【良人とみいひ】バカなさみしさ3
「じゃ、お風呂入ろっと」
良人がソファーから立ち上がる
「いってら(っしゃい)」
見送るみいひ
「いっしょに入るよ」
しれっと当たり前のように言う良人
「え やだよ」
「なんで」
むっとする良人
「はずかしい」
「なんで」
「わかんないけど」
「はずかしくないでしょ みいひ、小学生みたいにおじいちゃんおばあちゃんみたいになりたいんでしょ? じゃあ、一緒に入んなきゃ」
「え、関係なくない?」
「あーる」
「なーい」
「ある」
「ない」
「もう! いいから、入るよ」
良人が服を脱いで裸になった
「見えるところで脱がないでよ」
良人の裸にどきっとして言うみいひ
「早く来てよ? あ、いいや、俺が脱がしてあげる」
良人は裸でみいひの手を引き、バシャバシャと勢いよくお湯を溜めている音がする脱衣所に連れて行くと、兄が弟の服を脱がすような感じでみいひの服を脱がした
ちっともいやらしくない無垢で尊い仕草にみいひはキュンとして
「ありがと」
と裸で言った
良人は満足そうな深い目でみいひを見て
「寒いから入ろっと」
と照れているのを誤魔化して
手桶で陰部を流し湯船に入った
あまりに自然で、みいひもそうしないと余計におかしいような気がして、手桶で陰部を流し湯船に入った
良人との近さにドギマギしてると
「それ取って」
良人がみいひの横にある小袋を指した
「これ?」
みいひが渡すと良人は受け取って、封を切ってお湯にリキッドを垂らした
「入浴剤?」
「バブルバスだよ」
良人がパネルのボタンを押すとジャグジーが勢いよく気泡を吹いた
「良人、誰とここに来たの?」
「? みいひと前、来たじゃん」
「来たけど、その時、お風呂入ってないもん」
「そうだっけ」
「そうだもん」
「なんで、おこってんの?」
「なんで、バブルバスがあるって知ってるの?」
「そんなん、どこにでもあるでしょ いいから みいひ、洗ってあげるから来て」
良人が浮力を利用してみいひを自分の方に引き寄せ、ぱちゃぱちゃと手ですくったお湯をみいひの肩にかける
みいひは、良人の幼い仕草がかわいくて愛しくて、余計にやきもちを妬いてしまう
「他の子にもこうやってあげたんだ?」
「なに? やきもち妬いてんの?(笑)」
「知らない もう、出る」
みいひが立ち上がろうとすると
「みいひ まだ、洗ってないでしょ」
良人が抱き締めて抑え込む
「みいひ、やきもち妬いたの? かわいい」
良人はみいひを包み込みながら、ぬるっとしたお湯をみいひの肌に滑らせ体を優しく洗う
「良人、 良人が他の子洗うのやだ」
「洗わないよ(笑)」
「じゃなくて、前に洗ったのもやだ」
「前もかい(笑) そしたら、俺はみいひと会うまで童貞でいれば良かったの?(笑)」
「うん そうだったら良かった」
「みいひなんて結婚までして子どもいて、宮崎とやって風俗まで呼んでるんだから、全然、俺のこと言えないでしょ」
「女は体は本気じゃないからいいんだよ 男は体は本気だからだめ 良人が誰かと裸でいたのとかやだ」
「めちゃくちゃやん(笑)」
良人は笑うがみいひは真剣な顔で良人にきゅっと抱き付いた
「みいひ、やっと俺に甘えるようになったじゃん」
良人がうれしそうに言う
「頭も洗うよ」
良人が言うとみいひは真っ直ぐな姿勢に直ってされるままにおとなしくして、洗う良人の顔を子どもがお母さんを見るように見ていた
良人は一通り洗うと、みいひに湯船のふちに頭を載せるように言い、自分は湯船の外に出て、シャワーを取り、みいひの頭を流した
目をつむってされるがままにしているみいひがかわいくて仕方ない
「はい 終わり」
と言うと目をぱちっと開けたみいひまでかわいくて仕方ない
「じゃ、もう、上がって髪乾かしてなさい」
デレてんのがバレないよう威厳ある感じで言う
「やだ、良人が洗うの見る」
「意味わかんないこと言ってないで出なさい」
「けち 減るもんじゃなし」
「それ、普通、男が女に言うやつじゃん(笑) みいひのエッチ(笑)」
