【良人とみいひ】傍若無人な理由
年度末が近付いて、集客活動も追い込みに入る
支店ごとの施策に加えエリアでも合同の周知活動を行うことになり、出来上がったチラシを近隣支店の宮崎が届けに来た
係長と挨拶をそつなく交わし、雑談のような係長の愚痴を聞き、自然と情報収集が行われる
良人は興味なさそうに見向きもせず、デスクのパソコンに向かい本日の日報を入力している
宮崎は、係長にお辞儀をした後、全国成績ランク的にはライバル関係でもある営業猛者に声を掛けられ情報交換をする
全国成績で上位を狙うには単独だけでは難しく顧客情報の交換などの協力も必要になる
宮崎は、さわやかな笑顔で嫌味なく、そのあたりもそつなくこなすタイプだ
きっと、小学生の頃からクラスの人気者だっただろう
みいひが、そんなことを思いながらぼやっと見ていると宮崎は、それに気付いて、目で笑いながら近付いて来る
「はい、大谷さん お土産」
小さな紙袋をみいひのデスクに置く
「あー! グーテのキャラメルサンドじゃないですか こんな高価なもの いいんですか?!」
「はは、そんな喜んでくれるとこっちが得した気分になるけど(笑)」
「だって、宮崎さん、これ食べたことあります? めっちゃおいしいですよ?」
「ありますよ(笑) おいしいですよね こっち支店の近くに路面店あって、結構よくもらうんで、どうぞ」
「ありがとうございます!」
「大谷さん、なんかあったらいつでも連絡くださいね」
宮崎は職場の人の範疇をちょっと逸脱したお茶目なウインクをよこす
俺たち愛し合った仲なんですから?と言ってそうに
「大丈夫です 宮崎さんに頼らないで済むよう自立目指して頑張ってます(笑)」
みいひは、甘えたくなるのを抑えて職場の人のていで言う
付き合ってないのに優しさだけもらってたら悪いもんねと
「大谷さん、いつも真っ直ぐで一所懸命だね」
宮崎がみいひの頭を撫でようとして、あ、俺たちもうそういう関係じゃなかったと気付き手を降ろした
「じゃあね、大谷さん、またっ」
宮崎はさわやかに笑いながら帰って行った
その夜、みいひが家でサスペンス映画を見ていると、ガタッと玄関のドアを引く音がして、
ビクッと肩から跳ねた
ぎょっとして玄関を見るとガチャガチャと鍵を動かす音がして、ガチャンと鍵が開く音がして良人が入って来た
「びっくりしたー」
「何? 彼氏が来てびっくりしなくてもいいでしょ?」
なんとなく虫の居所が悪そう
「それとも、他に誰か来る予定でもあった?」
「ないよ ただ、サスペンス見てた時に音がしたからびっくりしただけ」
「ふ~ん? 宮崎が甘えさせにでも来てくれるんじゃないの?」
「? 宮崎さん? 来ないし」
「今日は来ないんだ? いつ? いつ来るの?」
「いつも何も 来ないよ 宮崎さん、うち知らないし」
「そうなんだ?」
良人が声にうれしさが自然に出ちゃった感じで言う
「俺は、みいひの部屋知ってるしね 合鍵も持ってるし」
口元に笑みを浮かべながら言う
「合鍵は渡した訳じゃないんだけどね(笑)」
鍵交換業者からの合鍵を勝手にせしめたのをまぁいっかと黙認していた良人に甘いみいひ
「宮崎にも鍵渡す?」
「渡さないよ(笑) スペア1個しかないし」
「じゃあ、2個あったら? どーすんの?」
「どーもしないよ 渡さないよ 良人と宮崎さんがバッティングしたりしたらやじゃん(笑)」
「じゃあ、俺が鍵持ってなかったら渡すんだ」
「いや、嘘だよ(笑) 冗談 良人だけだよ(笑)」
「俺だけ?」
良人がちょっと甘えた声で言う
「そうだよ 良人、酔っ払ってるでしょ? スーツしわになるよ お風呂入れば?」
「ごまかした」
「何が」
「話変えたでしょ」
「変えてないよ」
「変えた やっぱり宮崎のことごまかそうとしてるでしょ」
「してないよ もう、良人、酔っ払いで絡み過ぎ 飲み過ぎだよ?」
「だって、みいひが宮崎といちゃいちゃしてるから」
「してないよ、別に」
