【ご都合主義シリーズ】超年下彼氏に溺愛される話6
良人(よしと)とみいひが付き合う前の話
ある休日前の夜
そこそこの居酒屋で、みいひと良人が勤めている職場の支部会が行われていた
それぞれの支店でキャッチした顧客も、住所地より勤務先付近での対応を希望したり、エリアの違う実家の親や地元の友だちを顧客として紹介したり、引っ越した先でのサービスの継続を要望することもあり、支店同士で顧客のトレードのようなことも必要となってくるので、横の繋がりも大切だよねという意味での親睦会だ
とはいえ、そこまでコミュニケーション大好きというタイプでもない職員は支店で座っている席を動こうとせず、どうしても身内で偏りがちではあり、みいひと良人と新卒女子社員は、なんとなく取り残された感じで片隅で飲んでいた
みいひ「多分、席と皿の数のバランスからすると、今、目の前にあるこの唐揚げって3人分じゃなさそうなんだけど、誰も来ないし食べちゃってもいいのかな?」
良人「さぁ?わかんないけど、営業覇者も社内政治上昇志向組もあっちでパワーゲームで盛り上がってそうだし、いいんじゃないすか」
みいひ「じゃ、レモン掛けていい?」
新卒女子社員「どうぞ」
良人「私は、食べないんで、どっちでも」
新卒女子社員「あ、私も、さっき1個食べたんで、もういいです」
みいひ「え・・、私だけがっついてんじゃん(汗)」
新卒女子社員「金井さん(良人の名字)、小食ですね?」
良人「今、ダイエットしてるから」
新卒女子社員「そうなんですね あ~、私もやんなきゃ~ 働き出してから2キロ太っちゃいました~」
良人「そうなの? 全然、細いけど」
新卒女子社員「いや、絶対、やばいです」
みいひ「や、2キロはトイレ行ったら減るし、誤差のうちでしょー 若いんだから、まだ体作ってる時期なんだから、ちゃんと食べなきゃー」
新卒女子社員「でも、お気に入りのスカート、きつくなってたんですよ、やばいですよ(涙)」
みいひ「いやいや、これから出産とかするかもしれないんだから、骨貯金しとかないと」
良人「若い子は、まだおしゃれとかしたいし、かわいくなりたいし、かっこ良くなってモテたいんですよ ねぇ~?高田さん?(新卒女子社員の名字)」
新卒女子社員「あはは、はは(苦笑い) (そうだけど、角立つから、同意できないじゃん)」
みいひ「いや、若い子にもあえて、おばちゃんは言わせてもらう! ダイエットとか駄目よ それで、おばちゃん貧血になって治らないで、今、鉄分サプリとか飲んで金掛かってるんだから」
良人「じゃあ、大谷さん(みいひの名字)も若い頃はダイエットしてたんじゃん 自分だけして、人にはさせないって矛盾してるじゃん」
みいひ「え、なんか、それじゃ、私が若い子やっかんでる陰険おばちゃんみたいじゃん 高田さんも金井さんも痩せる必要ないです! 人にはそれぞれの美しさがあるんだから、痩せなきゃいけないとかCMに影響されなくていいんです!」
良人「人ごとだから、そういうこと言ってるんじゃないすか? じゃあ、実際、大谷さんにぽっちゃり体型の俺みたい人が付き合ってくれって言ってきたらどうすんですか? 無理ですよね?」
みいひ「え、全然いけるし 血液検査で中性脂肪出てるとかなら、痩せた方がいいって言うけど、数値問題なくて健康なんだったら、むしろ、グラマーなクマちゃん系の方が抱き心地いいし、いいじゃん! ね?高田さん?」
新卒女子社員「え? 私は、どっちかっていうとスリム系が・・ (っていうか、セクハラ系の話題に巻き込まれてる~ この人たち酔っ払ってるの~? 早くお開きにして~)」
支部長「はーーい! だいぶ宴もたけなわですが、会場の都合でお時間となりますので、本日の懇親会はここまでといたします 会費は給料天引きで~す」
新卒女子社員「ほ(助かった~)」
と思いきや、同じ支店の係長が戻って来て新卒女子社員に言う
「高田~ 全然一緒に飲めなかったな、タクシー一緒に乗って帰る?」
みいひは、すぐに危険を察知した
