【ご都合主義シリーズ】超年下彼氏に溺愛される話13
宮崎が本当に良い人だけあって、さすがにみいひも言い出し辛さを感じたが、いつまでも言わないでいられる類のことではないので、なら早い方がいいと思い早速次の日に言うことにした
一回だって、嘘を隠して「仕事終わりました」とかやり取りしたくない
人の優しさをタダでもらうようなことはしたくない
ちょっとお話しがありますとメッセージしたら、回転寿司行く?と返事が来たから胸が痛んだ
ちょっと、あんまりいいお話しじゃなくて・・
と伝えて、定時後に駅前の居酒屋で会うことにした
「ということで、私ごときが宮崎さんみたいな人に言うのが恐縮なんですけど、お付き合いできなくなりました」
「そっかぁ 残念だな 別に俺はサブみたいな感じで、本命の子と会えない時とかの要員でもいいんだけど そういうのもだめなんでしょ?相手の子」
「うーーん 多分・・ そんな感じかもです」
「そっち支店の金井君?」
「あ、、ご存知だったんですか?」
「いや、知らないけど、懇親会の時、みいひちゃんに名刺渡したら、すっごい見られてた気したから あと、一回、約束して会えなかった時”大谷さんは私と今、ホテルにいるんでそちらには行けません”って電話くれた声がなんとなくそうだったかなぁ、って」
「なんかすいません」
「あはは(笑) まぁ、あそこまで勢いある子だと俺も負けちゃうよね みいひちゃんと結婚も楽しそうだなと思ったんだけどね」
「なんていうか、上手く伝わるかわからないですけど、宮崎さんといたら私、多分、甘えて居心地良くてずるずるいって依存して、宮崎さんがいないとだめな弱い人になりそうで、それを自分で止められなそうで怖いんです 宮崎さんの愛情タダでぬくぬくもらうのも自分で許せないし」
「そう? 別にいいけどね 俺、多分、生まれる前からずっと愛情受け続けてるから充電満タンっていうか、欲しい人がいたらわけてあげても別にいいかなって感じなんだけど(笑)」
「もう(笑) また自慢ですか(笑)」
「だから、自慢じゃないって(笑)」
「あはははは(笑) 宮崎さんには、もっと宮崎さんの為になる人が用意されてるんですよ、きっと」
「そうかね? なんか、みいひちゃんに言われると、そうかなって気してくるから不思議だよね おっけ みいひちゃんは、挑戦を選ぶんだね 俺も独立とかしよっかなーー」
「え?いいじゃないですか! 宮崎さんならできますって」
「そう?やっちゃおっかなーー みいひちゃん、電話番で雇われる? あ、だめか金井君に怒られるか(笑)」
「あはははは(笑)」
宮崎さんは、まずは小さく立ち上げて集客できてきたら、年内で退職して独立して、とか早速張り切っていた
一方、良人は、夕(新卒女子職員)から呆れられていた
金井さんってわかりやすいなぁ
また、大谷さんの方、見てるし
大谷さんの何がいいんだろ?
悪い人じゃないけど、特に仕事すごいできるって訳でもないし、
かと言って美人とかいうことでもないし、どっちかっていうとむしろおばさんじゃん
おばさんに夢中になってる金井さんって変わってるよね
おばさん好きな金井さんに好かれたら逆に私も一緒に見られたの?一緒にしないでよ!って言いたくなっちゃうかもなぁ
優しいし無しじゃないんだけど、っていうか結構ありっちゃありなんだけど、女見るセンスがね、ちょっと違うかな~って感じ
今週もご飯食べに来ますか?に既読が付いた切り、ラインもフェードアウトしてしまった
休みの前日の夜、自作の筑前煮と赤飯を保冷バッグで持参した良人は、シャワーを浴びて部屋着になって、大好きなビールをプシッと開けて飲むと
「みいひ、俺たち子ども持たないから、一緒にビジネス初めよ 俺、多分、みいひが”私、子ども産めないから”って俺の為に離れて行ったとしても、他の人と結婚しないと思うんだよね 想像してみたけど想像できなかった 多分、みいひと会う前の俺に戻ってただただ仕事だけしてビール飲んでんだろうなって でも、やっぱり、みいひと出会っちゃったから、もう前のゾンビみたいな生活に戻れないって思った だから、みいひ、俺と会社立ち上げよ そしたら、みいひもさみしくないでしょ? 夫婦が一緒に子どもを育てるみたいに、俺とみいひはビジネスを育てるんだよ どう? これ? 絶対いい考えでしょ」
「え、、」
みいひは、相談みたいにじゃなく報告みたいに決定みたいに話す良人にまた先が思いやられる気がして、ビールをグビッと飲んだが
良人に何が返せるかとかの単独の成長じゃなく、二人で一緒に成長していくっていうのも、それはそれでいいかもしれないと思ったのであった
「うん、良人、やっぱり料理上手だよ この煮物、超おいしい!」
みいひが言うと
「みいひ! 今そういう話じゃないでしょ」
と良人が上から目線でマウント取って言うので、
みいひはそんな良人がかわいいでしかなかった
おしまい
なんか、エロメインで書き始めたけど、作品と共に自分も成長を模索してくような感じになりました
うん、うん、依存は良くない、自立します(笑)
最初から通して読んでくれた方いるんかな?
