ピッフル国
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迷路に入ってから、リタイアがまた続出している。
小狼君も桜都国で出会った龍王君をかばって墜落。
怪我はなかったみたいだけどリタイアだ。
もうすぐ控室に入ってくることだろう。
(小狼君らしいや)
それは彼の心が優しいからできることであり、黒様とサクラちゃんが頑張ってくれているからできたことだ。
そうでなければ、小狼君は罪悪感を背負いながらも龍王君を助けることはなかっただろう。
(……頑張って)
きっと黒様の頑張りが、小狼君とサクラちゃんの”らしさ”を支えることができる。
サクラちゃんも小狼君がリタイアしたと聞いて気持ちが引き締まったみたい。
運や自然はサクラちゃんを味方してくれるから、この迷路はサクラちゃんにとっては得意分野かもしれないね。
そのかわり、大きめの機体である黒様はずいぶん手こずっているようだ。
そんな迷路ももう終わり。
この時点で残っているのは8機。
1位が黒たん、8位がサクラちゃん。
次はどうやら間欠泉のゾーンみたいだ。
いつ噴き出してくるかわからない間欠泉に、残った機体も次々リタイアしている。
黒様は危なげなく避けている。
細かい操縦が苦手な黒様なのに、こういうの避けるのはうまいんだな。
サクラちゃんはなんだか乱気流で風の流れが分かったみたいに、水が来るのも分かるみたい。
戦闘能力はほとんどない子だから忘れているけれど、この旅で一番大きな鍵になっているのが彼女だということを、こんなときに気づかされる。
秘めている力は、きっと誰よりも大きい。
(力があれば、不幸になってしまうのに。)
不幸になるくらいなら、彼女の記憶は戻らないままの方がずっと幸せなんだろう。
小狼君がいて、黒たんがいて、モコナでずっとただただ旅をして笑っていられたらいいのに。
(きっとそんなこと、あの人は許さないだろうけれど)
ぼんやりと画面を見ているうちに、サクラちゃんは黒たんに追いついたみたい。
残ったのは5機だ。
「ファイさん」
かけられた声に顔を向ければ、小狼君が苦笑を浮かべて立っていた。
「小狼君、怪我とかないー?」
「はい、でも姫の羽根が……」
苦しそうな顔をして画面を見つめる小狼君。
「あそこで避けちゃ小狼君じゃないでしょ。
それにあの2人が頑張ってくれているよ」
きっとそれは小狼君もどこか分かっているのだ。
黒たんに甘えている自分も、それを許してくれる黒たんも。
無感情になって羽根を取り戻さなくてもいいと、黒様が思ってくれていると信じれられるから。
「サクラちゃんかっこいー」
アップになっているのを見て、オレは歓声を上げた。
「あの子も一緒に旅をしているのか?」
龍王君の質問に、小狼君が頷く。
なんだかずいぶん仲良くなったみたい。
「どういう関係なんだ?」
からかい半分に聞かれて、小狼君がちょっと慌てているのが面白い。
そりゃそうだよね、記憶をなくしたサクラちゃんを助けたくて一緒に旅している幼馴染って、なんか重すぎる。
それでいて自分のことは絶対に思い出してもらえないなんて、浮かばれない。
「小狼君とサクラちゃんとモコナが兄弟でー
あの人がお父さんー」
画面にアップにされた黒様を見て、オレが代わりに説明してあげる。
「えっ!あのウサギみたいなのも!?」
龍王君がびっくりして、それ以上に小狼君が焦っているのは、やっぱり面白い。
オレ達みんな浮かばれないんだから、このくらいいいよね。
「さあもうすぐ間欠泉を抜けます!