あ?この人、まだ断るスキルないひよこをあわよくばてごめにしようとしてる?と
「あ!係長、高田さんは私とカラオケ行くんです」
「あ、そうなの?じゃあ、俺カラオケ嫌いだから帰る」
「そうなんですね もし良かったらご一緒にと思ったんですが(ウソ)」
「いい! そういう色気ないの興味ない!」
係長は美人系の別の支店の係長の背中を目指して去って行った
新卒女子社員「大谷さん、、 カラオケって、、?」
みいひ「あ、違うの、係長と高田さんを一緒にタクシーに乗せない為の口実だから」
新卒女子社員「なんだぁ~ この後、お姉ちゃんち行く約束してたんで、、(二次会なくて良かった)」
みいひ「お姉ちゃんち? じゃあ、タクシー呼ばないで大丈夫? 気を付けて帰ってね」
みいひが新卒女子社員を送り出すと
「大谷さん、営業同士の客の奪い合いで、参上遅れました 飲み会では全然お酌に行けずすみません 方向一緒とお聞きしました タクシー一緒に乗って行きましょう お金は私が出しますし」
近隣の支店の独身営業マンが声を掛けて来た
どう断ろうか、みいひが考えるより早く、良人が
「すみません これから新卒女子社員と大谷さんと私でカラオケ行くんで(大谷さんに勝手に声かけんじゃねーよ)」
と断っていた
「あぁ、そうなの? 俺も行こうかな(大谷さんと近付けるチャンスだし)」
「いえ、新卒女子社員が仕事の相談もあるというんで、今回はすみませんが(大谷さん目当てなの見え見えだし ブロック)」
「あ、そうなんだ じゃあ、大谷さん、これ俺の名刺、直通の社用携帯の番号載ってるから掛けて!」
みいひに強引に名刺を渡して去って行った
新卒女子社員「あの、金井さん、私、お姉ちゃんち行くんで、カラオケ行けないんです」
良人「あぁ、そうなの?(さっき聞いてたから知ってた) じゃ、気を付けて」
新卒女子社員「それでは失礼します」
良人、みいひ「おつかれさま☆」
みいひ「じゃあ、おつかれさま」
良人「ちょっと、仕事の相談あるんで、2軒目いいですか?」
みいひ「え?(好みの子と二人切りになるとか、まずいんだけど)」
良人「他にご都合あれば、次回にしますが、ないならお願いします 最近ちょっとスランプで」
みいひ「や、ご都合は特にないんだけど(仕事の相談なら聞いてあげなくちゃ)」
良人「じゃあ、行きましょう」
みいひは、良人の体で押されながら、2軒目のバーに着いた
場所がわかりづらいからか値段設定高めの店だからか、1軒目から遠くはないのに職場の人は誰も流れて来ていなかった
カウンターの隅に並んで座ると
「適当に頼んじゃいますね」と、良人はバーテンダーさんに注文した
1軒目より照明が暗くて落ち着いた音楽が流れているので、みいひはなんだか眠くなった
「なんか落ち着く店だねぇ」
みいひがキョロキョロしながら言うと
良人は
「落ち着きないですけど(笑)」
と、うれしそうに笑ってみいひを見ている
カウンターの狭さのせいなのか椅子がくっ付く程、良人は近くにいて、端の席に追い詰められたみいひは
「なんか近いね」
とドギマギしながら言う
「がまんしてください」
と良人はみいひを覆うように寄り添い、距離を空けようともしない
良人から立ち上ってくる、自分の使っているものとは違う洗濯洗剤のにおいにみいひの鼓動は早くなった
「いろいろ頼んだから、好きなの飲んでください」
良人が4種類くらいのカクテルを目の前に出すと
「わぁー きれー」
子どもみたいな反応をするみいひ
良人が、そんなみいひを愛しく見て、ほほ笑みながら
「好きなの飲みな」
柔らかく優しい声で言うので、みいひは職場と違って敬語じゃないことに男を感じ、どきっとしてしまい、自分の陰部に甘い疼きを感じた
「じゃあ、ソルティドッグにするぅ」
とみいひがグラスを持つと、良人もカクテルを一つ選び、そっと乾杯した
「ぅ、うん、、」
みいひが気付くとそこは薄暗い部屋の中だった
寒いくらいにエアコンが効いた中、ベッドの上で熱い体温に包まれていた
「あ、ごめん 仕事の相談があるって言ってたんだっけ?」
