【ご都合主義シリーズ】超年下彼氏に溺愛される話8

休みの前の日

良人の部屋

キッチンではクツクツと言う音と共に醤油が湯気となりなんとも懐かしい気持ちをみいひは感じていた

子どもの頃、まだ自分が守られていて何も疑ってなかった頃、夕方まで外で遊ぶとどこからか夕飯を作るにおいがしてきて、お腹が空いていることに気付き、暗さも相まって余計に家が恋しくなった記憶がふっとかすめた

「良人、すごく安心するみたいな美味しいみたいなにおいがする」

「安心? 料理に対する感想じゃないでしょ(笑) もうすぐ出来るよ」

「わーい」

「ご飯よそって」

「うん♪」

ビールで乾杯して、良人が作った魚の煮付けを食べる

今日は俺が作ったけど、次は教えてあげるからみいひが作るんだよと良人はみいひがなんだかんだ逃げようとしても執こく言う

も~、わかったよーとみいひは子どもみたいに執こい良人に笑う

食事を終えて歯を磨いて布団に入る

良人は自分のベッドに、みいひは同じ部屋の床に敷いた布団に

仕事の話をあーだこーだした後、静かな時間が10秒ほど流れたので、良人はもう寝るのかなとみいひが思っていると、布団が動く音がして、良人がみいひが寝ている布団に入って来た

みいひが「ぎゅ、して」とねだると良人は律儀に「ぎゅ」と言いながら抱き締めてくれたので、みいひはふふっと笑ってしまった

「あ~、なんかクマちゃん系でもっちり抱き心地がい~」

みいひが良人の肉厚な体の抱き心地を堪能していると良人は

「クマちゃんかい(笑)」

とマジレスで突っ込んだ

「みいひ みいひは俺のことどう思ってるの?」

良人がみいひに抱かれながら、近過ぎて見づらい顔を見ようと首を引いてみいひの顔を見る

「え? (そら、好きだけど この前言ったじゃん)」

「言わないとわかんないよ?」

「え (はずいじゃん 好きだよとか、若い子みたいに言えないし)」

「(みいひ、本当に俺のこと好きなのかな? 俺、こんなに誰かのことでずっと考えたり、仕事集中できなかったりすんの初めてなのに みいひは、なんか余裕に見える もしかして、俺だけこんなに好きなのかな、、) 早くー、言ってよ」

「え、っと 良人はいつも一所懸命で、すごいなって思うよ?」

「、、 そいうんじゃなくて」

「(論点誤魔化したのバレた? でも、本当にそう思うし そういう姿見て好きになったんだよなぁ)」

「(俺のこと、そんなに好きじゃないのかな? 宮崎のエロじじいとホテル行ってたし) ねぇ、なんで宮崎とホテル行ったの?」

「えっと、それは、、 (良人と高田さんに嫉妬して 良人のこと考えないで済むように逸らそうとして、、)」

「おじさん(←宮崎のこと)もこうやって抱いたの? ねぇ、あいつにキスさせたの?」

「、、 (なんか話が良くない方向に流れちゃってるなぁ)」

「みいひと初めてした時、みいひが泣いちゃったから、他に好きな人いるのかなって、好きじゃないやつにキスされたらやなのかなって、俺、キスするの我慢したんだよ? なのに、みいひはおじさんにキスさせたの?」

良人は腹立たしいという口調で不満を申し立てる

「あれは、キスされるのがいやだったんじゃなくて、良人の方が年下だから年上の私が、今、この起きようとしてることを止めなくちゃいけないのに、起きようとしてることがうれしくて止められなくて、でも良人の為に良人の気持ち受け入れてあげられないのが辛くて それで知らずに涙が出ちゃったの」