「宮崎と楽しそうに話してた!」
「いや、普通に話してただけでしょ」
「プレゼントとかもらって喜んでた」
「プレゼントっていうかお菓子ね」
「お菓子だってプレゼントじゃん」
「まぁ、そうだけど」
「ほらぁ! そうじゃん」
「もう! 良人? 面倒くさいよ? 絶対、酔っ払ってるじゃん」
「だって、みいひが他の男と楽しそうに話しるから、なんかイライラして でも、やきもちやくとかかっこ悪い男みたいでやだから、飲んでスッキリしようと思って飲みに行ったんだけど 余計みいひに会いたくなって、みいひんちに来たの! そしたら、みいひ、良人来たんだ、うれしい!とか言えばいいのに、なんで来たのみたいに驚いてるし やっぱ、宮崎と久し振りに会ったら、宮崎の方が大人だしいいなとか思ったのかなって」
「え(かわ)」
「みいひ、俺には甘えないのに宮崎には甘えてたしね ほっとかれたらさびしいです、みたいなこと言ってたじゃん」
「や、あの時は良人が新卒女子職員の高田さんと仲良く話してたから」
「ただ業務連絡してただけだし」
「わかんないじゃん、そんなの」
「また、ごまかした 今はみいひと宮崎のこと話してるのに 俺と他の子の話にすり替えようとして」
「してないよ 良人、はい、水」
「要らない」
「飲んで酔い冷ました方がいいって」
「じゃあ、飲まして」
「え?」
「みいひが飲まして」
甘える良人
「もう、面倒くさい子だなぁ」
みいひがグラスを良人の口に持っていくと良人はグラスの傾きに合わせて首を動かし、コクンと水を飲んだ
「ありがと」
とうれしそうに笑い、みいひに抱き付く
「みいひ、ちゅうしよ」
良人は酔っ払った口でみいひに口付け舌を入れる
「良人、」
みいひは、いつもより熱い良人の舌を受け入れ、幼い動きの舌を受け止めてあやす
「みいひぃ、しゅきだよ?」
言ったあとみいひの顔を見て様子を覗う
「? みいひは? 俺のこと、しゅき?」
「好きだよ」
子どもみたいな良人がかわいくて目でほほ笑みながら答える
「みいひ、お布団行ってえっちしよ?」
断らないよね?と不安気に自分の顔をみている良人がかわいくてみいひは
「そうしよっか」
と柔らかくほほ笑んだ
布団に行くと良人は、スーツも下着も全部脱いで裸で寝転がり
「みいひ、舐めて?」
と甘えた声で言った
いつも自分から攻める良人が初めてしたおねだりに、みいひは驚きながらも、それだけ自分に素直に気持ちを見せてくれているってことかなとうれしくなって
「うん」
と答えて良人を舐めた
「ぁ、 みいひ、 気持ちいい、」
良人は、ビクッと反応してから、甘い声でうわごとのように言いながら、みいひの手を探し恋人つなぎをした
みいひは、良人が性欲だけじゃないよ、みいひのことちゃんと好きだよと見せてくれているという気がして、うれしくなった
「よひと、 しゅきらよ、」
と舐めながら気持ちを伝えた
「あん、 みいひ、 しゅきだよ いっちゃうぅぅ、」
自分より他の男の方がいいのかなと不安だった良人は、みいひが好きじゃなきゃやらないようなことをしながら、気持ちを伝えてくれたのがうれしくて、一気に絶頂を迎えてしまいそうになり、喘ぐ
「みいひ、しゅき、しゅき、大しゅき!」
良人はあごを上げ眉根を寄せ、みいひの手をぎゅっと握った
「よひと、 かわい、 いっぱい気持ち良くなって、 いって、」
みいひが良人の手を握り返して、思い切り吸うと
「みいひ! いくっ!」
ビュクッ!と勢い良く精液を放出させ、ビクンビクンと肩から腰から痙攣させた
良人がしばらく息を整える間、みいひは良人をコクンと飲んで、少し柔らいだ良人をきれいに舐めとりきれいにした
良人は息が落ち着くと、みいひの手を握り、もう片方の手でみいひの髪に手ぐしを入れ、愛おしそうに撫でて
「みいひ、 大好き、」
と言った
みいひは、良人のやきもちと独占欲と甘えがかわいくて
「良人、好きだよ」
と良人のそこにちゅっとキスをした
おしまい
