月夜の蝶
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しのぶside
任務を終え、夜更けの森の中を舞うように駆け抜ける。
そういえば帰路の途中にあの人の屋敷があったはず。
「突然お邪魔して驚かせてみましょうか…不在かもしれませんが」
驚いた表情をする愛おしい人の顔を思い浮かべて、ふふふっと一人で笑う。
そろそろ屋敷が近くなってきた時、ふと綺麗な満月が夜空に浮かんでいるのに気づいた。
思わず足を止め、辺りで1番背の高い屋根の上から空を眺める。
あの人にも見せてあげたいな。
「今夜は月が綺麗ですね」
『…そうだな』
不意に聞こえた声とともに、背後から抱き締められた。
驚いて腕を解くと、後ろに振り返る…そこには。
「…梗香、さん…」
『ふふ、こんばんは』
優しく微笑むこの人こそ、
私が会いたかった愛おしい人…東雲梗香さん。
同じ鬼殺隊の柱にして、悲鳴嶼さんと互角の実力を持つ最強の剣士。
下の階級の子たちにも分け隔てなく優しく、忙しい合間を縫って稽古をつけており、皆から慕われている。
「どうしてここに…?」
『あぁ、私も任務の帰りでね。屋敷に向かっていたら美しく舞う蝶を見つけて』
それがしのぶだった、と。
『しのぶはどうしてここに…?』
「私も任務の帰りです。帰路の途中に梗香さんのお屋敷があるので、少しでもお会いしたくて…驚く梗香さんも見たかったのですが、失敗です」
正面からぎゅっと抱き着くと、背中に優しく腕を回してくれた。
『なら、一緒にうちに帰ろうか』
「あ、ちょっ…!」
梗香さんは私をお姫様抱っこすると、屋敷へと向かった。
任務を終え、夜更けの森の中を舞うように駆け抜ける。
そういえば帰路の途中にあの人の屋敷があったはず。
「突然お邪魔して驚かせてみましょうか…不在かもしれませんが」
驚いた表情をする愛おしい人の顔を思い浮かべて、ふふふっと一人で笑う。
そろそろ屋敷が近くなってきた時、ふと綺麗な満月が夜空に浮かんでいるのに気づいた。
思わず足を止め、辺りで1番背の高い屋根の上から空を眺める。
あの人にも見せてあげたいな。
「今夜は月が綺麗ですね」
『…そうだな』
不意に聞こえた声とともに、背後から抱き締められた。
驚いて腕を解くと、後ろに振り返る…そこには。
「…梗香、さん…」
『ふふ、こんばんは』
優しく微笑むこの人こそ、
私が会いたかった愛おしい人…東雲梗香さん。
同じ鬼殺隊の柱にして、悲鳴嶼さんと互角の実力を持つ最強の剣士。
下の階級の子たちにも分け隔てなく優しく、忙しい合間を縫って稽古をつけており、皆から慕われている。
「どうしてここに…?」
『あぁ、私も任務の帰りでね。屋敷に向かっていたら美しく舞う蝶を見つけて』
それがしのぶだった、と。
『しのぶはどうしてここに…?』
「私も任務の帰りです。帰路の途中に梗香さんのお屋敷があるので、少しでもお会いしたくて…驚く梗香さんも見たかったのですが、失敗です」
正面からぎゅっと抱き着くと、背中に優しく腕を回してくれた。
『なら、一緒にうちに帰ろうか』
「あ、ちょっ…!」
梗香さんは私をお姫様抱っこすると、屋敷へと向かった。
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