1位黒たん号に続き、2位はウィニング・エッグ号!」
アナウンスと共に、2人はバッチをもらえたみたいだ。
黒たん号とウイニング・エッグ号が仲良く並んでいる。
ああやってみると、本当にお父さんと娘っていう感じのデザインの機体に見えてしまうのは贔屓目だろうか。
「すごいなあの2人!」
龍王君もほめてくれて、小狼君がちょっと照れている。
その小狼君がちょっと画面から目を離した一瞬だった。
ドォォォォン
控室が一瞬静まり、しばらくしてざわめきだす。
その変化に驚いた小狼君が再び画面に目を向けた時には、ウイニング・エッグ号しか映っていなかった。
『黒鋼さん!!』
サクラちゃんの焦った声がスピーカーから聞こえてくる。
「えっ……いったい何が……」
小狼君もただ事ではないことに気づいたのだろう。
見ていたオレも同じだった。
「今、黒たん号が間欠泉に飲み込まれたんだ……」
龍王君の言葉に小狼君が青ざめる。
「直撃した黒たん号、大丈夫でしょうか?」
アナウンサーの言葉とほぼ同時に、救助隊が駆けつけるのが写された。
あの間欠泉は今までのものとは全く違っていた。
威力は数倍はあっただろう。
粉々になった期待が水面に浮かぶ。
黒さまはそれが分かっていたんだろう。
だから咄嗟に、ウイニング・エッグ号に体当たりして間欠泉が当たらないように弾き飛ばしていた。
(まだか)
血の気が引いて行く。
何でだろう。
ずいぶん時間が経った気がするのに上がってこない。
忍者なんだから、きっとこのくらい大丈夫と言いきれない程の大きさだった。
(はやく……)
ウイニング・エッグ号の隣を機体が通り過ぎていくのに、サクラちゃんは動こうとしない。
でも、動けと言えないオレ達もいた。
不安と焦燥が入り混じり、手が震える。
オレ達は待つこと以外何もできない。
立ち上がったまま座ることもせずに画面を睨むばかりだ。
ただ、あの赤い瞳がもう一度現れるのを待って。
画面の一角に黒い何かが現れた。
「いました!」
アナウンスと共にカメラがズームされる。
黒様はきょろきょろとあたりを見回して、そして。
「行け!」
そうか、サクラちゃんを探していたんだ。
彼女なら気にしてまだ立ち止まってしまっているだろうと思って。
「やるって決めたんだろう!
行け!」
「はい!」
サクラちゃんは再び飛び始めた。
それを見て、オレは後ろに一歩、よろめいた。
緊張の糸が解けたようだ。
あまりに恐ろしい時間だった。
まだ震えたままの、愚かな自分の手を見下ろす。
「ファイさん?」
心配そうな小狼くんの声に慌てて顔を上げる。
「オレ、ちょっといってくるよ」
不思議そうな顔をしている小狼君。
「ほら、黒りんちゃんとお医者さんとかちゃんといかないでしょ」
間違いない。
救助される姿を見るに、左手の動きが不自然だ。
あの間欠泉をまともにくらって、機体があれだけボロボロになって、本当に左手の負傷だけで住んでいるかも疑わしい。
「えっ!」
気づいていなかったらしい小狼君はびっくりして一緒についてくる勢いだ。
「意地っ張なんだよーお父さんは。
小狼君はサクラちゃんを応援してあげて。
オレと黒様の分まで」
小狼君はどうやら納得した様子で、椅子に座り直して画面に目を向けた。
それを確認したオレは、まだ震えを残す足を叱咤して歩き出した。
来ると分かった瞬間、体は動いた。
何かを考える暇なんてなくて、ただ、ウイニング・エッグ号に体当たりをしていた。
すぐに間欠泉に飲み込まれたから、大して遠くまで逃げられなかっただろうが、それでも、この衝撃に巻き込まれていないのは確かだ。
水の中で機体がバキバキ言うのが聞こえる。
目が開けられない。
濁流の音しかきこえない。
息もできない。
左手に激痛が走る。
気づけば重力に従って水と一緒に落ちていっていた。
周りを見ることもかなわない。
後どのくらいで着水するのだろうか、せめて体勢を整えなければーー
不意に体に衝撃があって、意識が飛んだ。
体が深く深く落ちて行く。
水に溶け込むように。
ぼんやりと目を開ければ、揺れた向こうにウイニング・エッグ号が見える。
これだけ深く潜って、認識できるはずはないのに、確かに、俺の目には見えた。
馬鹿か、あいつは。
やっと首位に躍り出たのに、あいつは。
このままではだめだ。
俺がこんなだから、あいつは心配して止まっているんだ。
ならばーー
俺は何とか水をかく。
酸素が足りない。
でも、気合いでもがき続ける。
派手な音を立てて顔を水面に出した。
めまいがして少女がどこにいるのか分からなくなる。
「黒鋼さん!」
その声を頼りに顔を向ける。
確かに、ウイニング・エッグ号が、姫がいた。
溺れながら叫ぶ。
「行け!」
「でも!」
聞き分けのない奴だ。
物分かりの悪い奴だ。
他人の心配ばかりして、誰のために俺達が飛んだと思っているんだ。
「やるって決めたんだろう!
行け!」
ここで負けたら、後で殴る。
「はい!」
やけに意志のこもった返事をして、ウイニング・エッグ号は飛び去った。
(勝利の卵なんておかしな名前だと思ったが……
あながち間違っちゃいないな)
「大丈夫ですか!