「みいひさん、かわいい 真剣に考えてくれてたの?」
「え(下の名前で呼ばれてる)」
自分を抱き締めている良人が耳元で柔らかく話す声がダイレクトに鼓膜に伝わり、その振動が陰部に伝わって、そこはきゅんと疼いた
「最近、ずっと、みいひさんのこと、仕事中でも気になっちゃって集中できない時があるんです」
「あ、そうなんだ(確かに、なんとなく、気付くと見られてる気ぃしてたような)」
「みいひさん、ちゅうしていい?」
気付くと、体に良人の硬くなった陰部が当たっているのを感じながら、良人に顔を覗き込まれている
「ちょ、っと、待って 仕事の相談は、どうなっちゃったの」
「みいひさん、優しい 俺の心配してくれてたの?」
「するよ、そりゃ」
「なんで、そんなに優しいの? でも、他の人には、こんなに優しくしたら駄目だよ 仕事の相談する振りして、強いカクテル飲ませて、ホテルに連れ込む奴もいるかもしれないんだから」
「え? 、、私のことだましたの?」
「だましてないよ 仕事で集中できないから、相談乗って欲しくて、飲み直してたらみいひさん寝ちゃうから、バーで寝てる訳いかないし、飲ませたの俺の責任だし、とりあえず近くのラブホに入っただけだよ」
「え? あ? なんかごめん 相談聞いてなくてごめん バーで寝てごめん ホテル代も使わせてごめん 面倒に巻き込んでごめん 私、帰るわ」
帰ろうとしたら
「大丈夫 帰らないで」
良人が一層強く抱き締めてきて苦しい
「みいひさん、かわいい 好きだよ?」
「ちょ、っと待って、、(だめ、耳元でささやかないで)」
「みいひさん、俺のものになって」
硬くした陰部を当てたまま、良人は唇を触れる1ミリ手前まで近付く
興奮した息づかいがみいひの唇に当たり、その微細な振動が愛撫となる
「(だめ これ以上は止まれなくなる)」
年上の自分が年下の良人を良い方向へ誘導してあげなければならない
理性でなんとか踏みとどまっているみいひだが、その足元は奈落のふちのギリギリまで来ていた
みいひは、このまま落ちてしまいたい衝動と、良人を守ってあげなければならないという気持ちの板挟みになり、どうにもならなくなり、受け止めてあげられないことが申し訳なくもあり、良人を見詰める目から涙が溢れてしまった
良人は、見詰めていたみいひの目から涙が溢れるのを見て、とても悲しい目をして、みいひの唇のそばから離れた
「みいひさんに他に好きな人がいるならキスはしません」
「キスまでは欲張らないです だけど、みいひさんが俺の体、抱き心地が良さそうだって思うなら、抱いてください 俺もみいひさんのこと抱きたいです みいひさんにとって一晩の遊びでもいい、俺、みいひさんとひとつになりたいです」
思いのたけをぶちまけると良人は、抑えていたたがが
外れてしまったように、みいひを抱いた
耳の穴に舌を入れ、濡れた音で愛撫し、みいひがゾクゾクッと反応すると手応えを感じ、
耳元からあごまでのラインを辿って首筋と顎裏を舐める
みいひの顎が上がりビクビクと震えると、かわいくてかわいくて、本当はキスして舌を絡めてもっと気持ちよくしてあげたい衝動に駆られたが、今した約束を破る訳にはいかないのでグッとがまんした
服の中に手を入れ、胸を覆っている下着をズラして乳首を出すと、前置きもなく摘まんで揉み上げた
「ん---」
唇を噛んで声をがまんしているみいひの声にならない声が聞こえた
本当は、ゆっくり優しく焦らしながら愛撫してあげたいが、今はみいひに考える隙を与えてはいけない
冷静になって止められてしまう訳にはいかない
陰部を下着の上からさすると
「ん-、んー」
と目をつむり首を振り、目尻に涙を溜めている
辛いのかなとも考えたが、陰部から出た愛液でぐっしょり下着が濡れていたので、気持ちいいからの涙なんだと理解し、先に進むことにした
下着を横にズラすと、他の肌より色付いている陰唇が見えた
想像の何倍もかわいいそこにおもむろに口付けて
陰唇をビラビラと舐めながら、ピンク色の裂け目の奥も舌で辿り陰核を探した
