彼女がもし腐女子だった時
What is your name?
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「珍しいじゃん。プロデューサーちゃんから3年の教室来るなんて〜」
しかも昼休み入ってすぐなんて…貴重な時間を削ってまで俺に話すこと?黒斗は当然教室の隅で待機してるし、それと一緒にせなたんも見てくるし。あとなんか暴君がニコニコしてる。
というか?なんとなく嫌な感じがするけど。
「申し訳ございません、蒼空先輩。」
「えっ!?ちょ、嘘でしょ何!?土下座!?」
「うわぁ、蒼空ってホント、そんなことまでプロデューサーちゃんに強要するようになったの…サイテー」
かおるんがゴミを見るような目で俺を見る。
いやいやいや!?俺も理解できてないんだけど!?
「蒼空先輩との約束を守れず、しまいには黒斗先輩の貞操まで守れませんでじだぁぁ!!」
「え"!?なに!?貞操!?ちょっ待った待った!まず泣かないで!俺の椅子座って!」
完全に教室がどよめく中、俺はプロデューサーちゃんの肩を支えながら自分の席に座らせる。
いやあの、多分あのドリフェス企画やったんだろうなとは薄々思ってたよ。だってあの暴君が諦めるわけないから。
「あれ、あれだよな?あのドリフェス止めれなかった〜的なことだよな?べ、別にいいよ!どうせプロデューサーちゃんが止めるには荷が重いと思ってましたし!?」
「それはフォローになってないよ。蒼空」
「うっせぇ黙ってろ諸悪の根源!!……で、なに?貞操ってどういう」
小声でプロデューサーちゃんに催促するもふと視界が暗くなる。
わぁ、これは人影だ…。
「蒼空?ちょっと話をしたいんだが…」
「えっ!?なんで俺!?ちがくない!?わかってて止めれなかったプロデューサーのせいじゃない!?」
「うわぁ、みやくんここまで来て身代わりにしようとするわけぇ?…っていうかプロデューサー、黒斗の貞操ってどういうこと?」
ちょ!?せなたんも超絶低音ボイスで迫ってんじゃん!俺も事情よく知らないんだけど!?
「まったく、君たちって黒斗のことになるとどうしてそんなに過保護になるのかな。ね、黒斗。もう独り立ちできるし、相手は自分で選べる歳だよね?」
あ、相手を…選べる…!?
「え、黒斗、本当なの?」
「ぬぁぁぁ!話をややこしくするな!天祥院!!」
「はぁ、苗字呼びは嫌だって昨日話したばかりなのに…寂しいなぁ」
「ひぇぇ、昨日のことは思い出させないでくださいぃぃ!蒼空先輩すみませんんんん!」
ぜんっぜん意味分かんないんだけど、カオスってことだけは完全に理解しました!!
くそ!解散!!
::END
番外編TOPへ戻る