第十一話 ー相談ー
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喜「…そういう事でしたか。」
瑚絽音を見つめていた喜助はひとりでに頷くと、亜莉亜に目線を移した。
喜「まずは地下、っスね。」
『あぁ。あと、お前に作ってもらいたいものがあるんだが…』
喜「亜莉亜サンの頼みでしたら、喜んでお引き受けしますよ。」
『ありがとう。…実は、今までよりもずっと強力な霊圧制御装置を作って欲しいんだ。それも、私の霊圧の殆どを制御できるほど強力な。』
夜「それではろくに戦えんぞ。」
話を聞いていた夜一が横から口をはさむ。
『戦わない。下級席官並みの霊圧だけ残して、後は全て抑えてくれ。』
喜「分かりました。早急にお作りしましょう。ですが、亜莉亜サン。一体、何をする気なんスか?」
『まぁ…そうだな。《霊術院に潜入する》みたいな所だ。そこから、一般の死神に混じって瀞霊廷に入ろうかと。』
喜助に問われ、亜莉亜は平然と答える。
夜「ははっ…亜莉亜らしい考えじゃのう。しかし、お主のその姿では目立ちすぎると思うぞ。」
『だから、男装しようと思う。』
喜「……はい?」
目を丸くしている喜助に、亜莉亜は衝撃的発言をもう一度ぶつける。
『男装、しようと思う。』
喜「えぇぇ!?男装、ですかぁ!?」
夜「仕方なかろう。こやつが単に変装しただけでは、あいつらは一瞬で見抜く。」
『あぁ。バレれば、お互いに危険になるからな。絶対に気付かれる訳にはいけないんだ。少なくとも、今は。』
亜莉亜は僅かに顔をしかめた。
喜「何も…そこまでして瀞霊廷に戻らなくても…」
そう言いかけた喜助は、はっとして口をつぐんだ。
喜「いえ、アタシにお手伝いできることがあったら、遠慮なく言って下さい。」
『なら…もう一つだけ頼みたいことがあるのだが…』
喜「どうぞ。」
言葉を濁す亜莉亜に、よほど難しいことなのだろうかと喜助は身構えた。
瑚絽音を見つめていた喜助はひとりでに頷くと、亜莉亜に目線を移した。
喜「まずは地下、っスね。」
『あぁ。あと、お前に作ってもらいたいものがあるんだが…』
喜「亜莉亜サンの頼みでしたら、喜んでお引き受けしますよ。」
『ありがとう。…実は、今までよりもずっと強力な霊圧制御装置を作って欲しいんだ。それも、私の霊圧の殆どを制御できるほど強力な。』
夜「それではろくに戦えんぞ。」
話を聞いていた夜一が横から口をはさむ。
『戦わない。下級席官並みの霊圧だけ残して、後は全て抑えてくれ。』
喜「分かりました。早急にお作りしましょう。ですが、亜莉亜サン。一体、何をする気なんスか?」
『まぁ…そうだな。《霊術院に潜入する》みたいな所だ。そこから、一般の死神に混じって瀞霊廷に入ろうかと。』
喜助に問われ、亜莉亜は平然と答える。
夜「ははっ…亜莉亜らしい考えじゃのう。しかし、お主のその姿では目立ちすぎると思うぞ。」
『だから、男装しようと思う。』
喜「……はい?」
目を丸くしている喜助に、亜莉亜は衝撃的発言をもう一度ぶつける。
『男装、しようと思う。』
喜「えぇぇ!?男装、ですかぁ!?」
夜「仕方なかろう。こやつが単に変装しただけでは、あいつらは一瞬で見抜く。」
『あぁ。バレれば、お互いに危険になるからな。絶対に気付かれる訳にはいけないんだ。少なくとも、今は。』
亜莉亜は僅かに顔をしかめた。
喜「何も…そこまでして瀞霊廷に戻らなくても…」
そう言いかけた喜助は、はっとして口をつぐんだ。
喜「いえ、アタシにお手伝いできることがあったら、遠慮なく言って下さい。」
『なら…もう一つだけ頼みたいことがあるのだが…』
喜「どうぞ。」
言葉を濁す亜莉亜に、よほど難しいことなのだろうかと喜助は身構えた。