裂け目を舐め上げた最後に舌に当たったそれは、もうこれ以上はないだろうという程に充血してパンパンに腫れていた
感じてくれているのがうれしくて、幸福感に包まれながら、かわいいそれに思い切り吸い付いた
「あ---♡」
みいひが唇を噛むのを忘れて声を上げたのを聞きながら
チュッチュ、チュッチュと吸い上げ、
「だめ、、、、だめ、、、」
と鳴くのを耳に聞き、みいひが感じているのを確かめながら、陰核の根元から舌でねぶねぶとねぶり上げた
「ぁ、、、も、だめぇ、」
あそこをヒクヒクさせながらみいひが言うので
最後が近いことを確信し、自分のものを着衣から取り出し、ヒクつくそこに押し入った
濡れていて熱くてウネウネして絡み付くそこに片道だけ滑り込んだだけでももう射精してしまいそうだった
「だめだよぉ」
みいひは目をつむり泣きながら喘いで、良人を抱き締めたいと求めるように手を出していた
良人は、みいひの腕の中に入るようにみいひを抱いた
みいひは、待っていたように良人の肉厚な体を抱いて、この上ない安心感に包まれた
良人は、みいひに抱かれながら、
「みいひ、かわいい、あん、あん、あん」
とみいひにしがみ付きながら、みいひの濡れてうねるヒダの中を熱く硬い陰茎で往復し、
「だめ、いっちゃう」
とみいひを抱き寄せ奥まで差し込み体を硬直させ、いってしまった
みいひも熱い良人で中のヒダをかき混ぜられながら、往復の動きで良人の恥骨で陰核を擦り揉まれ寸前まで来ていたオーガズムを我慢しきれずいってしまっていた
その後、しばらく
「がまんだ、がまんしろ、良人 お前は、あんなことしたんだから、みいひさんに嫌われて当然だ」とみいひから避けられていたのを甘んじて受け入れていた良人と
「いくら好きな子だったとはいえ、年下の子を導いてあげるどころか、快楽に流されて体の関係になって感じちゃったなんて、年配者として許されないよね」と、良人の為にならない自分は距離を取るべきだと、離れていたみいひであった
おしまい
ある休日前の夜
そこそこの居酒屋で、みいひと良人が勤めている職場の支部会が行われていた
それぞれの支店でキャッチした顧客も、住所地より勤務先付近での対応を希望したり、エリアの違う実家の親や地元の友だちを顧客として紹介したり、引っ越した先でのサービスの継続を要望することもあり、支店同士で顧客のトレードのようなことも必要となってくるので、横の繋がりも大切だよねという意味での親睦会だ
とはいえ、そこまでコミュニケーション大好きというタイプでもない職員は支店で座っている席を動こうとせず、どうしても身内で偏りがちではあり、みいひと良人と新卒女子社員は、なんとなく取り残された感じで片隅で飲んでいた
みいひ「多分、席と皿の数のバランスからすると、今、目の前にあるこの唐揚げって3人分じゃなさそうなんだけど、誰も来ないし食べちゃってもいいのかな?」
良人「さぁ?わかんないけど、営業覇者も社内政治上昇志向組もあっちでパワーゲームで盛り上がってそうだし、いいんじゃないすか」
みいひ「じゃ、レモン掛けていい?」
新卒女子社員「どうぞ」
良人「私は、食べないんで、どっちでも」
新卒女子社員「あ、私も、さっき1個食べたんで、もういいです」
みいひ「え・・、私だけがっついてんじゃん(汗)」
新卒女子社員「金井さん(良人の名字)、小食ですね?」
良人「今、ダイエットしてるから」
新卒女子社員「そうなんですね あ~、私もやんなきゃ~ 働き出してから2キロ太っちゃいました~」
良人「そうなの? 全然、細いけど」
新卒女子社員「いや、絶対、やばいです」
みいひ「や、2キロはトイレ行ったら減るし、誤差のうちでしょー 若いんだから、まだ体作ってる時期なんだから、ちゃんと食べなきゃー」
新卒女子社員「でも、お気に入りのスカート、きつくなってたんですよ、やばいですよ(涙)」
みいひ「いやいや、これから出産とかするかもしれないんだから、骨貯金しとかないと」
