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黄昏町の怪物関連

風野みつ(かぜのみつ)
10歳 女性 小学生
人として至らないところが多い自分を、実はばけものなのだと勘違いしている少女。
本物の化け物になれるとそそのかされて黄昏町へ。
人間は嫌いだけど、基本的に他人を疑わない純真な性格。
ばけものになって、平和な居場所を作ることが目的。

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パジャマに室内用スリッパで黄昏町をうろつく不思議な子。
本人はいつだって大真面目だけど、悲しかな伝わらないことが多い。



複雑でもない人間関係の海をうまく泳げなかった少女。
少女は自分に問い続けた。どうして皆のようにうまくやれないのか。
それは心にヤスリをかけるようなもので、心が擦り切れた時に少女は答えを手にした。
ああ、自分は本当はばけものなのだと。

かみさま、どうして自分だけこんなにくるしいのですか?
人間関係の海の中で、みんなはスイスイ泳ぐのに、自分はあっぷあっぷと溺れながら泳いでた。
苦しかった、辛かった。なぜ自分だけこうなのか、自分に問い続けた。
過ぎた自問自答は、自分で自分を責め続けるのと変わらなくて。
一つ問う毎に、心をヤスリがけしてるみたいだった。
幾度にもわたるヤスリがけで、まともな心が擦り切れた時に、ようやく問いの答えが舞い降りた。
自分は、本当はばけものなのだと。だから、みんなと違うのは仕方がない。そんな自分自身を呪わなくて良いのだとー

ばけものになりたい。本当の姿に戻りたい。そのためなら、死ぬのだって、怖くないよ?
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