「私は本気です 良人が洗うのを見ます」
「なんの意思の強さ(笑) やりづらいなー、もー」
とか言いながら良人は、自分の頭も優しく洗って流した
お風呂を出ると良人はバスタオルでみいひの体をポンポンと拭いてバスローブを着せ、自分も拭いてバスローブを着るとみいひの髪をドライヤーで乾かし
「はい、終わり」
と自分の髪も乾かした
みいひが親鳥から学ぶひな鳥みたいに良人を見ていると
「食べるもん選んでて(笑)」
と良人は笑って言った
みいひがソファーでメニューを見ていると良人が冷蔵庫からビールを出しながら
「みいひは? ビール? レモンサワー?」
と聞く
「ジンジャーエール」
「だめ ノンアル禁止」
「なんでよ」
「なんでも(酔った方がエロいことし易いから) はい、どーじょ」
「レモンサワーじゃん(笑)」
「はい、乾杯するよ カンパーイ」
「えー カンパーイ」
結局自分の言うことを聞くみいひに良人は気分を良くした
「みいひ、何頼む?」
「鳥軟骨と枝豆とたこ焼き」
「おじさんじゃん(笑)」
「おじさんちゃうわ 良人は何食べんの?」
「しょうが焼き定食」
「普通で突っ込めないもん注文しないでよ(笑)」
「はは(笑)」
良人は楽しそうに笑った
食べながらビールが進んで良人は酔ってきて
「みいひぃ? みいひ、危ないから、一緒に住む?」
とみいひに聞いてきた
みいひは、社交辞令真に受けて答えるの良くないよねと思い、気ぃ遣ってくれなくて大丈夫だよと答えようとしたが、一瞬勘が働いて、良人はこういうの意外に本気で言ってる時あるんだよなと思い直し
「住みたい」
と良人に合わせるように答えた
「そう言うと思った」
と良人は満足そうに言う
「ご飯は順番に作ろうか?」
「うん そうしよっか(笑)」
良人がかわいくてみいひは、ほほ笑む
「みいひぃ、好きだよ?」
酔っ払って告白する良人
「ふふ(笑) ありがと」
「? みいひは? 告白でありがとうは断りじゃん みいひは? 俺のこと好きじゃないの?」
「ふふ 良人、小学生みたい(笑)」
「ねぇ」
「わかってるよ(笑) 答えればいいんでしょ 好きだよ(笑)」
「なんで、笑うの? 俺がかわいそうだから好きって言ってるだけ?」
「違うよ(笑) なんなの? 良人、かわいー」
「男にかわいーはだめだよ 俺は、かっこ良くなって、みいひを守るの」
「はいはい、ありがと、良人」
「本当だもん」
「かわいーでちゅねー」
「もー」
「あはははは」
みいひは、こんな尊い良人はずっとこのままでいさせてあげたくて、狡さや汚さから自分が守ってあげようと思った
「じゃあ、明日、管理会社に退去の連絡してね」
「明日?」
「明日 だいたい1カ月前に言わないと出れないから早く言わないと」
言質を取って心変わりを言い出せないように固めようとする良人
「あ、そうなんだ 引越屋さん探してからかと思った」
「そんなんじゃ、一生出れないよ」
「一生?(笑)」
「まったく、みいひは」
「良人、酔っ払いだし、もう寝よっか」
「酔っ払いじゃない」
「もう(笑) 面倒くさい」
「面倒くさいとだめなの?」
「はいはい、面倒くさい良人も好きだよ これでいい?(笑)」
「なにそれ、ひどいー」
「もう、歯ぁ磨いて寝るよ」
「はぁーい」
グダグダな良人を引っ張ってソファーから立たせ洗面台に連れて行き、歯ブラシに歯磨き粉を付けて渡した
「歯磨き粉少ない」
いちいち絡みたがる良人
「え、そう? 歯磨き粉って体に悪いっていうから、少ない方がいいかなぁって思ったんだけど?」
「ケチかと思った(笑)」
「こら(笑) ケチだけども(笑)」
「はははは(笑)」
良人が楽しそうなのでみいひも楽しくて、ほほ笑みながら歯を磨いた
歯を磨き終わって、みいひが先導するようにベッドに移動しようとすると、良人はみいひより大きな体をみいひに擦り寄せて、腰を抱いた
みいひは、良人が初めてした行動にどきっとして
「良人、どうしちゃったの?(笑)」
と、うれしいのを誤魔化す為に良人をどうかしちゃった扱いをした
