彼女がもし腐女子だった時
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瀬名先輩×黒斗先輩の場合
「やっぱり瀬名先輩×目良先輩が優勝ですね。あの2人がくっついても何も違和感がない。」
やっぱりそういうと思ってた。
転校生ちゃんの秘密の趣味を知ってからかれこれ3ヶ月位経っただろうか。
そういえば俺のこともいつの間にか蒼空先輩になっているし…その流れか、黒斗も名前に先輩になっている。まぁほぼ会話してないだろうけど。
黒斗先輩が受け要素大なんです!という話以外もちらほら聞いてきた。会うことも少ないだろうによく見ている、んだろうな?
俺としては自分のクラスメイト同士の絡みとか考えるの精神強いなぁって思ってるけど。
まぁただ、
「せなたんと黒斗がくっつくことには俺も同意」
「っ!星宮先輩もわかるようになってきましたか!?」
「いや、なんていうか…ほっしーが帰ってきたときの事件あったじゃん?ってあれもまだ数日しか立ってないけど…」
そういうと、転校生ちゃんは一瞬の間の後悲しそうな瞳になる。
ジャッジメントが行われたのは先週のこと。
あのとき必死になって走っていた黒斗の顔は今でも鮮明に覚えている。本当に大切なものを守りたい。そんな顔だった。
今まで、言葉でしか聞いてなかった俺は事務的な、なんか義務のようなものだと勝手に思っていたけど、あの"泉を守らなきゃならない"という思いには底知れないなにかがある。それはおそらくあいつなりの愛なんだろう。
「目良先輩、大丈夫ですかね…」
「ははっ、大丈夫だよ。死にはしないって!むしろ転校生ちゃんの妄想を知ったときのほうがダメージ大きそう!」
「ちょっ!そう考えたら入院中の人相手に考えるの気まずくなるのでやめてください!」
「あ、でももしかして最近黒斗受けの話少なかったのって、見かけなかったから?」
「…あ、言われてみればそうですね。今日急に思いついたのはノートを見返してて、やっぱりあの2人が最強なんだと思って…」
優勝だったり最強だったり…。
表現は人それぞれだけどさ、兎にも角にも俺としてはそれこそクラスメイトなんだけど…、あの2人はならまぁ違和感はないかなぁって思うわけで…。
「あ、現に今日もせなたんお見舞い行くって言ってたな〜」
「今日"も"!?そんな大イベントが連日起きてるんですか?」
「俺はまぁ相方だし、当然心配だから毎日行ってるけど…」
「さらっと蒼空先輩×黒斗先輩の可能性…?」
いやそんな話はしてないんだけど…とにかく、ほぼ週5じゃないかという頻度で来てるせなたんに驚きつつも、まぁ、恩人だからそれも当然なのかと外野から見たらそうだろうけど。
「あんまり、周りに言いふらさないで、転校生ちゃんの趣味の範囲で楽しんでほしいんだけどさ…。せなたん着たら絶対、手繋いで話さないんだよな」
「え?手?手って…あの…手?ずっと?」
「めっちゃ困惑してる…まぁそう、その手をずーっとなんだよ。ベッドで寝てる黒斗の横に座ってずっと。」
「………写真あります?」
NEXT::
「やっぱり瀬名先輩×目良先輩が優勝ですね。あの2人がくっついても何も違和感がない。」
やっぱりそういうと思ってた。
転校生ちゃんの秘密の趣味を知ってからかれこれ3ヶ月位経っただろうか。
そういえば俺のこともいつの間にか蒼空先輩になっているし…その流れか、黒斗も名前に先輩になっている。まぁほぼ会話してないだろうけど。
黒斗先輩が受け要素大なんです!という話以外もちらほら聞いてきた。会うことも少ないだろうによく見ている、んだろうな?
俺としては自分のクラスメイト同士の絡みとか考えるの精神強いなぁって思ってるけど。
まぁただ、
「せなたんと黒斗がくっつくことには俺も同意」
「っ!星宮先輩もわかるようになってきましたか!?」
「いや、なんていうか…ほっしーが帰ってきたときの事件あったじゃん?ってあれもまだ数日しか立ってないけど…」
そういうと、転校生ちゃんは一瞬の間の後悲しそうな瞳になる。
ジャッジメントが行われたのは先週のこと。
あのとき必死になって走っていた黒斗の顔は今でも鮮明に覚えている。本当に大切なものを守りたい。そんな顔だった。
今まで、言葉でしか聞いてなかった俺は事務的な、なんか義務のようなものだと勝手に思っていたけど、あの"泉を守らなきゃならない"という思いには底知れないなにかがある。それはおそらくあいつなりの愛なんだろう。
「目良先輩、大丈夫ですかね…」
「ははっ、大丈夫だよ。死にはしないって!むしろ転校生ちゃんの妄想を知ったときのほうがダメージ大きそう!」
「ちょっ!そう考えたら入院中の人相手に考えるの気まずくなるのでやめてください!」
「あ、でももしかして最近黒斗受けの話少なかったのって、見かけなかったから?」
「…あ、言われてみればそうですね。今日急に思いついたのはノートを見返してて、やっぱりあの2人が最強なんだと思って…」
優勝だったり最強だったり…。
表現は人それぞれだけどさ、兎にも角にも俺としてはそれこそクラスメイトなんだけど…、あの2人はならまぁ違和感はないかなぁって思うわけで…。
「あ、現に今日もせなたんお見舞い行くって言ってたな〜」
「今日"も"!?そんな大イベントが連日起きてるんですか?」
「俺はまぁ相方だし、当然心配だから毎日行ってるけど…」
「さらっと蒼空先輩×黒斗先輩の可能性…?」
いやそんな話はしてないんだけど…とにかく、ほぼ週5じゃないかという頻度で来てるせなたんに驚きつつも、まぁ、恩人だからそれも当然なのかと外野から見たらそうだろうけど。
「あんまり、周りに言いふらさないで、転校生ちゃんの趣味の範囲で楽しんでほしいんだけどさ…。せなたん着たら絶対、手繋いで話さないんだよな」
「え?手?手って…あの…手?ずっと?」
「めっちゃ困惑してる…まぁそう、その手をずーっとなんだよ。ベッドで寝てる黒斗の横に座ってずっと。」
「………写真あります?」
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