第九話 ー白ー
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『…』
亜莉亜は瑚絽音をチラリと見て、自分の言う通りにしたのを確認した。
そして冷たい目をナスティーに向ける。
『破面、貴様にもう一度問おう。仲間はどれくらいいる。』
ナ「お、俺だけだって、言ってるじゃねぇか!」
今度は確かにナスティーの目が揺れた。
『嘘偽りはないか。』
ナ「あぁ…!」
『…残念だ。』
ザクッ…!
ナ「う、あぁぁっ!!」
亜莉亜のもう一本の刀がナスティーの腹部ごと木を突き、ナスティーはあまりの痛みに断末魔の叫びをあげた。
『嘘、偽りはないか。』
しばらくの沈黙の後、先程よりも威圧的に尋ねる。
ナ「…巨大虚の破面は…俺が知っている分には…俺だけだ。あとは…奴等が新しく作り出した完全型の大虚の破面が…数体。…あと…奴等は妙な義骸を作ってる。」
苦しげな呼吸の間から、ナスティーはそう言った。
『妙な義骸とは何だ。』
ナ「…義魂丸を使わない、義骸だ。」
『つまり…?』
ナ「俺が知っているのはそこまでだ。…本当に、知らないんだよ!!信じてくれッ!」疑い深い目を亜莉亜に向けられ、ナスティーは必死に弁解する。
亜莉亜はナスティーの瞳を正面から覗きこんで、静かに息をついた。
『良いだろう。…しかし破面。まさかこのまま離してもらえるとは思っていないだろうな。』
ナ「それは…!」
『それは…何だ?貴様が私たちにした事、忘れたとは言わせないぞ。しっかりと償ってもらおうじゃないか。…なぁ、そうだろ?』
妖しげな笑みを浮かべ、亜莉亜はナスティーに刺していた刀を抜き、パッと血を払った。
『一瞬で終わらせてやる。どうせ動けそうにないんだろ?下手に動かないで大人しくしてろ。』
無機質な声でそう告げると、亜莉亜は刀を構えた。
ナ「…まだ、死ぬ気は無かったんだがなぁ…。へっ…もしかしたら、俺は元からてめぇに殺されることになってたのかもしれねぇなぁ…。さっさとやれよ、死神。」
亜莉亜は瑚絽音をチラリと見て、自分の言う通りにしたのを確認した。
そして冷たい目をナスティーに向ける。
『破面、貴様にもう一度問おう。仲間はどれくらいいる。』
ナ「お、俺だけだって、言ってるじゃねぇか!」
今度は確かにナスティーの目が揺れた。
『嘘偽りはないか。』
ナ「あぁ…!」
『…残念だ。』
ザクッ…!
ナ「う、あぁぁっ!!」
亜莉亜のもう一本の刀がナスティーの腹部ごと木を突き、ナスティーはあまりの痛みに断末魔の叫びをあげた。
『嘘、偽りはないか。』
しばらくの沈黙の後、先程よりも威圧的に尋ねる。
ナ「…巨大虚の破面は…俺が知っている分には…俺だけだ。あとは…奴等が新しく作り出した完全型の大虚の破面が…数体。…あと…奴等は妙な義骸を作ってる。」
苦しげな呼吸の間から、ナスティーはそう言った。
『妙な義骸とは何だ。』
ナ「…義魂丸を使わない、義骸だ。」
『つまり…?』
ナ「俺が知っているのはそこまでだ。…本当に、知らないんだよ!!信じてくれッ!」疑い深い目を亜莉亜に向けられ、ナスティーは必死に弁解する。
亜莉亜はナスティーの瞳を正面から覗きこんで、静かに息をついた。
『良いだろう。…しかし破面。まさかこのまま離してもらえるとは思っていないだろうな。』
ナ「それは…!」
『それは…何だ?貴様が私たちにした事、忘れたとは言わせないぞ。しっかりと償ってもらおうじゃないか。…なぁ、そうだろ?』
妖しげな笑みを浮かべ、亜莉亜はナスティーに刺していた刀を抜き、パッと血を払った。
『一瞬で終わらせてやる。どうせ動けそうにないんだろ?下手に動かないで大人しくしてろ。』
無機質な声でそう告げると、亜莉亜は刀を構えた。
ナ「…まだ、死ぬ気は無かったんだがなぁ…。へっ…もしかしたら、俺は元からてめぇに殺されることになってたのかもしれねぇなぁ…。さっさとやれよ、死神。」