セピア色のメモリー
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驚いて対戦表を見てみる亜莉亜だが…
『言われてみれば、そうだね。』
夜「暮街……あやつ、考えおったな。わしらを最後まで残す気か。」
『うーん』
姫「何考え込んでるのよ!いいことじゃない。隊長格に見てもらえるのよ?飛び級、いや、そのまま護廷入りだってありえるわ。」
喜「そういえば、亜莉亜サンは、どの隊に入るか、決めてるんすか?」
『あ、え、い、いやぁ…ほら、卒業はまだまだあとでしょ?そそ、そんなの、まだ考えてないよ。』
どもる亜莉亜。
姫「ぷっ…そんなに焦んなくていいよ!もしやあんた、喜助が好きなの?」
『は!?』
考えたこともない突飛な方向に飛んだ話に、呆気にとられる。
喜「えっ……」
『ち、違うよ!』
それは、喜助が好きとかじゃなくて、護廷に入る予定はないから焦ってるんだよ!
そう言いたかった亜莉亜だが、王属特務の事を話すわけにはいかなかったので、それ以上は何も言わなかった。
喜助はどうしでか残念そうにしていた。
暮「次!増田と神影。」
突然暮街に呼ばれ、はっと顔を上げる。
夜「応援しておるぞ!」
喜「亜莉亜サンなら大丈夫っすよ。」
姫「負けるんじゃないわよ!」
『ありがと。じゃ、行ってくる。』
三人の声に押され、亜莉亜は院生たちの中心に出た。
そこには、審判である暮街と、一人のデブがいた。
元「来たか変態!俺に勝てるもんなら勝ってみろ!このばーか!!」
『……うるさいな、この豚。』
小さな声で亜莉亜は呟いた。
増田元樹。
中流貴族増田家の長男でありながら、品格の無い容姿、言葉、行動で問題を引き起こす、いわゆる俺様馬鹿。
身長はそれなりにあるが、横はそれ以上にデカく、動きはトロい。
入学当初から亜莉亜に嫌がらせを続けてきた、その一人だ。
元「あ?何か言ったかよ?聞こえねーなぁ。そうか、弱虫だから」
『先生、始めましょう。』
元樹の言葉を遮り、亜莉亜は暮街に合図を求めた。
暮「では、試合を始める。両者、木刀を構えよ。」
『言われてみれば、そうだね。』
夜「暮街……あやつ、考えおったな。わしらを最後まで残す気か。」
『うーん』
姫「何考え込んでるのよ!いいことじゃない。隊長格に見てもらえるのよ?飛び級、いや、そのまま護廷入りだってありえるわ。」
喜「そういえば、亜莉亜サンは、どの隊に入るか、決めてるんすか?」
『あ、え、い、いやぁ…ほら、卒業はまだまだあとでしょ?そそ、そんなの、まだ考えてないよ。』
どもる亜莉亜。
姫「ぷっ…そんなに焦んなくていいよ!もしやあんた、喜助が好きなの?」
『は!?』
考えたこともない突飛な方向に飛んだ話に、呆気にとられる。
喜「えっ……」
『ち、違うよ!』
それは、喜助が好きとかじゃなくて、護廷に入る予定はないから焦ってるんだよ!
そう言いたかった亜莉亜だが、王属特務の事を話すわけにはいかなかったので、それ以上は何も言わなかった。
喜助はどうしでか残念そうにしていた。
暮「次!増田と神影。」
突然暮街に呼ばれ、はっと顔を上げる。
夜「応援しておるぞ!」
喜「亜莉亜サンなら大丈夫っすよ。」
姫「負けるんじゃないわよ!」
『ありがと。じゃ、行ってくる。』
三人の声に押され、亜莉亜は院生たちの中心に出た。
そこには、審判である暮街と、一人のデブがいた。
元「来たか変態!俺に勝てるもんなら勝ってみろ!このばーか!!」
『……うるさいな、この豚。』
小さな声で亜莉亜は呟いた。
増田元樹。
中流貴族増田家の長男でありながら、品格の無い容姿、言葉、行動で問題を引き起こす、いわゆる俺様馬鹿。
身長はそれなりにあるが、横はそれ以上にデカく、動きはトロい。
入学当初から亜莉亜に嫌がらせを続けてきた、その一人だ。
元「あ?何か言ったかよ?聞こえねーなぁ。そうか、弱虫だから」
『先生、始めましょう。』
元樹の言葉を遮り、亜莉亜は暮街に合図を求めた。
暮「では、試合を始める。両者、木刀を構えよ。」