第三話 ー釈放ー
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瑚「亜莉亜は本当に死神だったのですか?」
『あぁ。』
瑚「…何が…一体亜莉亜に、何があったのですか?」
何を思っているのか、震える声で瑚絽音は言った。
『禁じられたことをした。斬魄刀の言いつけを守らなかった。だから、これは当然の報いなんだ。ただ、それだけだ。』
瑚「…本当にそれだけですか?」
『そうだ。そのせいで私は…』
瑚「本当に?」
『もちろんだ。』
瑚「なら、どうして…」
『…?』
瑚「どうしてそんなに泣きそうな顔をしてるですかッ!?」
『…ッ!!』
亜莉亜の動きがピタリと止まった。
瑚「斬魄刀に拒絶されたから…だけではない筈なのです。瑚絽音は全部話してほしいのです!…亜莉亜はもう、私たちの家族の一員なのですよッ!!」
『瑚絽音…』
亜莉亜は観念したように呟くと、今までの経緯を全て話し始めた。
白「恋次、ここで間違いないか。」
恋「はい!!」
西流魂街一地区《潤林安》の雑木林に、白哉たちはいた。
目の前には分かれ道があり、左側の道に隊首羽織は置いてあったという。
恋「隊長…」
指示を仰ぐ恋次。
白哉はしばらく考えてから、周りに控えている六番隊隊士にも聞こえるよう、少し大きな声で言った。
白「右の方を全力で探せ。これは神影の仕掛けた罠であろう。左の道に立ち入ってはならぬ。」
「「「はい!!」」」
すぐに隊士たちは動き出し、右の道へと駆けていった。
最後の一人がその場を離れたのを確認すると、恋次は白哉につめよった。
恋「隊長!!一体どういうことですか!?これじゃ、神影隊長は…」
白「恋次、まさか貴様、本気で神影が右側に進んだと思っているのではあるまいな。」
いつもどおりの冷静な声で白哉は言う。
恋「そ、そりゃ、まさか目印をつけた方にわざわざ逃げる人なんているわけないっすから!」
自信満々に恋次は言う。
白「思考が足らぬ。」
恋「は、はい!?」
白哉は恋次を一瞥すると、静かに語りだした。
白「あの神影が、こんなにも単純な罠を仕掛ける訳が無い。恋次、貴様にも分かるような簡単な罠をな。」
恋「それは…そうっすけど。」
白「恋次、私は隊舎へ帰る。貴様はここに残り、隊士たちの動きを監視しろ。」
白哉はそう言い残すと、颯爽と帰っていった。
『あぁ。』
瑚「…何が…一体亜莉亜に、何があったのですか?」
何を思っているのか、震える声で瑚絽音は言った。
『禁じられたことをした。斬魄刀の言いつけを守らなかった。だから、これは当然の報いなんだ。ただ、それだけだ。』
瑚「…本当にそれだけですか?」
『そうだ。そのせいで私は…』
瑚「本当に?」
『もちろんだ。』
瑚「なら、どうして…」
『…?』
瑚「どうしてそんなに泣きそうな顔をしてるですかッ!?」
『…ッ!!』
亜莉亜の動きがピタリと止まった。
瑚「斬魄刀に拒絶されたから…だけではない筈なのです。瑚絽音は全部話してほしいのです!…亜莉亜はもう、私たちの家族の一員なのですよッ!!」
『瑚絽音…』
亜莉亜は観念したように呟くと、今までの経緯を全て話し始めた。
白「恋次、ここで間違いないか。」
恋「はい!!」
西流魂街一地区《潤林安》の雑木林に、白哉たちはいた。
目の前には分かれ道があり、左側の道に隊首羽織は置いてあったという。
恋「隊長…」
指示を仰ぐ恋次。
白哉はしばらく考えてから、周りに控えている六番隊隊士にも聞こえるよう、少し大きな声で言った。
白「右の方を全力で探せ。これは神影の仕掛けた罠であろう。左の道に立ち入ってはならぬ。」
「「「はい!!」」」
すぐに隊士たちは動き出し、右の道へと駆けていった。
最後の一人がその場を離れたのを確認すると、恋次は白哉につめよった。
恋「隊長!!一体どういうことですか!?これじゃ、神影隊長は…」
白「恋次、まさか貴様、本気で神影が右側に進んだと思っているのではあるまいな。」
いつもどおりの冷静な声で白哉は言う。
恋「そ、そりゃ、まさか目印をつけた方にわざわざ逃げる人なんているわけないっすから!」
自信満々に恋次は言う。
白「思考が足らぬ。」
恋「は、はい!?」
白哉は恋次を一瞥すると、静かに語りだした。
白「あの神影が、こんなにも単純な罠を仕掛ける訳が無い。恋次、貴様にも分かるような簡単な罠をな。」
恋「それは…そうっすけど。」
白「恋次、私は隊舎へ帰る。貴様はここに残り、隊士たちの動きを監視しろ。」
白哉はそう言い残すと、颯爽と帰っていった。