「そうだったんだ 俺にキスされそうになっていやで泣いたのかと思った」

「違うよ ここで止まれなかったら、きっとこの先も止まれないままいっちゃうような気がして、二つの間で板挟みになって混乱してたの」

「止まんなくていいよ」

「でも、私と付き合っても良人の為にならないから」

「なにそれ?」

良人は怒ったような硬い声で言う

「、、(良人に説明しても多分わかんないんだろうな)」

「みいひ、、」

良人は、言葉で説明できない分、体で伝えようとみいひに熱く口付け濡れた舌を絡ませた

「よ、しと、、ん、」

感じやすいみいひは、すぐにとろけたような声を出す

「みいひ えっち」

そんなみいひがたまらなくかわいくて良人はうれしそうに言う

「ゃ、だ、ちがうもん」

「ん~?」

良人はみいひの敏感な舌の先を舌の先でチロチロとくすぐる

「ゃぁ、、良人ぉ、、」

「そうだよ、みいひ みいひを一番気持ち良くできるのは俺だよ? もう他の男に触らせちゃだめだよ?」

良人はみいひの部屋着のお腹のところからすすすっと手を入れて、肌の上を滑らせながら胸に辿り着き、みいひの片胸をゆっくりと揉んだ

「っ! ぅ、ぅん、、」

「おじさんに胸どうやって触られたの? 俺の方がみいひのこと気持ち良くしてあげられるよ? どこ触って欲しい?」

良人はやわやわといやらしく胸を揉むだけで、みいひの大好きな胸の先端には触れてくれない

みいひは早く触って欲しくて、余計に胸もあそこも敏感になっていくのがわかった

「、、そんなこと、恥ずかしくて言えないよぉ」

「だめだよ、みいひ 触って欲しいでしょ?」

「ぅぅん、良人に、触って欲しい」

「みいひ、俺の指好きだもんね?」

「良人ぉ、良人の指好きぃ」

みいひはとろけた目で良人の目を見る

良人は自分の存在でとろけてるみいひがかわいくて、また舌を絡めた

「よ、ひ、とぉ」

みいひは良人の舌に一所懸命応えながら、とろけてよだれを垂らす

「垂れちゃってるよ?」

良人はうれしそうにティッシュで拭いてあげた

「みいひの気持ちいいとこどこ?」

良人が訊くとみいひは、自分の胸の先を指さす

良人がそこを見ると、そこは服の上からでもわかるくらい、触ってと主張するように起っていた

「もう起っちゃってるね?」

良人がうれしそうに、そこを指先でツンとしるすと

「ぁぁん!」

みいひがビクッと跳ねた

「めちゃくちゃ敏感じゃん」

みいひは目をつぶって真っ赤な顔で、違う違うと首を振る

良人はみいひの部屋着をまくりあげてスポブラに浮いてる突起の先端を指先でザラザラとこすった

「ぁ、」

みいひが苦しそうに喘ぐ

「舐めたらもっと気持ちぃよ?」

良人はスポブラを上にまくり上げてしまい、みいひの両胸を露わにした

みいひのそこはもうこれ以上はないという程に硬く起って主張していた

そして、その先端は粘膜のように薄紅色をして良人を誘っている

良人は乳輪ごと口に含み、先端の粘膜を舌先でチロチロと舐めた

「ゃ、あ、ん! らめ、 あ、ぁあ、ん」

待っていた快感が与えられて、我慢も忘れてしまったように喘ぐみいひ

「気持ちぃ?」

訊かなくてもわかっていることをあえて訊く良人

舐めると硬く起って舌から逃げる乳首をコロコロとねぶり

「よ、しと、ぁ、らめ、あ、あ、」

みいひの喘ぎを聞きながら、舐めている方とは逆の乳首を摘まんで先端をクリクリと揉んだ

「ゃぁ! いっちゃう、いっちゃう、」

みいひが感じ過ぎておかしくなったように声を上げる

「いっちゃうの? 気持ちぃ? 下は触らなくていいの?」

良人がみいひの部屋着のズボンと下着に手を入れると、そこはおもらしでもしたのかと思う程びしょびしょに濡れていた

「うわ すご」

良人が言うのを聞いてみいひは、そんなに濡れてしまっていた自分が恥ずかしくなった

「ゃだ、はずかしい、、」

「はずかしくないよ、みいひのここがこんなに濡れてんのは、男のものを受け入れる為の準備なんだから 入れて欲しいんでしょ?」

良人がズボンと下着を脱いで太く硬い屹立を握り、みいひに触らせた

熱にうなされたように朦朧とした意識の中で触れたそれは、熱く硬く先端からダラダラと先走りが垂れていた

「良人も濡れてる、、」

「濡れちゃった みいひに入れる為だよ」

良人は濡れた亀頭でみいひのクリトリスをヌルヌルといじめた

「ぁぁん! あん、あん、 気持ちぃ、らめ、らめ、」

おかしくなったようにシーツを掴みいやいやと首を振るみいひ

「みいひ、ゃ、ばい、すぐいっちゃいそう、」

良人も、動きを止めないとすぐいっちゃって、みいひを他の男より気持ち良くできないと思いながらも、体が勝手に快感を追ってしまい、気持ち良過ぎて止められず

腰を押し進めると二人分の濡れでヌルっと奥まで入ってしまい

「やばい、、 み、い、ひ 気持ちぃ みいひも気持ちぃ?」

切な気に確認すると

「よ、し、と、気持ちぃ、おっぱい触って」

我慢も羞恥もどこへやら、みいひはおねだりしてしまい

「みいひ、、」

みいひが甘えてくれたのがうれしくて良人が両乳首をクリクリしてあげると

「んー!」

みいひは唇を噛んで声を我慢しながら、ビクビクッ!とあそこを収縮させてイってしまった

その締め付けで良人も

「っ!」

ビクッと背中を反らせて思い切り陰部を痙攣させイってしまった

ビュク!ビュク!ビュク!っと良人は精液が出るのを感じながらみいひの上に甘えるようにもたれた

みいひは、甘い痺れを胸にあそこに感じながら、かわいい良人の汗をかいた髪をよしよしと梳かして撫でてあげたあと、まだ息の整わないその肉厚な体をもっちりと抱いて愛しい感触を味わった


あれ?結局、みいひを感じさせるとか言って、俺の方が気持ち良くなってるだけ?

だめ、今、眠くて考えらんない


良人は、みいひが自分を甘えさせるように包んでくれているのを感じながら、吐精の後の眠さに耐えられずみいひの腕の中で眠りに落ちていった


終わり

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