「あるじゃねえか，全員助かる方法！」


「素晴らしい！鏖殺だ！」


「お前を呪いとして．．．祓う！」


「大丈夫，僕，最強だから。」


「喜べ男子，紅一点よ。」


『後悔するなら死んだ方がマシよ。』


「長生きしろよ．．．」


「領域展開・無量空処」


「人間だよ。いや，元人間と言った方がいいかな。」


「気張っていきましょう。」


「俺は人が人を憎み恐れた腹から産まれた呪いだよ。」


「ここからは，時間外労働です。」


「学校なんて小さな水槽に過ぎないんだよ。」
「海だって他の水槽だってある，好きに選びな。」


「今はただ，君に感謝を。」


「あの時津美紀さんも一緒にいたよ。」


「せめて頼れよ。友達だろ。」


「死ぬときは独りだよ。」


「やめだ，やってやるよ‼自由に‼」


「我慢比べしよっか♡」


「共犯ね，私たち。」


「東堂葵，冥冥の名の下に，一級術師に推薦する。」


『どうして........こんなことに............！』



















































日本国内の不可解な死者・行方不明者は年平均1万人を超える。

そのほとんどの原因が<呪い>というものである。

<呪い>とは、人間の“負の感情”が積み重なってできる。

そんな、<呪い>を<呪霊>といい、

<呪霊>を“祓う”者達を<呪術師>という。

これは、そんな呪術師の1人である、ある少女の物語。