「どうもしない みいひがして欲しいって言ったんじゃん 風俗の男に腰抱かれてエスコートされてるし みいひの彼氏は俺だっちゅうの」
みいひは、顔色変えず腰抱いてエスコートするジェントルより、照れてできないキュートが好きだと思ったけど、独占欲感じて慣れないことしてる良人がかわいくて
「良人、なんか、男みたい(笑)」
と照れ隠しした
「男だし 元々男だし じゃあ、今までなんだと思ってたの?」
「弟?みたいな感じ? わんこ?みたいな感じ?(笑)」
「・・」
良人はむっとしたようで冗談にノってこない
ベッドにみいひを押し倒すと動きを制止するように上に乗っかった
押し返えそうとするみいひの手を恋人つなぎで押さえて上からみいひを見下ろす
重量に沿って落ちた髪が表情を隠し、みいひは良人の感情を読み取れない
「良人、冗談だよ? 怖くしないで」
「みいひ、」
良人はみいひの言葉には応えず、みいひの名前を呼ぶと唇を強く押し付け強引に舌を入れ、みいひの口内を撫で回す
「っ、は、ぁん」
みいひが吐息を漏らすと
「弟とこんなことしないでしょ? 気持ち、い?」
良人は訊きながらも答えは求めておらず、みいひのバスローブを割りはだけさせ内ももの陰部スレスレを撫でる
「んぁ、良人、だめ、変な気分になっちゃう、」
「みいひは、いけない子だ わんこ相手に発情しちゃったの?(笑)」
良人は、そのまま陰部を触って欲しいみいひを逸らすように、バスローブの上から片方の胸を掴み、山のふもとから揺すり、頂点を震わせた
「ら、めぇ、」
アルコールの入ったみいひがいつもより早く羞恥を手放すと、良人はやはりジンジャーエールではなくレモンサワーを飲ませておいて正解だったと答え合わせをした
「だめ? やめる?」
良人は、動きを止めて意地悪く訊く
「やらぁ、」
みいひは、涙を滲ませながら、良人を見て訴える
「弟なんでしょ?わんこなんでしょ? じゃあ、エッチしちゃったらだめだよね みいひがそう言うんだったら、俺も本当はしたいけど我慢しなきゃ」
意地悪く執拗に仕返しする良人
「良人のばかぁ、」
ぐずぐずと抵抗するみいひ
「ばかじゃなくて、ごめんなさい、でしょ? ごめんなさい、良人は弟でもわんこでもありません 良人とえっちしたいです、でしょ?」
言わせようとする良人に、首を振って抵抗するみいひ
「言えないの? じゃあ、わかった」
良人は、枕元に手を伸ばすと
「じゃあ、俺は入れられないから、これね」
と、手に持った電動の張り型のスイッチをカチッと入れる
「やらやら したことないから怖い」
涙目で首を振るみいひ
「初めてなの? 気持ち良くしてあげる」
良人は逆に張り切って、張り型にコンドームを被せ、潤滑剤をオナニーで陰茎をしごくみたいな動きで塗り広げた
見ちゃいけないプライベートを見てしまったような気持ちと、視覚的な扇情で、いけない気持ちと欲しい気持ちがない交ぜになり混乱するみいひ
良人はスイッチを入れ、ウネウネと回転する亀頭をみいひの胸の先端に当てた
「ひ、ゃ、あ、ん!」
思い切り跳ねるみいひ
「気持ちぃ?」
「やらやら、 痛い、 良人のがいい、」
首を振り涙を滲ませながら耐えるみいひ
「俺のがいい? 俺の何がいい?」
良人はわかり切ったことを意地悪くあえて訊き
ウネるそれをみいひのクリトリスに当てた
「だめ! 良人の以外で感じたくない!」
「・・みいひ、 男を惑わす悪い子だ、」
良人は、自分を求めるみいひにうれしさと、こんなことを言うようじゃ、他の男も寄せ付けて仕方ないという末恐ろしさを同時に感じ、振り回されそうなのに耐えながら、
主導権を取り戻すべく、血行で紅く色付いたみいひのかわいいおまんこにツプっと張り型を刺した
「やら、やら、良人じゃない、 固くて、冷たい、」
みいひは、首を振りながら耐える
「俺のより長いから、奥まで届いて気持ちいいかもよ?」
と張り型が止まるまで、みいひを傷付けないようにゆっくり差し込んだ
「!」
奥に先端が到達するとみいひはビクッと跳ねた
