何だかんだのMerry Christmas
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『誰も事情を話さない、か。…それなら、この中で一番立場の偉い奴に話でも聞こうか。』
亜莉亜はそう言うと、ぎろりと龍を見た。
「え、えぇっ!?俺?俺なの!?」
『松本龍零番隊第四席、弁明を。』
絶対零度の視線が、目を泳がせる龍を確かに貫いた。
「あ…あの、ベンメイって何デスカ?」
『はぁ…。お前を過信していた私が馬鹿だった。言い直す。何が起きたか、詳しく話せ。』
「は、はい。…。」
龍は思い切り苦笑いをすると、すぐに説明を始めた。
「あの、お、俺は悪くないんだぜ!?こうなったのは、たまたま江恋が投げた雪をたまたま俺が避けたら、たまたま隊首室に飛び込んだだけで…」
『ほう。あくまで偶然を装うつもりか。いい根性をしている。』
「いや、そんなつもりは…」
『だったら何だ?偶然だから許してもらえる?いつもそんなことを考えているのか!?今日という今日は許さないぞ。…しかしまぁ、今日は折角雪も降っているわけだし、特別に雪の日らしいお仕置きを、してやらねばな。』
亜莉亜はそう言うと、意味深な笑みを見せた。
拓斗は亜莉亜と目を合わせると、にやりと笑った。
「楽しそうだね。」
『だろう?じゃ、早速!!』
ヒュッ!
何かが高速で亜莉亜から放たれ、そして…
「ぶはっ!!」
龍の顔を白で埋めた。
『今日ばかりは本気でいかせてもらうからな!覚悟しろ。』
もごもごと何かを口走りながら冷たくなった顔に手を当てる龍に、亜莉亜は容赦なく雪を投げつける。
「うっわ、龍ダサッ。ま、悪いのは君だからしょうがないか。」
拓人はケラケラと笑いながら、自身も雪を固めて龍をねらって投げる。
龍は隊長格二人の攻撃に完全に圧されていたが、何とか体勢を立て直すと大きな声で叫んだ。
「は、反撃だぁッ!」
その声を合図に、覚悟を決めた江恋たちが龍の援護に入る。
『なっ!?おまえ等まで…』
「どうせただ大人しくしていても、何らかの処分を受けるのでしょう?それならば、いっそのこと貴方方に一矢報いて差し上げたいのですわ!」
『何だと?ふん、出来るものならやってみろ!』
「貴女にだけは負けたくありませんのよ!」
亜莉亜はそう言うと、ぎろりと龍を見た。
「え、えぇっ!?俺?俺なの!?」
『松本龍零番隊第四席、弁明を。』
絶対零度の視線が、目を泳がせる龍を確かに貫いた。
「あ…あの、ベンメイって何デスカ?」
『はぁ…。お前を過信していた私が馬鹿だった。言い直す。何が起きたか、詳しく話せ。』
「は、はい。…。」
龍は思い切り苦笑いをすると、すぐに説明を始めた。
「あの、お、俺は悪くないんだぜ!?こうなったのは、たまたま江恋が投げた雪をたまたま俺が避けたら、たまたま隊首室に飛び込んだだけで…」
『ほう。あくまで偶然を装うつもりか。いい根性をしている。』
「いや、そんなつもりは…」
『だったら何だ?偶然だから許してもらえる?いつもそんなことを考えているのか!?今日という今日は許さないぞ。…しかしまぁ、今日は折角雪も降っているわけだし、特別に雪の日らしいお仕置きを、してやらねばな。』
亜莉亜はそう言うと、意味深な笑みを見せた。
拓斗は亜莉亜と目を合わせると、にやりと笑った。
「楽しそうだね。」
『だろう?じゃ、早速!!』
ヒュッ!
何かが高速で亜莉亜から放たれ、そして…
「ぶはっ!!」
龍の顔を白で埋めた。
『今日ばかりは本気でいかせてもらうからな!覚悟しろ。』
もごもごと何かを口走りながら冷たくなった顔に手を当てる龍に、亜莉亜は容赦なく雪を投げつける。
「うっわ、龍ダサッ。ま、悪いのは君だからしょうがないか。」
拓人はケラケラと笑いながら、自身も雪を固めて龍をねらって投げる。
龍は隊長格二人の攻撃に完全に圧されていたが、何とか体勢を立て直すと大きな声で叫んだ。
「は、反撃だぁッ!」
その声を合図に、覚悟を決めた江恋たちが龍の援護に入る。
『なっ!?おまえ等まで…』
「どうせただ大人しくしていても、何らかの処分を受けるのでしょう?それならば、いっそのこと貴方方に一矢報いて差し上げたいのですわ!」
『何だと?ふん、出来るものならやってみろ!』
「貴女にだけは負けたくありませんのよ!」