良人「若い子は、まだおしゃれとかしたいし、かわいくなりたいし、かっこ良くなってモテたいんですよ ねぇ~?高田さん?(新卒女子社員の名字)」
新卒女子社員「あはは、はは(苦笑い) (そうだけど、角立つから、同意できないじゃん)」
みいひ「いや、若い子にもあえて、おばちゃんは言わせてもらう! ダイエットとか駄目よ それで、おばちゃん貧血になって治らないで、今、鉄分サプリとか飲んで金掛かってるんだから」
良人「じゃあ、大谷さん(みいひの名字)も若い頃はダイエットしてたんじゃん 自分だけして、人にはさせないって矛盾してるじゃん」
みいひ「え、なんか、それじゃ、私が若い子やっかんでる陰険おばちゃんみたいじゃん 高田さんも金井さんも痩せる必要ないです! 人にはそれぞれの美しさがあるんだから、痩せなきゃいけないとかCMに影響されなくていいんです!」
良人「人ごとだから、そういうこと言ってるんじゃないすか? じゃあ、実際、大谷さんにぽっちゃり体型の俺みたい人が付き合ってくれって言ってきたらどうすんですか? 無理ですよね?」
みいひ「え、全然いけるし 血液検査で中性脂肪出てるとかなら、痩せた方がいいって言うけど、数値問題なくて健康なんだったら、むしろ、グラマーなクマちゃん系の方が抱き心地いいし、いいじゃん! ね?高田さん?」
新卒女子社員「え? 私は、どっちかっていうとスリム系が・・ (っていうか、セクハラ系の話題に巻き込まれてる~ この人たち酔っ払ってるの~? 早くお開きにして~)」
支部長「はーーい! だいぶ宴もたけなわですが、会場の都合でお時間となりますので、本日の懇親会はここまでといたします 会費は給料天引きで~す」
新卒女子社員「ほ(助かった~)」
と思いきや、同じ支店の係長が戻って来て新卒女子社員に言う
「高田~ 全然一緒に飲めなかったな、タクシー一緒に乗って帰る?」
みいひは、すぐに危険を察知した
あ?この人、まだ断るスキルないひよこをあわよくばてごめにしようとしてる?と
「あ!係長、高田さんは私とカラオケ行くんです」
「あ、そうなの?じゃあ、俺カラオケ嫌いだから帰る」
「そうなんですね もし良かったらご一緒にと思ったんですが(ウソ)」
「いい! そういう色気ないの興味ない!」
係長は美人系の別の支店の係長の背中を目指して去って行った
新卒女子社員「大谷さん、、 カラオケって、、?」
みいひ「あ、違うの、係長と高田さんを一緒にタクシーに乗せない為の口実だから」
新卒女子社員「なんだぁ~ この後、お姉ちゃんち行く約束してたんで、、(二次会なくて良かった)」
みいひ「お姉ちゃんち? じゃあ、タクシー呼ばないで大丈夫? 気を付けて帰ってね」
みいひが新卒女子社員を送り出すと
「大谷さん、営業同士の客の奪い合いで、参上遅れました 飲み会では全然お酌に行けずすみません 方向一緒とお聞きしました タクシー一緒に乗って行きましょう お金は私が出しますし」
近隣の支店の独身営業マンが声を掛けて来た
どう断ろうか、みいひが考えるより早く、良人が
「すみません これから新卒女子社員と大谷さんと私でカラオケ行くんで(大谷さんに勝手に声かけんじゃねーよ)」
と断っていた
「あぁ、そうなの? 俺も行こうかな(大谷さんと近付けるチャンスだし)」
「いえ、新卒女子社員が仕事の相談もあるというんで、今回はすみませんが(大谷さん目当てなの見え見えだし ブロック)」
「あ、そうなんだ じゃあ、大谷さん、これ俺の名刺、直通の社用携帯の番号載ってるから掛けて!」
みいひに強引に名刺を渡して去って行った
新卒女子社員「あの、金井さん、私、お姉ちゃんち行くんで、カラオケ行けないんです」
良人「あぁ、そうなの?(さっき聞いてたから知ってた) じゃ、気を付けて」
新卒女子社員「それでは失礼します」
良人、みいひ「おつかれさま☆」
みいひ「じゃあ、おつかれさま」
良人「ちょっと、仕事の相談あるんで、2軒目いいですか?」
みいひ「え?(好みの子と二人切りになるとか、まずいんだけど)」