良人は、自分では届かないところに張り型が届いて反応したみいひに嫉妬を感じ、こいつに取って変わられたら危険だと思い、張り型をスッと抜いた
「みいひ、俺のおちんちん欲しい?」
良人は、硬く張り詰めてギンギンに起ったそれを握ってみいひに見せた
みいひは涙で目の周りを濡らした顔で良人を見てコクンとうなづいて
「良人がいい」
と言った
良人はみいひの感じる方の左胸の先端に亀頭を当て先走り汁でヌラヌラと愛撫した
「ゃ、 良人の、あったかい、」
「っ、みいひ、乳首ビンビンに起ってて、当たって気持ちいい、」
「良人も気持ちいのうれしい」
「気持ちい、やばい、すぐいっちゃいそう、」
「良人、やっぱり、良人のがいい、あったかくて、かわいくて、愛おしい、」
「みいひ、かわいい クリちゃんも気持ち良くしてあげる」
良人はパンパンに腫れた亀頭をみいひのクリトリスに当てヌルヌルとこする
「や、ぁ、ん!」
みいひは感度良く思い切り感じて、乳首はより一層ビンと起った
「おっぱいも摘まんであげる」
良人は陰茎を持っている手を空ける為に、みいひの膣口に亀頭を当てがい、入口の内部の絡み付く抵抗に快感を感じながら、もっと気持ち良くなりたいと早る気持ちを抑えながら、みいひの大事なそこを傷付けてしまわないように、ゆっくりと腰を進めた
みいひの片脚を手で持って広げ上げて、その分、腰を進めて根元まで入れ
「っ、はぁん、」
気持ち良さで脳味噌がいっぱいになってかわく吐息を漏らす
「良人ぉ、 大好き・・」
みいひが良人をもっちりと抱き締める
「みいひ、 さっきの奥まで届くおちんちんと、俺のおちんちん、どっちがいい?」
「なんでそんなこと訊くの? 訊かなくてもわかるでしょ?」
「わかんないよ? 俺は弟でわんこなんでしょ? 奥まで届くおちんちんの方が気持ちいかもしれないし、 ね?」
「良人の意地悪 良人は、性欲丸出しで男でしかないじゃん(笑)」
「みいひ! 性欲じゃなくて愛情でしょ? 俺のおちんちんで気持ち良くして、もう他の男じゃだめな体にしてあげる!」
良人はそう言うと傷付けない程度に腰を律動させ、みいひの大好きなおっぱいの先っちょを摘まんでくりくり愛撫した
「ひやぁん!らめぇ!いっちゃう!」
みいひは全身にゾクッと鳥肌を立て、一層乳首をビンと硬くした
「気持ちい? みいひ? あ? おちんちんの先っちょにみいひのまんこの奥、当たってる やばい! 気持ちい、気持ちい、気持ちい、いくいくいくいく !」
良人は突然押し寄せた快感の波に飲まれて止められなくなり、いつもより強い律動でいってしまった
良人の全身に力が入り、乳首もきゅっと強めに摘ままれて
「やぁん!」
みいひもいってしまい、
びっくんびっくんと痙攣し良人を占め付けた
「だめ、みいひ、もういってるから、」
良人は、そのまま倒れたいのを耐えてみいひからおとこ根を抜くと、力尽きてみいひの横にダイブした
みいひは、息を荒くしている良人の額の汗をティッシュで拭いて、バスローブを掛け、髪を撫でてあげた
「今の何? なんだったんだろ?」
「もしかしたら、子宮が降りて来たのかな?」
「子宮が降りるって何?」
「よくわかんないけど、長時間繋がってたり、気持ちが満たされるエッチしたりすると、子宮が精子を受け入れやすいように位置が下がることがあるって聞いたことあるよ?」
「そうなんだ 知らなかった」
「私も、多分、初めてなったのかも?」
「他の男にしちゃだめだよ?」
「自分でやった訳じゃないから、そんなのわかんないよ」
「そこは、空気読んで、良人だけだよって言うところでしょ?(笑)」
「あ(笑) 良人だけだよ(笑)」
「もう遅い(笑)」
「あはは(笑)」
「はは(笑)」
二人は、その後もあーだこーだとずっとしゃべって、良人が先に寝落ちして、みいひも後に続いた
翌朝
結局、また、みいひを気持ち良くして他の男じゃだめな体にしようとしたけど、俺の方が気持ち良くなってるだけだし
良人は、リベンジを心に誓うのであった
おしまい☆
良人がソファーから立ち上がる