支店ごとの施策に加えエリアでも合同の周知活動を行うことになり、出来上がったチラシを近隣支店の宮崎が届けに来た
係長と挨拶をそつなく交わし、雑談のような係長の愚痴を聞き、自然と情報収集が行われる
良人は興味なさそうに見向きもせず、デスクのパソコンに向かい本日の日報を入力している
宮崎は、係長にお辞儀をした後、全国成績ランク的にはライバル関係でもある営業猛者に声を掛けられ情報交換をする
全国成績で上位を狙うには単独だけでは難しく顧客情報の交換などの協力も必要になる
宮崎は、さわやかな笑顔で嫌味なく、そのあたりもそつなくこなすタイプだ
きっと、小学生の頃からクラスの人気者だっただろう
みいひが、そんなことを思いながらぼやっと見ていると宮崎は、それに気付いて、目で笑いながら近付いて来る
「はい、大谷さん お土産」
小さな紙袋をみいひのデスクに置く
「あー! グーテのキャラメルサンドじゃないですか こんな高価なもの いいんですか?!」
「はは、そんな喜んでくれるとこっちが得した気分になるけど(笑)」
「だって、宮崎さん、これ食べたことあります? めっちゃおいしいですよ?」
「ありますよ(笑) おいしいですよね こっち支店の近くに路面店あって、結構よくもらうんで、どうぞ」
「ありがとうございます!」
「大谷さん、なんかあったらいつでも連絡くださいね」
宮崎は職場の人の範疇をちょっと逸脱したお茶目なウインクをよこす
俺たち愛し合った仲なんですから?と言ってそうに
「大丈夫です 宮崎さんに頼らないで済むよう自立目指して頑張ってます(笑)」
みいひは、甘えたくなるのを抑えて職場の人のていで言う
付き合ってないのに優しさだけもらってたら悪いもんねと
「大谷さん、いつも真っ直ぐで一所懸命だね」
宮崎がみいひの頭を撫でようとして、あ、俺たちもうそういう関係じゃなかったと気付き手を降ろした
「じゃあね、大谷さん、またっ」
宮崎はさわやかに笑いながら帰って行った
その夜、みいひが家でサスペンス映画を見ていると、ガタッと玄関のドアを引く音がして、
ビクッと肩から跳ねた
ぎょっとして玄関を見るとガチャガチャと鍵を動かす音がして、ガチャンと鍵が開く音がして良人が入って来た
「びっくりしたー」
「何? 彼氏が来てびっくりしなくてもいいでしょ?」
なんとなく虫の居所が悪そう
「それとも、他に誰か来る予定でもあった?」
「ないよ ただ、サスペンス見てた時に音がしたからびっくりしただけ」
「ふ~ん? 宮崎が甘えさせにでも来てくれるんじゃないの?」
「? 宮崎さん? 来ないし」
「今日は来ないんだ? いつ? いつ来るの?」
「いつも何も 来ないよ 宮崎さん、うち知らないし」
「そうなんだ?」
良人が声にうれしさが自然に出ちゃった感じで言う
「俺は、みいひの部屋知ってるしね 合鍵も持ってるし」
口元に笑みを浮かべながら言う
「合鍵は渡した訳じゃないんだけどね(笑)」
鍵交換業者からの合鍵を勝手にせしめたのをまぁいっかと黙認していた良人に甘いみいひ
「宮崎にも鍵渡す?」
「渡さないよ(笑) スペア1個しかないし」
「じゃあ、2個あったら? どーすんの?」
「どーもしないよ 渡さないよ 良人と宮崎さんがバッティングしたりしたらやじゃん(笑)」
「じゃあ、俺が鍵持ってなかったら渡すんだ」
「いや、嘘だよ(笑) 冗談 良人だけだよ(笑)」
「俺だけ?」
良人がちょっと甘えた声で言う
「そうだよ 良人、酔っ払ってるでしょ? スーツしわになるよ お風呂入れば?」
「ごまかした」
「何が」
「話変えたでしょ」
「変えてないよ」
「変えた やっぱり宮崎のことごまかそうとしてるでしょ」
「してないよ もう、良人、酔っ払いで絡み過ぎ 飲み過ぎだよ?」
「だって、みいひが宮崎といちゃいちゃしてるから」
「してないよ、別に」
「宮崎と楽しそうに話してた!」
「いや、普通に話してただけでしょ」
「プレゼントとかもらって喜んでた」
