本編 ー4thー
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『実はね、』
メールはフクさんだった。
小さい頃から咲が何度も教えてきたメールがようやく使えるようになって、時折こうして連絡してくる。
買い忘れを買ってきてほしいだの、次はいつにくるだの、たわいのない会話ばかりだが。
携帯を変えたことも伝えておいてよかったと、咲はほっとする。
だが。
『夕方にお邪魔する前に、良化委員会らしい男数人に声をかけられました。
和市さんが当麻さんを匿っているかときかれ、脅されたのではいと答えてしまいました。
男達は私に盗聴器をわたして、居間に仕掛けるように命令しました。
小牧君と手塚君の目をぬすんで、今の時計の裏につけました。
家の見取り図も書かされて当麻さんが客間に寝ていることも言ってしまいました。
ごめんなさい。』
咲はすぐに部屋から走り出した。
行き先は緒方のところだ。
まだ帰っていないはずだ。
一応柴崎にメールを転送する。
「分かった。
いってくれるか。」
事情を説明すると、緒方はすぐにそう告げた。
分かっていた。
他の者が行けば怪しまれる。
咲は夜に稲嶺のもとを訪れることもままあったから、問題はない。
ちょうど小牧が駆けこんできて、咲がいるので首をかしげる。
「盗聴器の件か?」
「はい。」
堂上班の潜入組から連絡があったのだろう。
「丁度いい。
今から空太刀をいかせる。
いくら司令とはいえ、乗り込んでくる人数が多ければ対応も難しいだろう。
お前は近隣の図書隊の配備を頼む。」
「了解!」
「空太刀は私服の下に防弾チョッキを一応着ていけ。」
「了解。」
2人はそれぞれの持ち場に走る。
「空太刀さん、くれぐれも。」
「分かっています。
毬絵には心配かけません。」
この前のことがあってから、小牧は心配性になった気がする。
「もちろん。
でも、毬江ちゃんだけじゃないから。」
優しいお兄さんは、そう言ってぽんぽん、と肩を叩いてくれた。
いざ、
メールはフクさんだった。
小さい頃から咲が何度も教えてきたメールがようやく使えるようになって、時折こうして連絡してくる。
買い忘れを買ってきてほしいだの、次はいつにくるだの、たわいのない会話ばかりだが。
携帯を変えたことも伝えておいてよかったと、咲はほっとする。
だが。
『夕方にお邪魔する前に、良化委員会らしい男数人に声をかけられました。
和市さんが当麻さんを匿っているかときかれ、脅されたのではいと答えてしまいました。
男達は私に盗聴器をわたして、居間に仕掛けるように命令しました。
小牧君と手塚君の目をぬすんで、今の時計の裏につけました。
家の見取り図も書かされて当麻さんが客間に寝ていることも言ってしまいました。
ごめんなさい。』
咲はすぐに部屋から走り出した。
行き先は緒方のところだ。
まだ帰っていないはずだ。
一応柴崎にメールを転送する。
「分かった。
いってくれるか。」
事情を説明すると、緒方はすぐにそう告げた。
分かっていた。
他の者が行けば怪しまれる。
咲は夜に稲嶺のもとを訪れることもままあったから、問題はない。
ちょうど小牧が駆けこんできて、咲がいるので首をかしげる。
「盗聴器の件か?」
「はい。」
堂上班の潜入組から連絡があったのだろう。
「丁度いい。
今から空太刀をいかせる。
いくら司令とはいえ、乗り込んでくる人数が多ければ対応も難しいだろう。
お前は近隣の図書隊の配備を頼む。」
「了解!」
「空太刀は私服の下に防弾チョッキを一応着ていけ。」
「了解。」
2人はそれぞれの持ち場に走る。
「空太刀さん、くれぐれも。」
「分かっています。
毬絵には心配かけません。」
この前のことがあってから、小牧は心配性になった気がする。
「もちろん。
でも、毬江ちゃんだけじゃないから。」
優しいお兄さんは、そう言ってぽんぽん、と肩を叩いてくれた。
いざ、