「いってら(っしゃい)」
見送るみいひ
「いっしょに入るよ」
しれっと当たり前のように言う良人
「え やだよ」
「なんで」
むっとする良人
「はずかしい」
「なんで」
「わかんないけど」
「はずかしくないでしょ みいひ、小学生みたいにおじいちゃんおばあちゃんみたいになりたいんでしょ? じゃあ、一緒に入んなきゃ」
「え、関係なくない?」
「あーる」
「なーい」
「ある」
「ない」
「もう! いいから、入るよ」
良人が服を脱いで裸になった
「見えるところで脱がないでよ」
良人の裸にどきっとして言うみいひ
「早く来てよ? あ、いいや、俺が脱がしてあげる」
良人は裸でみいひの手を引き、バシャバシャと勢いよくお湯を溜めている音がする脱衣所に連れて行くと、兄が弟の服を脱がすような感じでみいひの服を脱がした
ちっともいやらしくない無垢で尊い仕草にみいひはキュンとして
「ありがと」
と裸で言った
良人は満足そうな深い目でみいひを見て
「寒いから入ろっと」
と照れているのを誤魔化して
手桶で陰部を流し湯船に入った
あまりに自然で、みいひもそうしないと余計におかしいような気がして、手桶で陰部を流し湯船に入った
良人との近さにドギマギしてると
「それ取って」
良人がみいひの横にある小袋を指した
「これ?」
みいひが渡すと良人は受け取って、封を切ってお湯にリキッドを垂らした
「入浴剤?」
「バブルバスだよ」
良人がパネルのボタンを押すとジャグジーが勢いよく気泡を吹いた
「良人、誰とここに来たの?」
「? みいひと前、来たじゃん」
「来たけど、その時、お風呂入ってないもん」
「そうだっけ」
「そうだもん」
「なんで、おこってんの?」
「なんで、バブルバスがあるって知ってるの?」
「そんなん、どこにでもあるでしょ いいから みいひ、洗ってあげるから来て」
良人が浮力を利用してみいひを自分の方に引き寄せ、ぱちゃぱちゃと手ですくったお湯をみいひの肩にかける
みいひは、良人の幼い仕草がかわいくて愛しくて、余計にやきもちを妬いてしまう
「他の子にもこうやってあげたんだ?」
「なに? やきもち妬いてんの?(笑)」
「知らない もう、出る」
みいひが立ち上がろうとすると
「みいひ まだ、洗ってないでしょ」
良人が抱き締めて抑え込む
「みいひ、やきもち妬いたの? かわいい」
良人はみいひを包み込みながら、ぬるっとしたお湯をみいひの肌に滑らせ体を優しく洗う
「良人、 良人が他の子洗うのやだ」
「洗わないよ(笑)」
「じゃなくて、前に洗ったのもやだ」
「前もかい(笑) そしたら、俺はみいひと会うまで童貞でいれば良かったの?(笑)」
「うん そうだったら良かった」
「みいひなんて結婚までして子どもいて、宮崎とやって風俗まで呼んでるんだから、全然、俺のこと言えないでしょ」
「女は体は本気じゃないからいいんだよ 男は体は本気だからだめ 良人が誰かと裸でいたのとかやだ」
「めちゃくちゃやん(笑)」
良人は笑うがみいひは真剣な顔で良人にきゅっと抱き付いた
「みいひ、やっと俺に甘えるようになったじゃん」
良人がうれしそうに言う
「頭も洗うよ」
良人が言うとみいひは真っ直ぐな姿勢に直ってされるままにおとなしくして、洗う良人の顔を子どもがお母さんを見るように見ていた
良人は一通り洗うと、みいひに湯船のふちに頭を載せるように言い、自分は湯船の外に出て、シャワーを取り、みいひの頭を流した
目をつむってされるがままにしているみいひがかわいくて仕方ない
「はい 終わり」
と言うと目をぱちっと開けたみいひまでかわいくて仕方ない
「じゃ、もう、上がって髪乾かしてなさい」
デレてんのがバレないよう威厳ある感じで言う
「やだ、良人が洗うの見る」
「意味わかんないこと言ってないで出なさい」
「けち 減るもんじゃなし」
「それ、普通、男が女に言うやつじゃん(笑) みいひのエッチ(笑)」
「私は本気です 良人が洗うのを見ます」
「なんの意思の強さ(笑) やりづらいなー、もー」
