第五話 ー決心ー
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「女子供に手ぇ出すたぁ、関心できねえな!!」
「どうも美しくないね。」
『斑目、綾瀬川!?』
驚く亜莉亜を他所に、一角と弓親は次々と人売りたちを投げ飛ばしていった。
そして最後の一人を一角が気絶させると、二人は亜莉亜たちの方に向き直った。
『…助かった。礼を言う。』
瞬「ありがとう。ぴかぴかのおにいちゃんと、きらきらのおにいちゃん!」
一「ぴっ…ぴかぴかぁ!?」
弓「よしよし。美しい子になるんだよ♪」
やんわりと頭のことを言われ怒る一角と、満足のいく呼び方にご機嫌な弓親。
『なぁ、お前ら…私のこと、上に報告しても――』
一「俺たちは名前も知らない流魂街の住人を助けただけなんで。…な、弓親。」
弓「もちろんだよ、一角。ただ…」
弓親は亜莉亜の耳元に寄った。
弓「拓斗が、ものすごく心配してましたよ。」
『!…あいつは、あいつらは無事なんだな!?』
弓「えぇ。今ごろ、隊舎で休んでるはずです。」
『良かった…。』
ほっとした。
もし私のせいで彼らに何かあれば…と、気が気でなかったのだ。
『…斑目、綾瀬川。』
一「…。」
弓「はい。」
『もし機会があれば、あいつらに伝えてほしい。――当分は帰れそうにない、と。』
亜莉亜は悲しげに笑った。
弓「霊圧…ですか。」
『それもある。』
やっぱり、気づいていたか。
情けないな。
私は拳をきゅっと握った。
もし私に少しでも霊圧が残っていたなら…さっきみたいな状況になっても、難なく抜け出せていたものを。
こんなんじゃ、零番隊隊長どころか死神すら名乗れない。
一「まあ、今から回復するって可能性もあるでしょうし…」
『そう…だったら良いんだがな。』
一「…じゃ、これ以上いると危ないんで。俺たちはこれで。」
弓「霊圧、きっと戻りますよ。」
二人はそう言うと、瞬歩で瀞霊廷に帰っていった。
「どうも美しくないね。」
『斑目、綾瀬川!?』
驚く亜莉亜を他所に、一角と弓親は次々と人売りたちを投げ飛ばしていった。
そして最後の一人を一角が気絶させると、二人は亜莉亜たちの方に向き直った。
『…助かった。礼を言う。』
瞬「ありがとう。ぴかぴかのおにいちゃんと、きらきらのおにいちゃん!」
一「ぴっ…ぴかぴかぁ!?」
弓「よしよし。美しい子になるんだよ♪」
やんわりと頭のことを言われ怒る一角と、満足のいく呼び方にご機嫌な弓親。
『なぁ、お前ら…私のこと、上に報告しても――』
一「俺たちは名前も知らない流魂街の住人を助けただけなんで。…な、弓親。」
弓「もちろんだよ、一角。ただ…」
弓親は亜莉亜の耳元に寄った。
弓「拓斗が、ものすごく心配してましたよ。」
『!…あいつは、あいつらは無事なんだな!?』
弓「えぇ。今ごろ、隊舎で休んでるはずです。」
『良かった…。』
ほっとした。
もし私のせいで彼らに何かあれば…と、気が気でなかったのだ。
『…斑目、綾瀬川。』
一「…。」
弓「はい。」
『もし機会があれば、あいつらに伝えてほしい。――当分は帰れそうにない、と。』
亜莉亜は悲しげに笑った。
弓「霊圧…ですか。」
『それもある。』
やっぱり、気づいていたか。
情けないな。
私は拳をきゅっと握った。
もし私に少しでも霊圧が残っていたなら…さっきみたいな状況になっても、難なく抜け出せていたものを。
こんなんじゃ、零番隊隊長どころか死神すら名乗れない。
一「まあ、今から回復するって可能性もあるでしょうし…」
『そう…だったら良いんだがな。』
一「…じゃ、これ以上いると危ないんで。俺たちはこれで。」
弓「霊圧、きっと戻りますよ。」
二人はそう言うと、瞬歩で瀞霊廷に帰っていった。