今年こそ君を振り向かせるから
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【おまけ】
亜莉亜は悩んでいた。
どうしたら拓斗に笑ってもらえるのか。
『だから、最近……何て言うか、私を見てはため息ついてるんだ、アイツ』
亜莉亜が相談している相手は、金髪ブロンド巨乳といえばお馴染みの、松本乱菊である。
悩みに悩んだ亜莉亜は、こういうことに詳しいのではないかと乱菊の元を尋ねたのだ。
「でも、嫌そうに、ではないんでしょう?心配することないと思いますよー」
乱菊は笑顔で答える。
ここは十番隊の執務室──冬獅郎が不在なのを良いことに、乱菊は堂々と仕事をサボっている。
『だがな──そう何度も私を見て考え込まれると、気になるんだ。前はもっと笑っていたのに、最近はあまり笑わないし……』
自分で言っているうちに、何だか悲しくなってくる。
私は嫌われてしまったのだろうか?
「そんな事を言ったって、拓斗は神影隊長が本当に大好きですからね。」
乱菊は亜莉亜の真剣な顔を見て、ふとにやけた。
「あ、でも、もし拓斗を笑わせたいとか、喜ばせたいとか思うなら」
『何か方法があるのか!?教えてくれ』
くい気味の亜莉亜に、乱菊は人差し指で自分の頬を指差した。
「ほっぺにちゅーしちゃえばいいですよ」
ぱっと亜莉亜の顔が赤くなった。
『ななな……!?お前は何を言ってるんだ!』
「いやですねぇ隊長、何も唇と唇でなんて言ってないじゃないですか。ほっぺくらい、挨拶同然ですよ」
ハートマークをばんばん飛ばしながら乱菊は言う。
「やらないんですかー?」
『そんな事……!出来るわけ』
「えー、拓斗泣いて喜びますよ」
”喜ぶ”
その言葉に、亜莉亜はぴくりと反応する。
『拓斗は──本当に、喜ぶか?』
「もちろん!」
『まぁ、機会があれば、な』
今、どんな顔を?
亜莉亜は悩んでいた。
どうしたら拓斗に笑ってもらえるのか。
『だから、最近……何て言うか、私を見てはため息ついてるんだ、アイツ』
亜莉亜が相談している相手は、金髪ブロンド巨乳といえばお馴染みの、松本乱菊である。
悩みに悩んだ亜莉亜は、こういうことに詳しいのではないかと乱菊の元を尋ねたのだ。
「でも、嫌そうに、ではないんでしょう?心配することないと思いますよー」
乱菊は笑顔で答える。
ここは十番隊の執務室──冬獅郎が不在なのを良いことに、乱菊は堂々と仕事をサボっている。
『だがな──そう何度も私を見て考え込まれると、気になるんだ。前はもっと笑っていたのに、最近はあまり笑わないし……』
自分で言っているうちに、何だか悲しくなってくる。
私は嫌われてしまったのだろうか?
「そんな事を言ったって、拓斗は神影隊長が本当に大好きですからね。」
乱菊は亜莉亜の真剣な顔を見て、ふとにやけた。
「あ、でも、もし拓斗を笑わせたいとか、喜ばせたいとか思うなら」
『何か方法があるのか!?教えてくれ』
くい気味の亜莉亜に、乱菊は人差し指で自分の頬を指差した。
「ほっぺにちゅーしちゃえばいいですよ」
ぱっと亜莉亜の顔が赤くなった。
『ななな……!?お前は何を言ってるんだ!』
「いやですねぇ隊長、何も唇と唇でなんて言ってないじゃないですか。ほっぺくらい、挨拶同然ですよ」
ハートマークをばんばん飛ばしながら乱菊は言う。
「やらないんですかー?」
『そんな事……!出来るわけ』
「えー、拓斗泣いて喜びますよ」
”喜ぶ”
その言葉に、亜莉亜はぴくりと反応する。
『拓斗は──本当に、喜ぶか?』
「もちろん!」
『まぁ、機会があれば、な』
今、どんな顔を?
END