BONDS IN ANOTHER WORLD ーコラボ小説・未完ー
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零番隊の隊舎は、護廷十三隊隊舎とそう離れない場所に、堂々と建っている。
零番隊は、昔こそ超極秘の隊だったが、今となっては尸魂界の誰もが知っている、最強の戦闘部隊。
つまり、全面的に公開されているのだ。
キィィ…
隊舎につくと、門番の隊士たちがすぐに門を開き、亜莉亜たちを中へ通した。
亜莉亜は拓斗と共に隊首室へと向かった。
『で、何でお前がいるんだ?龍。』
隊首室のソファーでくつろぐ一人の死神に冷たい視線を送る。
龍「お、隊長じゃんっ!ちょっと聞いてくれよ~」
目を輝かせながら、こちらに向かってくる彼の名は"松本龍"。
十番隊副隊長松本乱菊の弟であり、零番隊第四席である。
『何がちょっと聞いてくれよ~だ。書類は終わったのか?』
龍「これ、この前現世で買ってきた本なんだけどさ…」
『私の話を聞け。』
龍「この主人公がね…」
『話を…はぁ。もういい。で?主人公が?』
聞く耳を持たない龍に、亜莉亜は説教を諦める。
龍「主人公が、別の世界に飛ばされちまうんだよ~!凄くね?俺もどっか行ってみたいなぁ…」
興奮ぎみに話す龍。
『…龍、残念だったな。そういう事は所詮、空想上の出来事でしかないんだぞ。あきらめろ。』
哀れみの目を龍に向けながら語る亜莉亜。
龍「うぐっ…そんなこと言ってる人ほど、別の世界に飛ばされちゃったりするんですよーだ!!俺の夢を壊すなぁぁ!」
ダッ
龍はそう言うと隊首室を飛び出した。
『馬鹿馬鹿しい。だが少々哀れだな。』
拓「いつもの事じゃん。」
クスリと拓斗が笑う。
『…異世界、か。そんなものがあるなら、ぜひお邪魔してみたいものだ。』
亜莉亜は窓の外の景色に目をやり、不敵に微笑んだ。
そのとき、一羽の地獄蝶がヒラリと隊首室に舞い込んだ。
亜莉亜はそれを指先に止める。
零番隊は、昔こそ超極秘の隊だったが、今となっては尸魂界の誰もが知っている、最強の戦闘部隊。
つまり、全面的に公開されているのだ。
キィィ…
隊舎につくと、門番の隊士たちがすぐに門を開き、亜莉亜たちを中へ通した。
亜莉亜は拓斗と共に隊首室へと向かった。
『で、何でお前がいるんだ?龍。』
隊首室のソファーでくつろぐ一人の死神に冷たい視線を送る。
龍「お、隊長じゃんっ!ちょっと聞いてくれよ~」
目を輝かせながら、こちらに向かってくる彼の名は"松本龍"。
十番隊副隊長松本乱菊の弟であり、零番隊第四席である。
『何がちょっと聞いてくれよ~だ。書類は終わったのか?』
龍「これ、この前現世で買ってきた本なんだけどさ…」
『私の話を聞け。』
龍「この主人公がね…」
『話を…はぁ。もういい。で?主人公が?』
聞く耳を持たない龍に、亜莉亜は説教を諦める。
龍「主人公が、別の世界に飛ばされちまうんだよ~!凄くね?俺もどっか行ってみたいなぁ…」
興奮ぎみに話す龍。
『…龍、残念だったな。そういう事は所詮、空想上の出来事でしかないんだぞ。あきらめろ。』
哀れみの目を龍に向けながら語る亜莉亜。
龍「うぐっ…そんなこと言ってる人ほど、別の世界に飛ばされちゃったりするんですよーだ!!俺の夢を壊すなぁぁ!」
ダッ
龍はそう言うと隊首室を飛び出した。
『馬鹿馬鹿しい。だが少々哀れだな。』
拓「いつもの事じゃん。」
クスリと拓斗が笑う。
『…異世界、か。そんなものがあるなら、ぜひお邪魔してみたいものだ。』
亜莉亜は窓の外の景色に目をやり、不敵に微笑んだ。
そのとき、一羽の地獄蝶がヒラリと隊首室に舞い込んだ。
亜莉亜はそれを指先に止める。