慢した分、反動で甘えん坊になってる面倒な良人だー
「シャワー浴びるから待ってて」
脱衣所に着いて来ていろいろ話そうとする良人を押して一旦部屋に押し込んでシャワーを浴びた
一旦横になったら二度と起き上がれない予感がしたので歯も磨いて、夜中喉が渇いて起きた時用にコップに水を汲んで奥の布団がある部屋に行く
「みいひ、水ありがと」
良人が自分用だと思って受け取って飲んだ
違うんだけど全面的に信頼されてると裏切れない
もう一回キッチンで水を汲んで戻った
「みいひ、遅かったぁ 女子会楽しかった?」
良人が横になった私の横に寝てハグしてくる
普段下ろしてる前髪が重力で落ちておでこが見えてるのがかわいい
「楽しかったよ」
話しても良人が嫌な気持ちになると思ったので、女のゴチャゴチャは話さないでおいた
かわいいつるっとしたおでこが触りたくなって、人差し指でさすさす撫でたら
「なんか、ムラムラするぅ」
とか言ってて(笑)
どこ擦られて欲情してんのよ?(笑)と声を出さずに笑ってしまった
「なに? みいひ、思い出し笑い? やらし」
とかズレたこと言ってる良人がかわいい
「違うよ?(笑) 良人、今日、私、すごく眠くて、ムラムラとか無理だ」
「そっか・・ いいよ、みいひ好きだもん エッチしなくても幸せだもん」
満足そうにほほ笑みながら、耳とも髪ともつかない場所にキスする良人
「ふっ(笑) 良人、私が体だけの関係やだって言ったから、気遣ってくれてんの? ありがと」
「違うよ 思ったことただ言っただけ みいひぃ」
くっ付いておでこを擦り付ける良人
「ありがと」
つやつやのキューティクルの髪を手櫛でよしよしと解いて、かわいい愛情に返事した
「あーー、すごく疲れたーー すぐ寝ちゃうかも」
「いいよ、みいひ寝なよ」
普段、俺様ジャイアンなことが多い良人が、一所懸命、私に優しくしようとしてるのがわかった
かわい
「良人、なんか変わったね 成長したね 優しくなった」
「ふふっ、みいひぃ」
うれしいとは言葉に出さないものの、すごくうれしそうな良人
力の入ってない私の手をもちもちの手で握ってくれた
すごく胸が温かくて安心した
ふと、目が覚めて自分が寝ていたことに気付いた
喉が渇いていて、用意してあった水を飲んだ
良人は布団も掛けずに寝ている
「もう、風邪ひくよ」
布団を掛けたら寒かったようでくるまっていた
無垢な良人の寝顔
まつ毛が長くてきれい
電気を消して真っ暗な中、良人といる為の誓いを立てた
良人が成長できるように話しを聞く
良人が自分の良さに気付くように、ちゃんと言葉で伝える
私が良人といる限り、良人に良い影響を与え続ける
その為にも自分を磨き続ける
輝き続ける
良人がやっぱり若い子がいいってなっても追わない
良人が子ども欲しくなったら、他の子にいっても追わない
自分が良人と一緒にいたい欲より、良人の人生の幸せを優先する
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