良人「他にご都合あれば、次回にしますが、ないならお願いします 最近ちょっとスランプで」
みいひ「や、ご都合は特にないんだけど(仕事の相談なら聞いてあげなくちゃ)」
良人「じゃあ、行きましょう」
みいひは、良人の体で押されながら、2軒目のバーに着いた
場所がわかりづらいからか値段設定高めの店だからか、1軒目から遠くはないのに職場の人は誰も流れて来ていなかった
カウンターの隅に並んで座ると
「適当に頼んじゃいますね」と、良人はバーテンダーさんに注文した
1軒目より照明が暗くて落ち着いた音楽が流れているので、みいひはなんだか眠くなった
「なんか落ち着く店だねぇ」
みいひがキョロキョロしながら言うと
良人は
「落ち着きないですけど(笑)」
と、うれしそうに笑ってみいひを見ている
カウンターの狭さのせいなのか椅子がくっ付く程、良人は近くにいて、端の席に追い詰められたみいひは
「なんか近いね」
とドギマギしながら言う
「がまんしてください」
と良人はみいひを覆うように寄り添い、距離を空けようともしない
良人から立ち上ってくる、自分の使っているものとは違う洗濯洗剤のにおいにみいひの鼓動は早くなった
「いろいろ頼んだから、好きなの飲んでください」
良人が4種類くらいのカクテルを目の前に出すと
「わぁー きれー」
子どもみたいな反応をするみいひ
良人が、そんなみいひを愛しく見て、ほほ笑みながら
「好きなの飲みな」
柔らかく優しい声で言うので、みいひは職場と違って敬語じゃないことに男を感じ、どきっとしてしまい、自分の陰部に甘い疼きを感じた
「じゃあ、ソルティドッグにするぅ」
とみいひがグラスを持つと、良人もカクテルを一つ選び、そっと乾杯した
「ぅ、うん、、」
みいひが気付くとそこは薄暗い部屋の中だった
寒いくらいにエアコンが効いた中、ベッドの上で熱い体温に包まれていた
「あ、ごめん 仕事の相談があるって言ってたんだっけ?」
「みいひさん、かわいい 真剣に考えてくれてたの?」
「え(下の名前で呼ばれてる)」
自分を抱き締めている良人が耳元で柔らかく話す声がダイレクトに鼓膜に伝わり、その振動が陰部に伝わって、そこはきゅんと疼いた
「最近、ずっと、みいひさんのこと、仕事中でも気になっちゃって集中できない時があるんです」
「あ、そうなんだ(確かに、なんとなく、気付くと見られてる気ぃしてたような)」
「みいひさん、ちゅうしていい?」
気付くと、体に良人の硬くなった陰部が当たっているのを感じながら、良人に顔を覗き込まれている
「ちょ、っと、待って 仕事の相談は、どうなっちゃったの」
「みいひさん、優しい 俺の心配してくれてたの?」
「するよ、そりゃ」
「なんで、そんなに優しいの? でも、他の人には、こんなに優しくしたら駄目だよ 仕事の相談する振りして、強いカクテル飲ませて、ホテルに連れ込む奴もいるかもしれないんだから」
「え? 、、私のことだましたの?」
「だましてないよ 仕事で集中できないから、相談乗って欲しくて、飲み直してたらみいひさん寝ちゃうから、バーで寝てる訳いかないし、飲ませたの俺の責任だし、とりあえず近くのラブホに入っただけだよ」
「え? あ? なんかごめん 相談聞いてなくてごめん バーで寝てごめん ホテル代も使わせてごめん 面倒に巻き込んでごめん 私、帰るわ」
帰ろうとしたら
「大丈夫 帰らないで」
良人が一層強く抱き締めてきて苦しい
「みいひさん、かわいい 好きだよ?」
「ちょ、っと待って、、(だめ、耳元でささやかないで)」
「みいひさん、俺のものになって」
硬くした陰部を当てたまま、良人は唇を触れる1ミリ手前まで近付く
興奮した息づかいがみいひの唇に当たり、その微細な振動が愛撫となる
「(だめ これ以上は止まれなくなる)」
年上の自分が年下の良人を良い方向へ誘導してあげなければならない
理性でなんとか踏みとどまっているみいひだが、その足元は奈落のふちのギリギリまで来ていた