とか言いながら良人は、自分の頭も優しく洗って流した
お風呂を出ると良人はバスタオルでみいひの体をポンポンと拭いてバスローブを着せ、自分も拭いてバスローブを着るとみいひの髪をドライヤーで乾かし
「はい、終わり」
と自分の髪も乾かした
みいひが親鳥から学ぶひな鳥みたいに良人を見ていると
「食べるもん選んでて(笑)」
と良人は笑って言った
みいひがソファーでメニューを見ていると良人が冷蔵庫からビールを出しながら
「みいひは? ビール? レモンサワー?」
と聞く
「ジンジャーエール」
「だめ ノンアル禁止」
「なんでよ」
「なんでも(酔った方がエロいことし易いから) はい、どーじょ」
「レモンサワーじゃん(笑)」
「はい、乾杯するよ カンパーイ」
「えー カンパーイ」
結局自分の言うことを聞くみいひに良人は気分を良くした
「みいひ、何頼む?」
「鳥軟骨と枝豆とたこ焼き」
「おじさんじゃん(笑)」
「おじさんちゃうわ 良人は何食べんの?」
「しょうが焼き定食」
「普通で突っ込めないもん注文しないでよ(笑)」
「はは(笑)」
良人は楽しそうに笑った
食べながらビールが進んで良人は酔ってきて
「みいひぃ? みいひ、危ないから、一緒に住む?」
とみいひに聞いてきた
みいひは、社交辞令真に受けて答えるの良くないよねと思い、気ぃ遣ってくれなくて大丈夫だよと答えようとしたが、一瞬勘が働いて、良人はこういうの意外に本気で言ってる時あるんだよなと思い直し
「住みたい」
と良人に合わせるように答えた
「そう言うと思った」
と良人は満足そうに言う
「ご飯は順番に作ろうか?」
「うん そうしよっか(笑)」
良人がかわいくてみいひは、ほほ笑む
「みいひぃ、好きだよ?」
酔っ払って告白する良人
「ふふ(笑) ありがと」
「? みいひは? 告白でありがとうは断りじゃん みいひは? 俺のこと好きじゃないの?」
「ふふ 良人、小学生みたい(笑)」
「ねぇ」
「わかってるよ(笑) 答えればいいんでしょ 好きだよ(笑)」
「なんで、笑うの? 俺がかわいそうだから好きって言ってるだけ?」
「違うよ(笑) なんなの? 良人、かわいー」
「男にかわいーはだめだよ 俺は、かっこ良くなって、みいひを守るの」
「はいはい、ありがと、良人」
「本当だもん」
「かわいーでちゅねー」
「もー」
「あはははは」
みいひは、こんな尊い良人はずっとこのままでいさせてあげたくて、狡さや汚さから自分が守ってあげようと思った
「じゃあ、明日、管理会社に退去の連絡してね」
「明日?」
「明日 だいたい1カ月前に言わないと出れないから早く言わないと」
言質を取って心変わりを言い出せないように固めようとする良人
「あ、そうなんだ 引越屋さん探してからかと思った」
「そんなんじゃ、一生出れないよ」
「一生?(笑)」
「まったく、みいひは」
「良人、酔っ払いだし、もう寝よっか」
「酔っ払いじゃない」
「もう(笑) 面倒くさい」
「面倒くさいとだめなの?」
「はいはい、面倒くさい良人も好きだよ これでいい?(笑)」
「なにそれ、ひどいー」
「もう、歯ぁ磨いて寝るよ」
「はぁーい」
グダグダな良人を引っ張ってソファーから立たせ洗面台に連れて行き、歯ブラシに歯磨き粉を付けて渡した
「歯磨き粉少ない」
いちいち絡みたがる良人
「え、そう? 歯磨き粉って体に悪いっていうから、少ない方がいいかなぁって思ったんだけど?」
「ケチかと思った(笑)」
「こら(笑) ケチだけども(笑)」
「はははは(笑)」
良人が楽しそうなのでみいひも楽しくて、ほほ笑みながら歯を磨いた
歯を磨き終わって、みいひが先導するようにベッドに移動しようとすると、良人はみいひより大きな体をみいひに擦り寄せて、腰を抱いた
みいひは、良人が初めてした行動にどきっとして
「良人、どうしちゃったの?(笑)」
と、うれしいのを誤魔化す為に良人をどうかしちゃった扱いをした
「どうもしない みいひがして欲しいって言ったんじゃん 風俗の男に腰抱かれてエスコートされてるし みいひの彼氏は俺だっちゅうの」