今はしごを下ろします!」
救助隊が声をかけ、縄梯子を落としてくれた。
(少女は卵だ。
まだ温めてやらないと……
だがもう時間がない)
左手をポケットに入れて、俺は梯子につかまった。
(この窮地が吉と出るか、凶と出るか)
濡れた服がうっとおしい。
心配は心配だが、後は天に任せるしかないだろう。
(上手く孵るといいんだが)
小狼君も桜都国で出会った龍王君をかばって墜落。
怪我はなかったみたいだけどリタイアだ。
もうすぐ控室に入ってくることだろう。
(小狼君らしいや)
それは彼の心が優しいからできることであり、黒様とサクラちゃんが頑張ってくれているからできたことだ。
そうでなければ、小狼君は罪悪感を背負いながらも龍王君を助けることはなかっただろう。
(……頑張って)
きっと黒様の頑張りが、小狼君とサクラちゃんの”らしさ”を支えることができる。
サクラちゃんも小狼君がリタイアしたと聞いて気持ちが引き締まったみたい。
運や自然はサクラちゃんを味方してくれるから、この迷路はサクラちゃんにとっては得意分野かもしれないね。
そのかわり、大きめの機体である黒様はずいぶん手こずっているようだ。
そんな迷路ももう終わり。
この時点で残っているのは8機。
1位が黒たん、8位がサクラちゃん。
次はどうやら間欠泉のゾーンみたいだ。
いつ噴き出してくるかわからない間欠泉に、残った機体も次々リタイアしている。
黒様は危なげなく避けている。
細かい操縦が苦手な黒様なのに、こういうの避けるのはうまいんだな。
サクラちゃんはなんだか乱気流で風の流れが分かったみたいに、水が来るのも分かるみたい。
戦闘能力はほとんどない子だから忘れているけれど、この旅で一番大きな鍵になっているのが彼女だということを、こんなときに気づかされる。
秘めている力は、きっと誰よりも大きい。
(力があれば、不幸になってしまうのに。)
不幸になるくらいなら、彼女の記憶は戻らないままの方がずっと幸せなんだろう。
小狼君がいて、黒たんがいて、モコナでずっとただただ旅をして笑っていられたらいいのに。
(きっとそんなこと、あの人は許さないだろうけれど)
ぼんやりと画面を見ているうちに、サクラちゃんは黒たんに追いついたみたい。
残ったのは5機だ。
「ファイさん」
かけられた声に顔を向ければ、小狼君が苦笑を浮かべて立っていた。
「小狼君、怪我とかないー?」
「はい、でも姫の羽根が……」
苦しそうな顔をして画面を見つめる小狼君。
「あそこで避けちゃ小狼君じゃないでしょ。
それにあの2人が頑張ってくれているよ」
きっとそれは小狼君もどこか分かっているのだ。
黒たんに甘えている自分も、それを許してくれる黒たんも。
無感情になって羽根を取り戻さなくてもいいと、黒様が思ってくれていると信じれられるから。
「サクラちゃんかっこいー」
アップになっているのを見て、オレは歓声を上げた。
「あの子も一緒に旅をしているのか?」
龍王君の質問に、小狼君が頷く。
なんだかずいぶん仲良くなったみたい。
「どういう関係なんだ?」
からかい半分に聞かれて、小狼君がちょっと慌てているのが面白い。
そりゃそうだよね、記憶をなくしたサクラちゃんを助けたくて一緒に旅している幼馴染って、なんか重すぎる。
それでいて自分のことは絶対に思い出してもらえないなんて、浮かばれない。
「小狼君とサクラちゃんとモコナが兄弟でー
あの人がお父さんー」
画面にアップにされた黒様を見て、オレが代わりに説明してあげる。
「えっ!あのウサギみたいなのも!?」
龍王君がびっくりして、それ以上に小狼君が焦っているのは、やっぱり面白い。
オレ達みんな浮かばれないんだから、このくらいいいよね。
「さあもうすぐ間欠泉を抜けます!