「プレゼントっていうかお菓子ね」
「お菓子だってプレゼントじゃん」
「まぁ、そうだけど」
「ほらぁ! そうじゃん」
「もう! 良人? 面倒くさいよ? 絶対、酔っ払ってるじゃん」
「だって、みいひが他の男と楽しそうに話しるから、なんかイライラして でも、やきもちやくとかかっこ悪い男みたいでやだから、飲んでスッキリしようと思って飲みに行ったんだけど 余計みいひに会いたくなって、みいひんちに来たの! そしたら、みいひ、良人来たんだ、うれしい!とか言えばいいのに、なんで来たのみたいに驚いてるし やっぱ、宮崎と久し振りに会ったら、宮崎の方が大人だしいいなとか思ったのかなって」
「え(かわ)」
「みいひ、俺には甘えないのに宮崎には甘えてたしね ほっとかれたらさびしいです、みたいなこと言ってたじゃん」
「や、あの時は良人が新卒女子職員の高田さんと仲良く話してたから」
「ただ業務連絡してただけだし」
「わかんないじゃん、そんなの」
「また、ごまかした 今はみいひと宮崎のこと話してるのに 俺と他の子の話にすり替えようとして」
「してないよ 良人、はい、水」
「要らない」
「飲んで酔い冷ました方がいいって」
「じゃあ、飲まして」
「え?」
「みいひが飲まして」
甘える良人
「もう、面倒くさい子だなぁ」
みいひがグラスを良人の口に持っていくと良人はグラスの傾きに合わせて首を動かし、コクンと水を飲んだ
「ありがと」
とうれしそうに笑い、みいひに抱き付く
「みいひ、ちゅうしよ」
良人は酔っ払った口でみいひに口付け舌を入れる
「良人、」
みいひは、いつもより熱い良人の舌を受け入れ、幼い動きの舌を受け止めてあやす
「みいひぃ、しゅきだよ?」
言ったあとみいひの顔を見て様子を覗う
「? みいひは? 俺のこと、しゅき?」
「好きだよ」
子どもみたいな良人がかわいくて目でほほ笑みながら答える
「みいひ、お布団行ってえっちしよ?」
断らないよね?と不安気に自分の顔をみている良人がかわいくてみいひは
「そうしよっか」
と柔らかくほほ笑んだ
布団に行くと良人は、スーツも下着も全部脱いで裸で寝転がり
「みいひ、舐めて?」
と甘えた声で言った
いつも自分から攻める良人が初めてしたおねだりに、みいひは驚きながらも、それだけ自分に素直に気持ちを見せてくれているってことかなとうれしくなって
「うん」
と答えて良人を舐めた
「ぁ、 みいひ、 気持ちいい、」
良人は、ビクッと反応してから、甘い声でうわごとのように言いながら、みいひの手を探し恋人つなぎをした
みいひは、良人が性欲だけじゃないよ、みいひのことちゃんと好きだよと見せてくれているという気がして、うれしくなった
「よひと、 しゅきらよ、」
と舐めながら気持ちを伝えた
「あん、 みいひ、 しゅきだよ いっちゃうぅぅ、」
自分より他の男の方がいいのかなと不安だった良人は、みいひが好きじゃなきゃやらないようなことをしながら、気持ちを伝えてくれたのがうれしくて、一気に絶頂を迎えてしまいそうになり、喘ぐ
「みいひ、しゅき、しゅき、大しゅき!」
良人はあごを上げ眉根を寄せ、みいひの手をぎゅっと握った
「よひと、 かわい、 いっぱい気持ち良くなって、 いって、」
みいひが良人の手を握り返して、思い切り吸うと
「みいひ! いくっ!」
ビュクッ!と勢い良く精液を放出させ、ビクンビクンと肩から腰から痙攣させた
良人がしばらく息を整える間、みいひは良人をコクンと飲んで、少し柔らいだ良人をきれいに舐めとりきれいにした
良人は息が落ち着くと、みいひの手を握り、もう片方の手でみいひの髪に手ぐしを入れ、愛おしそうに撫でて
「みいひ、 大好き、」
と言った
みいひは、良人のやきもちと独占欲と甘えがかわいくて
「良人、好きだよ」
と良人のそこにちゅっとキスをした
おしまい
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