みいひは、顔色変えず腰抱いてエスコートするジェントルより、照れてできないキュートが好きだと思ったけど、独占欲感じて慣れないことしてる良人がかわいくて
「良人、なんか、男みたい(笑)」
と照れ隠しした
「男だし 元々男だし じゃあ、今までなんだと思ってたの?」
「弟?みたいな感じ? わんこ?みたいな感じ?(笑)」
「・・」
良人はむっとしたようで冗談にノってこない
ベッドにみいひを押し倒すと動きを制止するように上に乗っかった
押し返えそうとするみいひの手を恋人つなぎで押さえて上からみいひを見下ろす
重量に沿って落ちた髪が表情を隠し、みいひは良人の感情を読み取れない
「良人、冗談だよ? 怖くしないで」
「みいひ、」
良人はみいひの言葉には応えず、みいひの名前を呼ぶと唇を強く押し付け強引に舌を入れ、みいひの口内を撫で回す
「っ、は、ぁん」
みいひが吐息を漏らすと
「弟とこんなことしないでしょ? 気持ち、い?」
良人は訊きながらも答えは求めておらず、みいひのバスローブを割りはだけさせ内ももの陰部スレスレを撫でる
「んぁ、良人、だめ、変な気分になっちゃう、」
「みいひは、いけない子だ わんこ相手に発情しちゃったの?(笑)」
良人は、そのまま陰部を触って欲しいみいひを逸らすように、バスローブの上から片方の胸を掴み、山のふもとから揺すり、頂点を震わせた
「ら、めぇ、」
アルコールの入ったみいひがいつもより早く羞恥を手放すと、良人はやはりジンジャーエールではなくレモンサワーを飲ませておいて正解だったと答え合わせをした
「だめ? やめる?」
良人は、動きを止めて意地悪く訊く
「やらぁ、」
みいひは、涙を滲ませながら、良人を見て訴える
「弟なんでしょ?わんこなんでしょ? じゃあ、エッチしちゃったらだめだよね みいひがそう言うんだったら、俺も本当はしたいけど我慢しなきゃ」
意地悪く執拗に仕返しする良人
「良人のばかぁ、」
ぐずぐずと抵抗するみいひ
「ばかじゃなくて、ごめんなさい、でしょ? ごめんなさい、良人は弟でもわんこでもありません 良人とえっちしたいです、でしょ?」
言わせようとする良人に、首を振って抵抗するみいひ
「言えないの? じゃあ、わかった」
良人は、枕元に手を伸ばすと
「じゃあ、俺は入れられないから、これね」
と、手に持った電動の張り型のスイッチをカチッと入れる
「やらやら したことないから怖い」
涙目で首を振るみいひ
「初めてなの? 気持ち良くしてあげる」
良人は逆に張り切って、張り型にコンドームを被せ、潤滑剤をオナニーで陰茎をしごくみたいな動きで塗り広げた
見ちゃいけないプライベートを見てしまったような気持ちと、視覚的な扇情で、いけない気持ちと欲しい気持ちがない交ぜになり混乱するみいひ
良人はスイッチを入れ、ウネウネと回転する亀頭をみいひの胸の先端に当てた
「ひ、ゃ、あ、ん!」
思い切り跳ねるみいひ
「気持ちぃ?」
「やらやら、 痛い、 良人のがいい、」
首を振り涙を滲ませながら耐えるみいひ
「俺のがいい? 俺の何がいい?」
良人はわかり切ったことを意地悪くあえて訊き
ウネるそれをみいひのクリトリスに当てた
「だめ! 良人の以外で感じたくない!」
「・・みいひ、 男を惑わす悪い子だ、」
良人は、自分を求めるみいひにうれしさと、こんなことを言うようじゃ、他の男も寄せ付けて仕方ないという末恐ろしさを同時に感じ、振り回されそうなのに耐えながら、
主導権を取り戻すべく、血行で紅く色付いたみいひのかわいいおまんこにツプっと張り型を刺した
「やら、やら、良人じゃない、 固くて、冷たい、」
みいひは、首を振りながら耐える
「俺のより長いから、奥まで届いて気持ちいいかもよ?」
と張り型が止まるまで、みいひを傷付けないようにゆっくり差し込んだ
「!」
奥に先端が到達するとみいひはビクッと跳ねた
良人は、自分では届かないところに張り型が届いて反応したみいひに嫉妬を感じ、こいつに取って変わられたら危険だと思い、張り型をスッと抜いた