みいひは、このまま落ちてしまいたい衝動と、良人を守ってあげなければならないという気持ちの板挟みになり、どうにもならなくなり、受け止めてあげられないことが申し訳なくもあり、良人を見詰める目から涙が溢れてしまった
良人は、見詰めていたみいひの目から涙が溢れるのを見て、とても悲しい目をして、みいひの唇のそばから離れた
「みいひさんに他に好きな人がいるならキスはしません」
「キスまでは欲張らないです だけど、みいひさんが俺の体、抱き心地が良さそうだって思うなら、抱いてください 俺もみいひさんのこと抱きたいです みいひさんにとって一晩の遊びでもいい、俺、みいひさんとひとつになりたいです」
思いのたけをぶちまけると良人は、抑えていたたがが
外れてしまったように、みいひを抱いた
耳の穴に舌を入れ、濡れた音で愛撫し、みいひがゾクゾクッと反応すると手応えを感じ、
耳元からあごまでのラインを辿って首筋と顎裏を舐める
みいひの顎が上がりビクビクと震えると、かわいくてかわいくて、本当はキスして舌を絡めてもっと気持ちよくしてあげたい衝動に駆られたが、今した約束を破る訳にはいかないのでグッとがまんした
服の中に手を入れ、胸を覆っている下着をズラして乳首を出すと、前置きもなく摘まんで揉み上げた
「ん---」
唇を噛んで声をがまんしているみいひの声にならない声が聞こえた
本当は、ゆっくり優しく焦らしながら愛撫してあげたいが、今はみいひに考える隙を与えてはいけない
冷静になって止められてしまう訳にはいかない
陰部を下着の上からさすると
「ん-、んー」
と目をつむり首を振り、目尻に涙を溜めている
辛いのかなとも考えたが、陰部から出た愛液でぐっしょり下着が濡れていたので、気持ちいいからの涙なんだと理解し、先に進むことにした
下着を横にズラすと、他の肌より色付いている陰唇が見えた
想像の何倍もかわいいそこにおもむろに口付けて
陰唇をビラビラと舐めながら、ピンク色の裂け目の奥も舌で辿り陰核を探した
裂け目を舐め上げた最後に舌に当たったそれは、もうこれ以上はないだろうという程に充血してパンパンに腫れていた
感じてくれているのがうれしくて、幸福感に包まれながら、かわいいそれに思い切り吸い付いた
「あ---♡」
みいひが唇を噛むのを忘れて声を上げたのを聞きながら
チュッチュ、チュッチュと吸い上げ、
「だめ、、、、だめ、、、」
と鳴くのを耳に聞き、みいひが感じているのを確かめながら、陰核の根元から舌でねぶねぶとねぶり上げた
「ぁ、、、も、だめぇ、」
あそこをヒクヒクさせながらみいひが言うので
最後が近いことを確信し、自分のものを着衣から取り出し、ヒクつくそこに押し入った
濡れていて熱くてウネウネして絡み付くそこに片道だけ滑り込んだだけでももう射精してしまいそうだった
「だめだよぉ」
みいひは目をつむり泣きながら喘いで、良人を抱き締めたいと求めるように手を出していた
良人は、みいひの腕の中に入るようにみいひを抱いた
みいひは、待っていたように良人の肉厚な体を抱いて、この上ない安心感に包まれた
良人は、みいひに抱かれながら、
「みいひ、かわいい、あん、あん、あん」
とみいひにしがみ付きながら、みいひの濡れてうねるヒダの中を熱く硬い陰茎で往復し、
「だめ、いっちゃう」
とみいひを抱き寄せ奥まで差し込み体を硬直させ、いってしまった
みいひも熱い良人で中のヒダをかき混ぜられながら、往復の動きで良人の恥骨で陰核を擦り揉まれ寸前まで来ていたオーガズムを我慢しきれずいってしまっていた
その後、しばらく
「がまんだ、がまんしろ、良人 お前は、あんなことしたんだから、みいひさんに嫌われて当然だ」とみいひから避けられていたのを甘んじて受け入れていた良人と
「いくら好きな子だったとはいえ、年下の子を導いてあげるどころか、快楽に流されて体の関係になって感じちゃったなんて、年配者として許されないよね」と、良人の為にならない自分は距離を取るべきだと、離れていたみいひであった
おしまい
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