あの戦いから二週間がたった。
零番隊全員が回復し、魅月が六席に任命されたりと、以前の賑やかな零番隊に戻った頃。
ようやく退院した亜莉亜は、零番隊、ではなく、現世に来ていた。
龍「うわぁ、でっかい旅館だな。」
『おい、龍。あんまり騒ぐな。と言いたいとこだが、今回だけは許してやる。』
拓「なんたって、慰安旅行かつ、新しい仲間が増えたお祝いだしね。」
そう、零番隊全員で現世に旅行に来たのだ。
あれだけの戦いを終えたのだ。
何か褒美があってもいいだろう？
日頃危険にさらされている分、たっぷり羽をのばしてほしいと思う。
私は、お前たちの笑顔が好きだから。
ずっと笑っていてくれ。

私は、この平和が続くことを、心から願った。

零番隊慰安旅行でのお話は、また今度。




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