彼女がもし腐女子だった時
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凛月くん×黒斗先輩の場合
「黒斗~、俺を運んでー」
「真緒はどうした。いつも運んでもらってるだろ。」
「レッスン行っちゃった。ひどいよねぇ、幼馴染よりもぽっと出の仲間の方が大事なんだって~」
「…まぁ、一悶着も二悶着も一緒に乗り越えた仲間だからな?しょうがないだろ。」
「ってことで納得してあげるから俺を運んで~。Knightsのレッスン室まで~。」
全国の腐女子の皆様こんにちは!
放課後の一発目にこんなやり取りを目の当たりにしました!
どういう経緯かは深く考えていませんが、廊下で凛月くんが黒斗先輩に寄りかかり…?ぶら下がりながら?ずるずると運ばれています。
凛月くんはデレデレの表情。
この2人、接点がないと思ったけど意外と…いろんな世話をしたがる黒斗先輩と、世話され上手の凛月くん。
ありよりのあり。当然、苦労性受け!!
文句を言いながらも黒斗先輩はちゃくちゃくと目的の場所へ…
「黒斗やさしぃ~。さすが頼りになるせんぱーい」
「はたき落とすぞ」
凛月くんに煽られながらも、向かっているようです。
私ですか?私は今日嵐ちゃんに用事があって同様にKnightsのレッスン室に向かってます!いやぁ!なんて偶然!運命!
「黒斗~、レッスン室着いたらそのまま帰ってね?」
「は?どういう意味だ」
「セッちゃんに会っちゃだめだからね」
…それは、もしかしてもしかすると?
「…いや会うかもわからないし、意味がわからな」
と、黒斗先輩が言いかけたところで、レッスン室のドアがひとりでに開かれる。
「うわ、え?黒斗。って…くまくん?」
「あーあ、言ったそばから…!」
「えぇ?なに?俺に会った途端不機嫌とか、チョ~うざい」
「凛月が泉に会うなって言ってたんだが、2人とも喧嘩中だったのか?…レッスン中もそんななのかよ。」
「違う…黒斗ってほんと…」
と、肩に寄りかかっていた凛月くんの頭が動く。
「い"っ!?」
黒斗先輩の短い悲鳴に一瞬体が硬直するも、なんとなく理解できたハプニングに危うく口角が上がりかける。
「ちょっとぉ!くまくん!何してんのぉ!?」
「なにって、魔除け?」
「「魔除け?」」
と、思わず私が口に出した言葉が、不幸にも黒斗先輩と重なる。
「……!?!?!?」
途端に動いたのはこの中でもずば抜けてリアクションが薄い印象の黒斗先輩だった。
凛月くんと瀬名先輩を2人並べてその後ろに隠れている。
「…あ、あの…驚かせてすみません。」
「黒斗~、悪気はなかったんだし、そんな睨むのやめな~?」
「…はぁ、くまくん。気安く言ってるけど黒斗にはそれだけトラウマなのっ」
「セッちゃんがそうやって甘やかしてばかりだから、セッちゃん意外に興味示さなくなるんじゃん」
「どういう意味?くまくんもかまってほしいのぉ?まぁ今さら俺を超えれるとは思わないけどねぇ」
「うわ、幼馴染マウントうざ…。堂々とべたべたスキンシップもできないのにねぇー?さっきの血美味しかったなー?」
いやあの、私がいる前でマウントの取り合いしないでもらっていいですか?
お互い煽りながらも表情は笑顔。それに比べて黒斗先輩は私のこと睨んで…うわめっちゃこわ
「あ、あのそれよりも…私は嵐ちゃんに…」
この場を離れたい気持ちで第3者の名前を出す。少しはこの空気も変わるといいなぁ…なんて淡い期待を込めて。
NEXT::
「黒斗~、俺を運んでー」
「真緒はどうした。いつも運んでもらってるだろ。」
「レッスン行っちゃった。ひどいよねぇ、幼馴染よりもぽっと出の仲間の方が大事なんだって~」
「…まぁ、一悶着も二悶着も一緒に乗り越えた仲間だからな?しょうがないだろ。」
「ってことで納得してあげるから俺を運んで~。Knightsのレッスン室まで~。」
全国の腐女子の皆様こんにちは!
放課後の一発目にこんなやり取りを目の当たりにしました!
どういう経緯かは深く考えていませんが、廊下で凛月くんが黒斗先輩に寄りかかり…?ぶら下がりながら?ずるずると運ばれています。
凛月くんはデレデレの表情。
この2人、接点がないと思ったけど意外と…いろんな世話をしたがる黒斗先輩と、世話され上手の凛月くん。
ありよりのあり。当然、苦労性受け!!
文句を言いながらも黒斗先輩はちゃくちゃくと目的の場所へ…
「黒斗やさしぃ~。さすが頼りになるせんぱーい」
「はたき落とすぞ」
凛月くんに煽られながらも、向かっているようです。
私ですか?私は今日嵐ちゃんに用事があって同様にKnightsのレッスン室に向かってます!いやぁ!なんて偶然!運命!
「黒斗~、レッスン室着いたらそのまま帰ってね?」
「は?どういう意味だ」
「セッちゃんに会っちゃだめだからね」
…それは、もしかしてもしかすると?
「…いや会うかもわからないし、意味がわからな」
と、黒斗先輩が言いかけたところで、レッスン室のドアがひとりでに開かれる。
「うわ、え?黒斗。って…くまくん?」
「あーあ、言ったそばから…!」
「えぇ?なに?俺に会った途端不機嫌とか、チョ~うざい」
「凛月が泉に会うなって言ってたんだが、2人とも喧嘩中だったのか?…レッスン中もそんななのかよ。」
「違う…黒斗ってほんと…」
と、肩に寄りかかっていた凛月くんの頭が動く。
「い"っ!?」
黒斗先輩の短い悲鳴に一瞬体が硬直するも、なんとなく理解できたハプニングに危うく口角が上がりかける。
「ちょっとぉ!くまくん!何してんのぉ!?」
「なにって、魔除け?」
「「魔除け?」」
と、思わず私が口に出した言葉が、不幸にも黒斗先輩と重なる。
「……!?!?!?」
途端に動いたのはこの中でもずば抜けてリアクションが薄い印象の黒斗先輩だった。
凛月くんと瀬名先輩を2人並べてその後ろに隠れている。
「…あ、あの…驚かせてすみません。」
「黒斗~、悪気はなかったんだし、そんな睨むのやめな~?」
「…はぁ、くまくん。気安く言ってるけど黒斗にはそれだけトラウマなのっ」
「セッちゃんがそうやって甘やかしてばかりだから、セッちゃん意外に興味示さなくなるんじゃん」
「どういう意味?くまくんもかまってほしいのぉ?まぁ今さら俺を超えれるとは思わないけどねぇ」
「うわ、幼馴染マウントうざ…。堂々とべたべたスキンシップもできないのにねぇー?さっきの血美味しかったなー?」
いやあの、私がいる前でマウントの取り合いしないでもらっていいですか?
お互い煽りながらも表情は笑顔。それに比べて黒斗先輩は私のこと睨んで…うわめっちゃこわ
「あ、あのそれよりも…私は嵐ちゃんに…」
この場を離れたい気持ちで第3者の名前を出す。少しはこの空気も変わるといいなぁ…なんて淡い期待を込めて。
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