BONDS IN ANOTHER WORLD ーコラボ小説・未完ー
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亜『ちゃんと大切な奴を見つけることができた。これって、凄い事だと思わないか?』
亜莉亜は窓の外の景色を目をやりながら優しげに微笑む。
窓の外では、暖かな日差しの中、鮮やかな空色を纏う蝶がヒラヒラと舞っていた。
涼「あぁ、凄いことだよ。今だから思うけど、俺の上に立つのはやぱり眞那しかいないな。亜莉亜もそうだろう?やっぱ、副隊長は拓斗以外にはいないだろ?」
亜『分かりきっていることを聞くな。もしも拓斗が副隊長でなかったら、私は…私は……。』
亜莉亜の声が次第に重くなる。
頭をよぎる暗い過去。
親友に怪我を負わせ、王族の命に従い沢山の罪を重ね、何度も悩んだ。
いつも支えてくれたのは…やはり拓斗だった。
亜『生きてこれなかったかも、な。』
俯いた亜莉亜に、涼哉ははっと目を開いた。
涼「悪い。ってか泣くなよ?亜莉亜の居場所は拓斗のとこなんだから。」
困ったようにそう言う涼哉に、俯いていた亜莉亜の口が緩やかな弧を描いた。
亜『謝らなくていい。それに…泣いてない。誰が今更泣くか。約束してるんだよ、あいつと。それに、自分でも決めた。泣く暇があったら、さっさと前に進むってな。』
亜莉亜は涼哉の目をしっかり見据えながら綺麗に笑った。
亜『お前こそ、眞那のこと、ちゃんと支えてやれよ?』
涼「あぁ、もちろんそのつもりだ。」
亜『そうか。』
涼「亜莉亜はもっと拓斗に頼ってやんな?」
亜莉亜は一瞬きょとんとした顔をしたが、すぐに温かく微笑んだ。
亜『もう、十分頼ってるさ。』
涼「そうか。それならいいんだが。」
涼哉も亜莉亜につられて微笑んだ。
眞『ここら辺か?二人が最初に来た場所は?』
三番隊隊舎の裏に到着した二人。
はたから見れば、零番隊隊長である眞那が見慣れない男を連れている…といった奇妙な状況のため、周りの死神たちは二人を見ながら何やらこそこそと何かを話している。
しかし、二人はそれを一切気にしていなかった。
亜莉亜は窓の外の景色を目をやりながら優しげに微笑む。
窓の外では、暖かな日差しの中、鮮やかな空色を纏う蝶がヒラヒラと舞っていた。
涼「あぁ、凄いことだよ。今だから思うけど、俺の上に立つのはやぱり眞那しかいないな。亜莉亜もそうだろう?やっぱ、副隊長は拓斗以外にはいないだろ?」
亜『分かりきっていることを聞くな。もしも拓斗が副隊長でなかったら、私は…私は……。』
亜莉亜の声が次第に重くなる。
頭をよぎる暗い過去。
親友に怪我を負わせ、王族の命に従い沢山の罪を重ね、何度も悩んだ。
いつも支えてくれたのは…やはり拓斗だった。
亜『生きてこれなかったかも、な。』
俯いた亜莉亜に、涼哉ははっと目を開いた。
涼「悪い。ってか泣くなよ?亜莉亜の居場所は拓斗のとこなんだから。」
困ったようにそう言う涼哉に、俯いていた亜莉亜の口が緩やかな弧を描いた。
亜『謝らなくていい。それに…泣いてない。誰が今更泣くか。約束してるんだよ、あいつと。それに、自分でも決めた。泣く暇があったら、さっさと前に進むってな。』
亜莉亜は涼哉の目をしっかり見据えながら綺麗に笑った。
亜『お前こそ、眞那のこと、ちゃんと支えてやれよ?』
涼「あぁ、もちろんそのつもりだ。」
亜『そうか。』
涼「亜莉亜はもっと拓斗に頼ってやんな?」
亜莉亜は一瞬きょとんとした顔をしたが、すぐに温かく微笑んだ。
亜『もう、十分頼ってるさ。』
涼「そうか。それならいいんだが。」
涼哉も亜莉亜につられて微笑んだ。
眞『ここら辺か?二人が最初に来た場所は?』
三番隊隊舎の裏に到着した二人。
はたから見れば、零番隊隊長である眞那が見慣れない男を連れている…といった奇妙な状況のため、周りの死神たちは二人を見ながら何やらこそこそと何かを話している。
しかし、二人はそれを一切気にしていなかった。