「みいひ、俺のおちんちん欲しい?」
良人は、硬く張り詰めてギンギンに起ったそれを握ってみいひに見せた
みいひは涙で目の周りを濡らした顔で良人を見てコクンとうなづいて
「良人がいい」
と言った
良人はみいひの感じる方の左胸の先端に亀頭を当て先走り汁でヌラヌラと愛撫した
「ゃ、 良人の、あったかい、」
「っ、みいひ、乳首ビンビンに起ってて、当たって気持ちいい、」
「良人も気持ちいのうれしい」
「気持ちい、やばい、すぐいっちゃいそう、」
「良人、やっぱり、良人のがいい、あったかくて、かわいくて、愛おしい、」
「みいひ、かわいい クリちゃんも気持ち良くしてあげる」
良人はパンパンに腫れた亀頭をみいひのクリトリスに当てヌルヌルとこする
「や、ぁ、ん!」
みいひは感度良く思い切り感じて、乳首はより一層ビンと起った
「おっぱいも摘まんであげる」
良人は陰茎を持っている手を空ける為に、みいひの膣口に亀頭を当てがい、入口の内部の絡み付く抵抗に快感を感じながら、もっと気持ち良くなりたいと早る気持ちを抑えながら、みいひの大事なそこを傷付けてしまわないように、ゆっくりと腰を進めた
みいひの片脚を手で持って広げ上げて、その分、腰を進めて根元まで入れ
「っ、はぁん、」
気持ち良さで脳味噌がいっぱいになってかわく吐息を漏らす
「良人ぉ、 大好き・・」
みいひが良人をもっちりと抱き締める
「みいひ、 さっきの奥まで届くおちんちんと、俺のおちんちん、どっちがいい?」
「なんでそんなこと訊くの? 訊かなくてもわかるでしょ?」
「わかんないよ? 俺は弟でわんこなんでしょ? 奥まで届くおちんちんの方が気持ちいかもしれないし、 ね?」
「良人の意地悪 良人は、性欲丸出しで男でしかないじゃん(笑)」
「みいひ! 性欲じゃなくて愛情でしょ? 俺のおちんちんで気持ち良くして、もう他の男じゃだめな体にしてあげる!」
良人はそう言うと傷付けない程度に腰を律動させ、みいひの大好きなおっぱいの先っちょを摘まんでくりくり愛撫した
「ひやぁん!らめぇ!いっちゃう!」
みいひは全身にゾクッと鳥肌を立て、一層乳首をビンと硬くした
「気持ちい? みいひ? あ? おちんちんの先っちょにみいひのまんこの奥、当たってる やばい! 気持ちい、気持ちい、気持ちい、いくいくいくいく !」
良人は突然押し寄せた快感の波に飲まれて止められなくなり、いつもより強い律動でいってしまった
良人の全身に力が入り、乳首もきゅっと強めに摘ままれて
「やぁん!」
みいひもいってしまい、
びっくんびっくんと痙攣し良人を占め付けた
「だめ、みいひ、もういってるから、」
良人は、そのまま倒れたいのを耐えてみいひからおとこ根を抜くと、力尽きてみいひの横にダイブした
みいひは、息を荒くしている良人の額の汗をティッシュで拭いて、バスローブを掛け、髪を撫でてあげた
「今の何? なんだったんだろ?」
「もしかしたら、子宮が降りて来たのかな?」
「子宮が降りるって何?」
「よくわかんないけど、長時間繋がってたり、気持ちが満たされるエッチしたりすると、子宮が精子を受け入れやすいように位置が下がることがあるって聞いたことあるよ?」
「そうなんだ 知らなかった」
「私も、多分、初めてなったのかも?」
「他の男にしちゃだめだよ?」
「自分でやった訳じゃないから、そんなのわかんないよ」
「そこは、空気読んで、良人だけだよって言うところでしょ?(笑)」
「あ(笑) 良人だけだよ(笑)」
「もう遅い(笑)」
「あはは(笑)」
「はは(笑)」
二人は、その後もあーだこーだとずっとしゃべって、良人が先に寝落ちして、みいひも後に続いた
翌朝
結局、また、みいひを気持ち良くして他の男じゃだめな体にしようとしたけど、俺の方が気持ち良くなってるだけだし
良人は、リベンジを心に誓うのであった
おしまい☆
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