別冊 ー5thー
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『退院&カップル成立&王子様卒業おめでとう、堂上くん!』
準備する隊員たちの様子を見た咲は固まった。
あとから部屋に入ってきた山本もうわーと目を瞬かせる。
「これ、流石にまずくないですか・・・?」
手近にいた手塚に声をかけるが、相手は首を振った。
「だれにも止められないからな。」
その言葉が発案者を暗示している。
まぁ、祝うことには変わりないからいいか、とも思う。
ようやくくっついたのだから、このくらいのおふざけは許されるかと。
「これは手塚士長の時も大変そうですね。」
そう言って横を見ると、手塚は聞かぬふりして部屋の隅の方へと行ってしまった。
「さぁて、どうなるかな。」
山本がにやにやと笑う。
「笠原士長より、堂上二正だろうね、怒るのは。」
「おい空太刀!山本!
なにぼさっとしとる!
その花を壁に飾らんか!」
隊長によるわけのわからん命令に、二人は敬礼をしてから駆け足で飾りつけに参加した。
ちょっとずつ変わってゆく日常
準備する隊員たちの様子を見た咲は固まった。
あとから部屋に入ってきた山本もうわーと目を瞬かせる。
「これ、流石にまずくないですか・・・?」
手近にいた手塚に声をかけるが、相手は首を振った。
「だれにも止められないからな。」
その言葉が発案者を暗示している。
まぁ、祝うことには変わりないからいいか、とも思う。
ようやくくっついたのだから、このくらいのおふざけは許されるかと。
「これは手塚士長の時も大変そうですね。」
そう言って横を見ると、手塚は聞かぬふりして部屋の隅の方へと行ってしまった。
「さぁて、どうなるかな。」
山本がにやにやと笑う。
「笠原士長より、堂上二正だろうね、怒るのは。」
「おい空太刀!山本!
なにぼさっとしとる!
その花を壁に飾らんか!」
隊長によるわけのわからん命令に、二人は敬礼をしてから駆け足で飾りつけに参加した。
ちょっとずつ変わってゆく日常