たくさん愛して
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部屋の前で下ろされ、ドキドキと心臓がうるさいくらいに脈打つ。
蝶屋敷にある梗香さんの自室に入ると、更に脈が加速したように感じた。
静かに羽織に手をかけられ、肩がビクッと震えた。
『羽織、皺になったら困るから』
そう言って私の羽織を衣桁に掛けてくれた。
いつも羽織を着ているせいか、隊服だけの格好に慣れず何だか恥ずかしい気がする。
『しのぶ』
「っ…」
梗香さんの右手が頬に添えられる。
目が合うと優しく微笑んでくれた。
左腕が背中に回り抱き寄せられる。
『好きだよ、しのぶ』
「私も好きです」
私は梗香さんの首に腕を回し、どちらともなく口付けを交わした。
「んっ…、はぁっ…んッ…!」
『ん…ふっ…はぁ…』
どうしよう…口付けだけで腰が抜けそう…。
「はぁっ…梗香さ、んぅっ…んっ…!」
息が苦しくなってきたから1回止まってもらおうと胸を押し返したのに、梗香さんは全然止まってくれない。
「んぅ…あっ…!」
『おっと…』
腰が抜け、ガクッと倒れそうなところで梗香さんが支えてくれた。
抱きとめられた状態のまま床にへたり込み、後ろから抱き締められるような形で梗香さんの足の間に収まる。
顔だけ後ろに向けてキッと睨んでも余裕な表情で笑うだけ。
『ふふ、そんなに良かった?』
「…ばか…」
『そんな顔しても可愛いだけだよ』
そう言いながら、器用に私の隊服のボタンを外していき、中に着ているシャツのボタンもあっという間に外した。
項に舌を這わされ、右手は下着の上から胸に触れる。
逃げようとしても、左腕がしっかりとお腹に回されているため動けない。
「あっ、あっあっ…んんっ…!」
『逃げないで』
「あっ…、耳は…だめ…」
『何がだめ?』
「んっ…」
耳元で囁かれ、ゾクゾクとする。
それを分かっているから梗香さんは耳元で囁くのをやめない。
下着をずらされ、胸に直接触れられる。
優しく焦らすような愛撫に耐えていると、不意に突起をピンッと弾かれる。
「んあぁっ…!んっ、梗香さ、んんっ…!」
『ん?』
「あっあっ…もうっ…!」
『我慢できない?』
コクコクと頷く。
梗香さんは私のズボンのベルトとボタンを外す。
少し腰を浮かすと、下着と一緒に太腿の辺りまで脱がされた。
梗香さんの右手がそっと秘部に触れると、恥ずかしい水音が響き、思わず足を閉じる。
『しのぶ、足広げて?』
「やっ…恥ずかし…」
『じゃあ、やめる?』
「ぁ…、やだっ…」
『しのぶ』
おずおずと足を開くと『良い子』と左手で頭を撫でられた。
再び秘部を指でなぞられ、左手は胸を刺激する。
「あっ、あっ…んんっ…んッ!」
『イきそう?』
「あっ…イくっ…あぁぁっ…!」
『可愛いよ、しのぶ』
「んぅっ…んっ、はぁ…」
絶頂を迎えると、顎を掴まれて後ろを向かされる。
ゆっくりと深く口付けられ、それに夢中になっていると、梗香さんの長い指がゆっくりと挿入された。
「んっ、んんっ…!あぁっ…!」
『こんなに濡らして…またイかせてあげる』
「あぁっ…あっ、待って…やだっ…!」
そう言っても止まってくれるはずもなく。
「あぁっあっ、やっ、やだ…や、あぁぁぁっ…!」
2回目の絶頂を迎え、生理的な涙が流れる。
梗香さんは涙を拭い、触れるだけの口付けをくれた。
『ごめん、痛かった?』
「はぁはぁ…ちが、くて…梗香さんの…顔をちゃんと見ながらイきたかったから…」
そう言うと、私の顔を覗き込んでいた梗香さんの顔が珍しく赤く染まった。
「ふふ、梗香さん顔赤いですよ」
『うっさい…』
梗香さんは自分の羽織を床に敷くと、その上に私を押し倒す。
そして、中途半端に脱がされたズボンと下着を抜き取った。
「待ってください、羽織が汚れます…!」
『うん?時すでに遅しだけど』
どうやら、最初に床にへたり込んだ時から私は梗香さんの羽織を下敷きにしていたらしい。
私のせいで羽織が汚れてしまったことを想像し、今度は私の顔が赤く染まった…恥ずかし過ぎて両手で顔を覆う。
『しのぶ顔赤いよ?』
「見ないでください…」
『それじゃあ私の顔も見れないし、私もしのぶの顔が見れないよ』
そう言われて、ゆっくり手を退かすと優しい表情の梗香さんと目が合う。
私の右手に梗香さんの左手が重ねられ、ぎゅっと握る。
「あっあぁっ…あぁっんッ!」
『可愛い、好き』
「梗香さ、んっ…あっあっ…あぁっもうっ…!」
胸に舌を這わされ、指はナカで容赦なく動く。
私がイきそうになるのがわかると、梗香さんは顔を上げた。
私は梗香さんの首に腕を回して顔を引き寄せた。
「あっあっ、梗香さ…もっ…イく…!」
『しのぶ、愛してる』
「あぁっ…私も、あぁぁっ…んあぁぁっ…!」