つかの間の休息
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『あぁ。』
とりあえず了承はしておくが、一体誰だろう?
「では、失礼いたします。」
四番隊隊員がドアを開けた。
そして入ってきたのは…
『や、山じ…』
なんと、護廷十三隊総隊長の、というより、亜莉亜の育て親の山本元柳斎重國だった。
山「ぬっ!?育ての親に対して、爺扱いはなかろう!」
元柳斎は、見舞い客用の丸椅子に静かに座った。
『仕方ないだろう。十分ジジイなんだから。』
亜莉亜はボソッと呟いた。
山「…オホン。それで、体調の方はどうじゃ。霊圧は戻ってきておるのか。」
『体調は何ともないな。だが、まだ霊圧は戻りきっていないみたいだ。』
山「そうか。まあよい。今のうちにゆっくり休養するがよい。」
元柳斎の言葉に、亜莉亜は微笑んで頷いた。
『それよりも』
山「?」
『あいつは、魅月はどうだ。』
亜莉亜は、片腕をなくしたため十二番隊で治療を受けている魅月について尋ねた。
山「涅隊長の報告によれば、順調に回復しているそうじゃ。」
『そう、か。安心した。』
山「何も、お主が気にすることはないのじゃぞ?あやつは反逆者。普通なら処刑されるようなことをしたのじゃ。」
『いいや。全ての原因は私にある。だから、せめてこれからは、幸せになってほしいと思ってる。』
優しい表情で亜莉亜は言った。
山「亜莉亜は優しいのぅ。小さい頃からずっとそうじゃった。」
『おいおい、昔話はやめてくれ。』
昔を懐かしんでいる元柳斎をよそに、亜莉亜は困ったような顔をした。
『そういえば、時間、大丈夫なのか?』
総隊長ともなれば、忙しいのは確実だろうからと、亜莉亜は言った。
山「ぬ!そうじゃった。それではわしは帰るとしよう。最後にこれを」
元柳斎は、亜莉亜に一冊の本を手渡した。
『これは…?』
とりあえず了承はしておくが、一体誰だろう?
「では、失礼いたします。」
四番隊隊員がドアを開けた。
そして入ってきたのは…
『や、山じ…』
なんと、護廷十三隊総隊長の、というより、亜莉亜の育て親の山本元柳斎重國だった。
山「ぬっ!?育ての親に対して、爺扱いはなかろう!」
元柳斎は、見舞い客用の丸椅子に静かに座った。
『仕方ないだろう。十分ジジイなんだから。』
亜莉亜はボソッと呟いた。
山「…オホン。それで、体調の方はどうじゃ。霊圧は戻ってきておるのか。」
『体調は何ともないな。だが、まだ霊圧は戻りきっていないみたいだ。』
山「そうか。まあよい。今のうちにゆっくり休養するがよい。」
元柳斎の言葉に、亜莉亜は微笑んで頷いた。
『それよりも』
山「?」
『あいつは、魅月はどうだ。』
亜莉亜は、片腕をなくしたため十二番隊で治療を受けている魅月について尋ねた。
山「涅隊長の報告によれば、順調に回復しているそうじゃ。」
『そう、か。安心した。』
山「何も、お主が気にすることはないのじゃぞ?あやつは反逆者。普通なら処刑されるようなことをしたのじゃ。」
『いいや。全ての原因は私にある。だから、せめてこれからは、幸せになってほしいと思ってる。』
優しい表情で亜莉亜は言った。
山「亜莉亜は優しいのぅ。小さい頃からずっとそうじゃった。」
『おいおい、昔話はやめてくれ。』
昔を懐かしんでいる元柳斎をよそに、亜莉亜は困ったような顔をした。
『そういえば、時間、大丈夫なのか?』
総隊長ともなれば、忙しいのは確実だろうからと、亜莉亜は言った。
山「ぬ!そうじゃった。それではわしは帰るとしよう。最後にこれを」
元柳斎は、亜莉亜に一冊の本を手渡した。
『これは…?』