【良人とみいひ】甘えも好きのしるしか?

良人は最近、とってもお願いが多い


「みいひ、今、俺、友だちと飲んでるんだけど、迎えに来て」

「え、もう、お風呂入ってすっぴんだから無理だよ だいたい、私、車ないから迎えって言ってもタクシーしかないし」

「タクシーで来てよー お金出すからぁ」

「お金あるなら、自分でタクシーで帰って来れるでしょ?」

「帰れる帰れないの問題じゃなくて すっぴんでもいいよ、来て」

「すっぴん、無理だし  準備に30分、行くのに30分は掛かるけど」

「もうちょっとで解散だから、すぐ来て」

「だったら前もって言ってくれれば良かったのに」

「俺が出掛ける時、みいひ、止めなかったじゃん」

「止めないよ 良人が友だちと過ごしたいの邪魔したらいけないじゃん」

「じゃあ、俺も、迎え来てとか言いづらいじゃん えー、良人、友だちと飲むのー、さみしーとか言ってくれれば、じゃあ、一緒に来る?とか言えたのに」

「え? どゆこと・・ 一緒に来て欲しかったの? だったら、むしろ言ってくれたら良かったのに」

「違うー 一緒に行こうって言って行くんじゃなくて 良人、いっちゃうの?って言われて、じゃあ、来ればいいじゃん、って言いたかったの!」

「へ? なんなのそれ? 意味わかんない」

「みいひの馬鹿 わかるじゃん、普通」

「わかんないよ」

「みいひのことみんなに見せたかったの こんな子が俺の彼女だよって自慢したかったの!」

「ちょ、ちょ、ちょ、 それは、無理ある や、お前、こんなおばさんと付き合ってんの?全然うらやましくない・・って思われたら、良人に悪いじゃん」

「もう、来たくないからって、俺の為の振りしないでいいから タクシーで帰るからいい!」

「・・ ちゃんと帰るんだよ 2軒目とか行かない方がいいからね 家、着いたらワンコールちょうだいよ」

ツー ツー 

なんなん!? みいひ! ワンコールとか絶対しないし! 一生心配してろ!


ということがあったり・・


「みいひ、今からうち来て」

「・・もう、寝ようかなと・・」

「いいから来て」

「なんなの? なんか急用?」

「急用」

「どした?」

「みいひに会いたい」

「え、珍しくスウィートじゃん(笑)」

「いつもこうだよ」

「絶対うそじゃん(笑)」

「うそじゃない、いつも会いたいけど我慢して言えなかっただけ」

「え(かっわ)」

「だから来て 俺の言うこと聞けないの?」

「(ムッ)ジャイアンさん? 世界は自分の為に回ってると思ってる系? (なら、ここで甘やかしても為になんないな) 今日はもう寝ましょ? 良人、明日大事な契約ある日だし ね?」 

「もう、いい みいひの馬鹿!」

ツー ツー

馬鹿みいひ 俺のこと好きなら俺のゆうこと聞けるよね? わかった、行くよって言えば、明日仕事だから無理しないで、もう寝よう?って言ったのに! 全然、俺のゆうこと聞かないし! 本当に俺のこと好きなの?


ということがあったり・・


「みいひ、大好きだよ ゴム付けないで入れていい?」

「(え? 良人・・どういう意味?)」

「生で入れたい いいでしょ?」

「(良人、それって、ただの性的好奇心?)」

「みいひと俺は付き合ってるんだしいいよね」

入れようとする良人

「良人 ちょっと待って!」

遮るみいひ

「私、子どもの養育費払ってるって言ったよね? 私にとって子どもはあの子だけだから もう子ども産めないって話したよね? 私、おばさんだけど、まだ生理あるんだよ? おばさんなら生理ないから生でやれるって思ったの?」

「知ってるよ みいひの生理なら みいひより知ってるもん 毎月手帳に付けてるし」

「じゃあ、今日なら妊娠しない日だからとかそういうこと?」

「わかんないけど、 みいひ、本当に俺のこと好きかな?って・・ 好きなら、生でしたいもんでしょ? みいひと直接つながりたい」

「良人、 良人のこと大好きだよ」

「みいひ、 俺も大好きだよ」

うれしそうに笑って、そのまま入れようとする良人

「待って」

「みいひ? 俺のこと受け入れて・・」

切羽詰まった切ない顔をする良人

「みいひ、俺のこと好き?」

「良人・・ 好きだよ」

不安気な良人が愛おしくてほほ笑むと、良人はそれが答えだと理解して、ゴムを付けていない陰茎をゆっくりと埋めた

「っ! はぁん、」

眉根を寄せて甘い吐息を洩らす

「みいひ、 みいひん中、あったかくて、ヌルヌルで、狭くて気持ちい」

良人が恍惚とした声でみいひの耳をくすぐる

「みいひ、 一緒にいこう?」

良人は、ゆっくりとヌチャヌチャと深く抜き差しした

「ん、あ、っはぁ、だめ、気持ち良過ぎて、すぐいっちゃう あ、 みいひ、も、気持ち良くなって、」

良人は快感に溺れそうになりながら必死でみいひの乳首を摘まむ

「ぁん、 良人、 気持ちいよ」

みいひは答えながらも、今回はもう良人の好きにさせてあげようと、自分の快楽はおいておくことにした

「みいひ、 ぁ、 あぁん、 好き、 気持ちい、 ちゅうして、 ぁ、あ、ぁ、あ、あ、あ、あ、あ、あぁん!」

良人は快感でとろけて、みいひに口付けて舌を絡ませながら、甘く喘いで、みいひの中で思い切り吐精してびっくんびっくんと痙攣しながら果ててしまった

はぁはぁと息を荒げる良人を撫でながら、額と背中をタオルケットで拭いてあげた

良人の息が落ち着いて、みいひからおりて天井に向かって目をつむっている髪とおでこの境目に

「おやすみ」

と、アフターピロートークは今日は要らないよという意味でキスを落とした

良人はそのまますーすーと子どもみたいな無垢な寝顔で寝ていたので、みいひはジンジンした性器を自分で愛撫していってしまい

良人、かわいいなぁ、と思い眠りに落ちていった


おしまい☆

1/1ページ
    スキ