1位黒たん号に続き、2位はウィニング・エッグ号!」
アナウンスと共に、2人はバッチをもらえたみたいだ。
黒たん号とウイニング・エッグ号が仲良く並んでいる。
ああやってみると、本当にお父さんと娘っていう感じのデザインの機体に見えてしまうのは贔屓目だろうか。
「すごいなあの2人!」
龍王君もほめてくれて、小狼君がちょっと照れている。
その小狼君がちょっと画面から目を離した一瞬だった。
ドォォォォン
控室が一瞬静まり、しばらくしてざわめきだす。
その変化に驚いた小狼君が再び画面に目を向けた時には、ウイニング・エッグ号しか映っていなかった。
『黒鋼さん!!』
サクラちゃんの焦った声がスピーカーから聞こえてくる。
「えっ……いったい何が……」
小狼君もただ事ではないことに気づいたのだろう。
見ていたオレも同じだった。
「今、黒たん号が間欠泉に飲み込まれたんだ……」
龍王君の言葉に小狼君が青ざめる。
「直撃した黒たん号、大丈夫でしょうか?」
アナウンサーの言葉とほぼ同時に、救助隊が駆けつけるのが写された。
あの間欠泉は今までのものとは全く違っていた。
威力は数倍はあっただろう。
粉々になった期待が水面に浮かぶ。
黒さまはそれが分かっていたんだろう。
だから咄嗟に、ウイニング・エッグ号に体当たりして間欠泉が当たらないように弾き飛ばしていた。
(まだか)
血の気が引いて行く。
何でだろう。
ずいぶん時間が経った気がするのに上がってこない。
忍者なんだから、きっとこのくらい大丈夫と言いきれない程の大きさだった。
(はやく……)
ウイニング・エッグ号の隣を機体が通り過ぎていくのに、サクラちゃんは動こうとしない。
でも、動けと言えないオレ達もいた。
不安と焦燥が入り混じり、手が震える。
オレ達は待つこと以外何もできない。
立ち上がったまま座ることもせずに画面を睨むばかりだ。
ただ、あの赤い瞳がもう一度現れるのを待って。
画面の一角に黒い何かが現れた。
「いました!」
アナウンスと共にカメラがズームされる。
黒様はきょろきょろとあたりを見回して、そして。
「行け!」
そうか、サクラちゃんを探していたんだ。
彼女なら気にしてまだ立ち止まってしまっているだろうと思って。
「やるって決めたんだろう!
行け!」
「はい!」
サクラちゃんは再び飛び始めた。
それを見て、オレは後ろに一歩、よろめいた。
緊張の糸が解けたようだ。
あまりに恐ろしい時間だった。
まだ震えたままの、愚かな自分の手を見下ろす。
「ファイさん?」
心配そうな小狼くんの声に慌てて顔を上げる。
「オレ、ちょっといってくるよ」
不思議そうな顔をしている小狼君。
「ほら、黒りんちゃんとお医者さんとかちゃんといかないでしょ」
間違いない。
救助される姿を見るに、左手の動きが不自然だ。
あの間欠泉をまともにくらって、機体があれだけボロボロになって、本当に左手の負傷だけで住んでいるかも疑わしい。
「えっ!」
気づいていなかったらしい小狼君はびっくりして一緒についてくる勢いだ。
「意地っ張なんだよーお父さんは。
小狼君はサクラちゃんを応援してあげて。
オレと黒様の分まで」
小狼君はどうやら納得した様子で、椅子に座り直して画面に目を向けた。
それを確認したオレは、まだ震えを残す足を叱咤して歩き出した。
来ると分かった瞬間、体は動いた。
何かを考える暇なんてなくて、ただ、ウイニング・エッグ号に体当たりをしていた。
すぐに間欠泉に飲み込まれたから、大して遠くまで逃げられなかっただろうが、それでも、この衝撃に巻き込まれていないのは確かだ。
水の中で機体がバキバキ言うのが聞こえる。
目が開けられない。
濁流の音しかきこえない。
息もできない。
左手に激痛が走る。
気づけば重力に従って水と一緒に落ちていっていた。
周りを見ることもかなわない。
後どのくらいで着水するのだろうか、せめて体勢を整えなければーー
不意に体に衝撃があって、意識が飛んだ。
体が深く深く落ちて行く。
水に溶け込むように。
ぼんやりと目を開ければ、揺れた向こうにウイニング・エッグ号が見える。
これだけ深く潜って、認識できるはずはないのに、確かに、俺の目には見えた。
馬鹿か、あいつは。
やっと首位に躍り出たのに、あいつは。
このままではだめだ。
俺がこんなだから、あいつは心配して止まっているんだ。
ならばーー
俺は何とか水をかく。
酸素が足りない。
でも、気合いでもがき続ける。
派手な音を立てて顔を水面に出した。
めまいがして少女がどこにいるのか分からなくなる。
「黒鋼さん!」
その声を頼りに顔を向ける。
確かに、ウイニング・エッグ号が、姫がいた。
溺れながら叫ぶ。
「行け!」
「でも!」
聞き分けのない奴だ。
物分かりの悪い奴だ。
他人の心配ばかりして、誰のために俺達が飛んだと思っているんだ。
「やるって決めたんだろう!
行け!」
ここで負けたら、後で殴る。
「はい!」
やけに意志のこもった返事をして、ウイニング・エッグ号は飛び去った。
(勝利の卵なんておかしな名前だと思ったが……
あながち間違っちゃいないな)
「大丈夫ですか!
今はしごを下ろします!」
救助隊が声をかけ、縄梯子を落としてくれた。
(少女は卵だ。
まだ温めてやらないと……
だがもう時間がない)
左手をポケットに入れて、俺は梯子につかまった。
(この窮地が吉と出るか、凶と出るか)
濡れた服がうっとおしい。
心配は心配だが、後は天に任せるしかないだろう。
(上手く孵るといいんだが)
