第十三話 ー衝突ー
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『じゃ、早速準備でも始めるかな。』
亜莉亜は喜助から指輪を受け取ると、しっかりと懐にしまい、口角を上げた。
夜「男装姿のお披露目じゃの。」
どこからともなく現れた夜一がにかっと笑った。
亜莉亜は頷くと、他の変装道具を受け取り、喜助たちの前から姿を消した。
『ま、こんな感じか。』
漆黒の髪を高い位置で一つに束ね、片方の目を前髪で隠した中性的な人物が、等身大の鏡の前で姿勢を正す。
とりあえず、口当てと前髪のおかげで顔全体が露になることは無い。
もう少し目を細めてやれば――よし、私だとは分からない。
さらしをきつく締めたせいで少々苦しさはあるが、もともと背も低い方ではないし、十分青年に見えるだろう。
亜莉亜は鏡に映る自分の姿に頷くと、堂々とした足取りで喜助たちのいる部屋へと戻った。
スーッ…
襖を静かに開ければ、亜莉亜の正面にいた夜一が大きな歓声を上げた。
それを合図に、喜助や瑚絽音だけでなく浦原商店の面々が亜莉亜を取り囲む。
瑚「わぁ…亜莉亜、すっごく格好いいのです!!」
喜「やっぱり…どんな格好をしても似合いますねぇ。でもやっぱりアタシは女の子の亜莉亜サンの方が好きですけど。」
夜「亜莉亜、似合っておるぞ。これなら、瀞霊廷の女共も虜になるに違いないのぅ!!」
『いや、別に虜にしなくていいんだが。』
亜莉亜は三人+αの勢いに押され、少々後ずさりする。
『で、客観的に見てどうだ。ばれる可能性はあるか?』
亜莉亜が突然事務的な口調になって訊けば、騒がしさは水を打ったように無くなった。
喜「まず初対面の人から見れば、間違いなくばれないでしょうね。」
夜「斬魄刀が新しくなったからか霊圧も以前とは少し雰囲気が違うしの、大人しくしてる分には零番隊の連中に気づかれること無かろう。安心せい。」
喜助と夜一の言葉で、亜莉亜はホッと肩をなでおろした。
その後、亜莉亜と瑚絽音は尸魂界へと旅立った。
亜莉亜は喜助から指輪を受け取ると、しっかりと懐にしまい、口角を上げた。
夜「男装姿のお披露目じゃの。」
どこからともなく現れた夜一がにかっと笑った。
亜莉亜は頷くと、他の変装道具を受け取り、喜助たちの前から姿を消した。
『ま、こんな感じか。』
漆黒の髪を高い位置で一つに束ね、片方の目を前髪で隠した中性的な人物が、等身大の鏡の前で姿勢を正す。
とりあえず、口当てと前髪のおかげで顔全体が露になることは無い。
もう少し目を細めてやれば――よし、私だとは分からない。
さらしをきつく締めたせいで少々苦しさはあるが、もともと背も低い方ではないし、十分青年に見えるだろう。
亜莉亜は鏡に映る自分の姿に頷くと、堂々とした足取りで喜助たちのいる部屋へと戻った。
スーッ…
襖を静かに開ければ、亜莉亜の正面にいた夜一が大きな歓声を上げた。
それを合図に、喜助や瑚絽音だけでなく浦原商店の面々が亜莉亜を取り囲む。
瑚「わぁ…亜莉亜、すっごく格好いいのです!!」
喜「やっぱり…どんな格好をしても似合いますねぇ。でもやっぱりアタシは女の子の亜莉亜サンの方が好きですけど。」
夜「亜莉亜、似合っておるぞ。これなら、瀞霊廷の女共も虜になるに違いないのぅ!!」
『いや、別に虜にしなくていいんだが。』
亜莉亜は三人+αの勢いに押され、少々後ずさりする。
『で、客観的に見てどうだ。ばれる可能性はあるか?』
亜莉亜が突然事務的な口調になって訊けば、騒がしさは水を打ったように無くなった。
喜「まず初対面の人から見れば、間違いなくばれないでしょうね。」
夜「斬魄刀が新しくなったからか霊圧も以前とは少し雰囲気が違うしの、大人しくしてる分には零番隊の連中に気づかれること無かろう。安心せい。」
喜助と夜一の言葉で、亜莉亜はホッと肩をなでおろした。
その後、亜莉亜と瑚絽音は尸魂界へと旅立った。