零番隊隊長の休日
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亜莉亜が山じいに拾われ、死神としての修行を始めたころは音信不通となってしまっていたものの、最近では休暇の度に、菫を訪ねているのだ。
幼少期の感謝を込めて。
『そうだ。これ』
亜莉亜は山じいから預かっていたのとは別に持っていた包みを差し出した。
菫「おやまた、ずいぶん高そうなお菓子を。」
菫は仰天している。
それもそのはず。
亜莉亜が用意してきたお菓子は、六番隊隊長の朽木白哉から聞いた店で買ったものなのだ。
味はもちろんのことだが、値段も伊達じゃない。
菫「亜莉亜ちゃん、こんな高いお菓子買って、お金は大丈夫なのかぇ?」
眉を寄せ、心底心配そうに菫が尋ねる。
『そんなことは気にしなくていいから。な?』
笑って答える亜莉亜。
それでも菫は心配そうにしている。
実際の話、亜莉亜の懐はまだまだ余裕なのだ。
王属特務零番隊の隊長という座は伊達ではなく、給料も山じいとは比べ物にならないほど高い。
まあ、それだけ危険な任務が多いといった話なのだが。
菫「しっかし、亜莉亜ちゃんはいったいどこからそんなお金を?」
『まぁな。』
笑ってごまかす亜莉亜。
実はまだ、零番隊隊長であることも、死神であることでさえも伝えていない。
その理由は、菫の死神嫌いにある。
昔、酒に酔った死神に家を荒らされたことがあるらしい。
それ以来、死神は野蛮であり敵だと決め付けているのだ。
幼少期の感謝を込めて。
『そうだ。これ』
亜莉亜は山じいから預かっていたのとは別に持っていた包みを差し出した。
菫「おやまた、ずいぶん高そうなお菓子を。」
菫は仰天している。
それもそのはず。
亜莉亜が用意してきたお菓子は、六番隊隊長の朽木白哉から聞いた店で買ったものなのだ。
味はもちろんのことだが、値段も伊達じゃない。
菫「亜莉亜ちゃん、こんな高いお菓子買って、お金は大丈夫なのかぇ?」
眉を寄せ、心底心配そうに菫が尋ねる。
『そんなことは気にしなくていいから。な?』
笑って答える亜莉亜。
それでも菫は心配そうにしている。
実際の話、亜莉亜の懐はまだまだ余裕なのだ。
王属特務零番隊の隊長という座は伊達ではなく、給料も山じいとは比べ物にならないほど高い。
まあ、それだけ危険な任務が多いといった話なのだが。
菫「しっかし、亜莉亜ちゃんはいったいどこからそんなお金を?」
『まぁな。』
笑ってごまかす亜莉亜。
実はまだ、零番隊隊長であることも、死神であることでさえも伝えていない。
その理由は、菫の死神嫌いにある。
昔、酒に酔った死神に家を荒らされたことがあるらしい。
それ以来、死神は野蛮であり敵だと決め付けているのだ。