セピア色のメモリー
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同時だった。
亜莉亜が姫香の元に辿り着いたのと、姫香の頭上に何者かの刃が降ってきたのは。
キィィン!!
亜莉亜の斬魄刀が、敵の刃とぶつかる。
『姫香、怪我は無い?』
姫「亜莉亜……あ、あたしは、大丈夫」
自分に背を向け、敵の斬撃を受け止めている親友の姿に、姫香は唖然とする。
『良かった! 』
そう言ったと同時に、亜莉亜は敵の刀を振り払った。
そのとき、亜莉亜は初めて、自らが対峙している敵の正体を知ることになった。
『そんな──まさか、大虚がこんなところに』
そう、亜莉亜たちを襲ったのは、護廷の隊長格をも手間取らせる、あの大虚だったのだ。
姫「亜莉亜、逃げよ!すぐに助けがくると思うし!」
『──ううん、私は残るよ。』
堂々と宣言する亜莉亜に、姫香は戸惑う。
姫「何言ってんのよ!いくら亜莉亜でも、あんなのを相手にするなんて、いくなんでも無茶よ!!!」
亜莉亜の腕を揺さぶりながら、姫香は必死に説得をする。
しかし亜莉亜の態度は依然として変わらなかった。
『姫香、これも、王属特務の仕事みたいなものだよ。私に任せて。これでも、慣れてるんだから。』
姫「…」
姫香は、しばらく考え込むような仕草を見せていたが、やがてパッと顔をあげて言った。
姫「分かった。でも、あたしもここに残る。」
『!?危ないよ?』
姫「知ってる。でも、あんた一人を残すわけにはいかないから。」
『姫香……』
姫「よし、あたしたちの底力、あんたにたっぷり味わあせてあげるからね!」
先程の霊と大虚に向け、高々と宣言をする姫香。
若き死神の卵対大虚の、壮絶な戦いが幕をあけた。
亜莉亜が姫香の元に辿り着いたのと、姫香の頭上に何者かの刃が降ってきたのは。
キィィン!!
亜莉亜の斬魄刀が、敵の刃とぶつかる。
『姫香、怪我は無い?』
姫「亜莉亜……あ、あたしは、大丈夫」
自分に背を向け、敵の斬撃を受け止めている親友の姿に、姫香は唖然とする。
『良かった! 』
そう言ったと同時に、亜莉亜は敵の刀を振り払った。
そのとき、亜莉亜は初めて、自らが対峙している敵の正体を知ることになった。
『そんな──まさか、大虚がこんなところに』
そう、亜莉亜たちを襲ったのは、護廷の隊長格をも手間取らせる、あの大虚だったのだ。
姫「亜莉亜、逃げよ!すぐに助けがくると思うし!」
『──ううん、私は残るよ。』
堂々と宣言する亜莉亜に、姫香は戸惑う。
姫「何言ってんのよ!いくら亜莉亜でも、あんなのを相手にするなんて、いくなんでも無茶よ!!!」
亜莉亜の腕を揺さぶりながら、姫香は必死に説得をする。
しかし亜莉亜の態度は依然として変わらなかった。
『姫香、これも、王属特務の仕事みたいなものだよ。私に任せて。これでも、慣れてるんだから。』
姫「…」
姫香は、しばらく考え込むような仕草を見せていたが、やがてパッと顔をあげて言った。
姫「分かった。でも、あたしもここに残る。」
『!?危ないよ?』
姫「知ってる。でも、あんた一人を残すわけにはいかないから。」
『姫香……』
姫「よし、あたしたちの底力、あんたにたっぷり味わあせてあげるからね!」
先程の霊と大虚に向け、高々と宣言をする姫香。
若き死神の卵対大虚の、壮絶な戦いが幕をあけた。