【ご都合主義シリーズ】超年下彼氏に溺愛される話4の続き

自分で決めたことなのに、あまりに辛く、ショック状態で茫然自失となっていた

ほぼ2日間、トイレの時だけ動いて、布団に戻る前に水だけ飲んで過ごしていた

別れると決めたはずなのに、休みが明けて明日から良人に会えることを心待ちにしてしまっている自分がいる

完全に沼って依存してる

こういうのは過去の悪い自分だ

これで何人にも低く見られてきた

こいつは俺にハマってるからテキトーに扱ってもいなくならない奴だと

もうああいう思いはしたくない

それには自分がしっかり自分を律しなければ

明日からの方針を確認しよう

例え寝不足であっても、精神的にうつであっても、職場ではしっかり挨拶をしよう

社会人は、ごきげんでいることは義務だ

それは良人が相手であっても変わらない

さわやかにあいさつだ

どんなに暗い気持ちの時も、明るい声で電話に出ることも社会人としてのマナーだ

立場に任された役割を全うしよう

私の仕事を待ってくれている人たちがいる

その人たちの希望の光である私が落ち込んでいてはいけない


知らずと良人に依存していたけど

これからは仕事で自分を支えよう


誰よりも成績を上げよう

私はこの仕事に賭けている


子どもを失って自分の存在価値が感じられなくなって、死にたくなった時も仕事に向かう事だけが私を支えた


良人にも、職場の人として他の人と変わらない態度を今まで以上に徹底しよう


できるだけ予定を詰めてしまって仕事に集中して良人のことを考えないで済む状況を作ってしまおう


理性のロックを強く掛けて、心は殺すんだ


明日からの自分にまじないをかけてみいひは眠りに入っていった


おしまい

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