そんな人気ないからいないかな?
いたらありがとーー
良人のどこが好きとか感想くれたら超嬉しい
次回作でお会いしましょー☆
一回だって、嘘を隠して「仕事終わりました」とかやり取りしたくない
人の優しさをタダでもらうようなことはしたくない
ちょっとお話しがありますとメッセージしたら、回転寿司行く?と返事が来たから胸が痛んだ
ちょっと、あんまりいいお話しじゃなくて・・
と伝えて、定時後に駅前の居酒屋で会うことにした
「ということで、私ごときが宮崎さんみたいな人に言うのが恐縮なんですけど、お付き合いできなくなりました」
「そっかぁ 残念だな 別に俺はサブみたいな感じで、本命の子と会えない時とかの要員でもいいんだけど そういうのもだめなんでしょ?相手の子」
「うーーん 多分・・ そんな感じかもです」
「そっち支店の金井君?」
「あ、、ご存知だったんですか?」
「いや、知らないけど、懇親会の時、みいひちゃんに名刺渡したら、すっごい見られてた気したから あと、一回、約束して会えなかった時”大谷さんは私と今、ホテルにいるんでそちらには行けません”って電話くれた声がなんとなくそうだったかなぁ、って」
「なんかすいません」
「あはは(笑) まぁ、あそこまで勢いある子だと俺も負けちゃうよね みいひちゃんと結婚も楽しそうだなと思ったんだけどね」
「なんていうか、上手く伝わるかわからないですけど、宮崎さんといたら私、多分、甘えて居心地良くてずるずるいって依存して、宮崎さんがいないとだめな弱い人になりそうで、それを自分で止められなそうで怖いんです 宮崎さんの愛情タダでぬくぬくもらうのも自分で許せないし」
「そう? 別にいいけどね 俺、多分、生まれる前からずっと愛情受け続けてるから充電満タンっていうか、欲しい人がいたらわけてあげても別にいいかなって感じなんだけど(笑)」
「もう(笑) また自慢ですか(笑)」
「だから、自慢じゃないって(笑)」
「あはははは(笑) 宮崎さんには、もっと宮崎さんの為になる人が用意されてるんですよ、きっと」
「そうかね? なんか、みいひちゃんに言われると、そうかなって気してくるから不思議だよね おっけ みいひちゃんは、挑戦を選ぶんだね 俺も独立とかしよっかなーー」
「え?いいじゃないですか! 宮崎さんならできますって」
「そう?やっちゃおっかなーー みいひちゃん、電話番で雇われる? あ、だめか金井君に怒られるか(笑)」
「あはははは(笑)」
宮崎さんは、まずは小さく立ち上げて集客できてきたら、年内で退職して独立して、とか早速張り切っていた
一方、良人は、夕(新卒女子職員)から呆れられていた
金井さんってわかりやすいなぁ
また、大谷さんの方、見てるし
大谷さんの何がいいんだろ?
悪い人じゃないけど、特に仕事すごいできるって訳でもないし、
かと言って美人とかいうことでもないし、どっちかっていうとむしろおばさんじゃん
おばさんに夢中になってる金井さんって変わってるよね
おばさん好きな金井さんに好かれたら逆に私も一緒に見られたの?一緒にしないでよ!って言いたくなっちゃうかもなぁ
優しいし無しじゃないんだけど、っていうか結構ありっちゃありなんだけど、女見るセンスがね、ちょっと違うかな~って感じ
今週もご飯食べに来ますか?に既読が付いた切り、ラインもフェードアウトしてしまった
休みの前日の夜、自作の筑前煮と赤飯を保冷バッグで持参した良人は、シャワーを浴びて部屋着になって、大好きなビールをプシッと開けて飲むと
「みいひ、俺たち子ども持たないから、一緒にビジネス初めよ 俺、多分、みいひが”私、子ども産めないから”って俺の為に離れて行ったとしても、他の人と結婚しないと思うんだよね 想像してみたけど想像できなかった 多分、みいひと会う前の俺に戻ってただただ仕事だけしてビール飲んでんだろうなって でも、やっぱり、みいひと出会っちゃったから、もう前のゾンビみたいな生活に戻れないって思った だから、みいひ、俺と会社立ち上げよ そしたら、みいひもさみしくないでしょ? 夫婦が一緒に子どもを育てるみたいに、俺とみいひはビジネスを育てるんだよ どう? これ? 絶対いい考えでしょ」
「え、、」
みいひは、相談みたいにじゃなく報告みたいに決定みたいに話す良人にまた先が思いやられる気がして、ビールをグビッと飲んだが
良人に何が返せるかとかの単独の成長じゃなく、二人で一緒に成長していくっていうのも、それはそれでいいかもしれないと思ったのであった
「うん、良人、やっぱり料理上手だよ この煮物、超おいしい!」
みいひが言うと
「みいひ! 今そういう話じゃないでしょ」
と良人が上から目線でマウント取って言うので、
みいひはそんな良人がかわいいでしかなかった
おしまい
なんか、エロメインで書き始めたけど、作品と共に自分も成長を模索してくような感じになりました
うん、うん、依存は良くない、自立します(笑)
最初から通して読んでくれた方いるんかな?
そんな人気ないからいないかな?
いたらありがとーー
良人のどこが好きとか感想くれたら超嬉しい
次回作でお会いしましょー☆
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