第四話 ー怒りー
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拓「あれ?龍も泣きたいの?…仕方ないなぁ。俺、男と抱き合う趣味はないけど、今日だけは…」
龍「だーっ!!必、要、ねぇ!!」
拓「あ、そう。」
龍「俺が言いたいのは、一人で全員分の罪かぶったりすんなってことだ!!俺たちだって、それなりの覚悟はできてたんだよ!それを…それを…。」
龍の声がだんだん小さくなる。
龍「…馬鹿じゃ、ねぇか。」
拓「龍、ありがと。心配、してくれたんだね…。」
拓斗はにっこりと微笑んだ。
龍「ッ誰が副隊長の心配なんか!」
魅「思いっきり心配してたじゃない。今日だってご飯半分も食べてなかったわ。」
龍「そ、それは…。何だよ!別に副隊長の心配してた訳じゃ…」
怜「あのときも一番ショックを受けていただろう。」
龍「だって…それは…もう!俺にばっか絡むな!!これ、四席命令。」
拓「それ無効ね。副隊長命令。」
龍「職権濫用だ!」
拓「龍がね。」
顔を真っ赤にしている龍。
余裕の表情の拓斗。
しばらくの沈黙のあと、彼らは自然と笑っていた。
亜莉亜が処刑命令を下されたあの日…
零番隊席官である拓斗・杏樹・龍・怜・魅月と、平隊士でありながらも亜莉亜と親しかった華恋・江恋・そらは、亜莉亜を逃がすため王族に真っ向から対立した。
しかし、やはり護廷十三隊と零番隊平隊士たちを操る王族の力は強大で…そう、拓斗たちは負けた。
王族から見れば、彼らは反逆者の補助をした"重罪人"である。
当然、全員が捕らえられることになった。
しかしそこで、拓斗は言ったのだ。
《彼らは俺に脅されて行動を共にしただけです。ですから、全ての責任は俺にあります、》と。
もちろん、杏樹たちはすぐに反対した。
しかし拓斗は彼らの言葉を全て《俺が脅しているから》だと言い切り、一人牢に入ったのだった。
龍「だーっ!!必、要、ねぇ!!」
拓「あ、そう。」
龍「俺が言いたいのは、一人で全員分の罪かぶったりすんなってことだ!!俺たちだって、それなりの覚悟はできてたんだよ!それを…それを…。」
龍の声がだんだん小さくなる。
龍「…馬鹿じゃ、ねぇか。」
拓「龍、ありがと。心配、してくれたんだね…。」
拓斗はにっこりと微笑んだ。
龍「ッ誰が副隊長の心配なんか!」
魅「思いっきり心配してたじゃない。今日だってご飯半分も食べてなかったわ。」
龍「そ、それは…。何だよ!別に副隊長の心配してた訳じゃ…」
怜「あのときも一番ショックを受けていただろう。」
龍「だって…それは…もう!俺にばっか絡むな!!これ、四席命令。」
拓「それ無効ね。副隊長命令。」
龍「職権濫用だ!」
拓「龍がね。」
顔を真っ赤にしている龍。
余裕の表情の拓斗。
しばらくの沈黙のあと、彼らは自然と笑っていた。
亜莉亜が処刑命令を下されたあの日…
零番隊席官である拓斗・杏樹・龍・怜・魅月と、平隊士でありながらも亜莉亜と親しかった華恋・江恋・そらは、亜莉亜を逃がすため王族に真っ向から対立した。
しかし、やはり護廷十三隊と零番隊平隊士たちを操る王族の力は強大で…そう、拓斗たちは負けた。
王族から見れば、彼らは反逆者の補助をした"重罪人"である。
当然、全員が捕らえられることになった。
しかしそこで、拓斗は言ったのだ。
《彼らは俺に脅されて行動を共にしただけです。ですから、全ての責任は俺にあります、》と。
もちろん、杏樹たちはすぐに反対した。
しかし拓斗は彼らの言葉を全て《俺が脅しているから》だと言い切り、一人牢に入ったのだった。