BONDS IN ANOTHER WORLD ーコラボ小説・未完ー
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眞『それはそうと、これからどうしようか。…ってか、その前にやることがあったね』
意味深な目で亜莉亜を見る眞那。
亜莉亜は眞那と目線を合わせ、軽く頷いた。
亜『…おい、拓斗。いつまでそうしてる気だ。』
拓「…放っておいて。」
目をそらしながら、拓斗は冷たい声で答えた。
亜『放って…って、はぁ、お前なあ…。一体、どうしたっていうんだ?』
亜莉亜の表情は少し悲しげだ。
拓「亜莉亜はさ、そいつらの下に見られていていいわけ?」
亜『!』
拓「俺は、亜莉亜が見下されてるっていうのが気に食わないわけ。」
亜『…お前、そんなこと考えてたのか?今話してて分かっただろうが、こいつらは人を見下すような、そんな真似はしない。』
怒りを押さえた声で亜莉亜は言う。
拓「いいや、したよ。最初に会ったとき!」
亜『!?当然だろうが!侵入者である私たちに身分なんてものがあるわけ無いだろ!!』
拓「でも、俺たちだって零番隊だ!ましてや、亜莉亜は隊長だよ!?」
亜『この世界の零番隊に私たちはいない!ここでは私たちは只の侵入者なん…』
眞『ちょっと、待って、えっと…拓斗?あたし達は、貴方達に信じてもらいたくてここに連れてきたわけじゃないから。あたしだってすぐに人を信じ切れるようなイイ人じゃないし…。』
二人の争いを見ていた眞那が、静かに言葉を発した。
掴み合いになる寸前だった二人は、動きを止め眞那を見た。
眞『けど、これだけは言わせて。あたし達は貴方達を元の世界に戻らせてあげたいの。』
拓「…」
拓斗は目を伏せる。
その様子を、亜莉亜は黙って見守る。
眞『今は偽善だなんて思ってて構わないけど、亜莉亜さんを困らせないでね。それが副隊長の仕事のひとつだし、ね。…あたしが言っても意味ないかな?拓斗、ごめんなさい。』
拓「…仕方ないなぁ。」
しばらくの沈黙の後、いつもの明るい声で拓斗は言った。
亜『拓斗…!』
亜莉亜はホッとしたように、表情を緩める。
拓「亜莉亜のこと言われちゃ、どうしようもないじゃん。」
拓斗がゆっくりと目線を上げ、眞那たちを見た。
拓斗「俺が悪かった。謝るよ。ちょっと熱くなりすぎた。」
眞那たち見て言う。
すっかり気持ちが緩んで、いつもの笑顔になっている。
意味深な目で亜莉亜を見る眞那。
亜莉亜は眞那と目線を合わせ、軽く頷いた。
亜『…おい、拓斗。いつまでそうしてる気だ。』
拓「…放っておいて。」
目をそらしながら、拓斗は冷たい声で答えた。
亜『放って…って、はぁ、お前なあ…。一体、どうしたっていうんだ?』
亜莉亜の表情は少し悲しげだ。
拓「亜莉亜はさ、そいつらの下に見られていていいわけ?」
亜『!』
拓「俺は、亜莉亜が見下されてるっていうのが気に食わないわけ。」
亜『…お前、そんなこと考えてたのか?今話してて分かっただろうが、こいつらは人を見下すような、そんな真似はしない。』
怒りを押さえた声で亜莉亜は言う。
拓「いいや、したよ。最初に会ったとき!」
亜『!?当然だろうが!侵入者である私たちに身分なんてものがあるわけ無いだろ!!』
拓「でも、俺たちだって零番隊だ!ましてや、亜莉亜は隊長だよ!?」
亜『この世界の零番隊に私たちはいない!ここでは私たちは只の侵入者なん…』
眞『ちょっと、待って、えっと…拓斗?あたし達は、貴方達に信じてもらいたくてここに連れてきたわけじゃないから。あたしだってすぐに人を信じ切れるようなイイ人じゃないし…。』
二人の争いを見ていた眞那が、静かに言葉を発した。
掴み合いになる寸前だった二人は、動きを止め眞那を見た。
眞『けど、これだけは言わせて。あたし達は貴方達を元の世界に戻らせてあげたいの。』
拓「…」
拓斗は目を伏せる。
その様子を、亜莉亜は黙って見守る。
眞『今は偽善だなんて思ってて構わないけど、亜莉亜さんを困らせないでね。それが副隊長の仕事のひとつだし、ね。…あたしが言っても意味ないかな?拓斗、ごめんなさい。』
拓「…仕方ないなぁ。」
しばらくの沈黙の後、いつもの明るい声で拓斗は言った。
亜『拓斗…!』
亜莉亜はホッとしたように、表情を緩める。
拓「亜莉亜のこと言われちゃ、どうしようもないじゃん。」
拓斗がゆっくりと目線を上げ、眞那たちを見た。
拓斗「俺が悪かった。謝るよ。ちょっと熱くなりすぎた。」
眞那たち見て言う。
すっかり気持ちが緩んで、いつもの笑顔になっている。