第十一話 ー警告ー
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『あぁ。そっちの様子はどうだ。』
《冬「特にこれといった変化はねぇよ。我妻は?」》
少し控えめに冬獅郎が尋ねた。
『大丈夫だ。今朝がた、やっと目を覚ました。ピンピンしてるから、もう心配は要らないだろう。』
《冬「そうか、良かったな。」》
冬獅郎の声色が優しくなる。お互い、隊長副隊長の関係が似ているからこそ、分かり合える感覚かもしれない。
『…犯人は、吉沢だったらしい。拓斗が言っていた。』
《冬「そうか…って、本当か!?吉沢って、あの吉沢だろ?」》
『姫菊桜鏡…奴の斬魄刀の名だそうだ。能力は、名前の通り"鏡"であり、受けた攻撃を即時に相手に返せること…。拓斗は、真正面から吉沢をぶった切ろうとして、返ってきた斬撃にやられたそうだ。』
《冬「…厄介な能力だな。」》
『何故奴が今まで力を隠していたかは分からないが、警戒しなければならないのは確か、だな。…そういえば、"マンモン"と"ルシファー"、やつらについての情報は入ったか?』
亜莉亜は先日現世に襲撃を仕掛けてきた敵の名前を出した。
《冬「今浦原が調査中だが、何しろ相手が相手だ。手こずってるらしいぞ。」》
それもそうか。
奴等は、人間でも死神でもなく、私たちの全く知らない生物なのだから…
と、私は思った。
『…なぁ、日番谷。』
亜莉亜は、もうひとつ気になっていたことを冬獅郎に尋ねようとした。
『新炉の様子はど…』
そこまで言いかけた亜莉亜はハッと顔を上げた。
鋭い目付きで辺りを見回す。
『誰だ!!』
伝令神機を少し離し、叫ぶ。《冬「おい、神影!何かあったのか!?」》
冬獅郎の声が、伝令神機から聞こえている。
亜莉亜は答えない。
…今、確かに誰かの気配を感じた。
それに、現世にいた奴等の気配によく似ていた。
どういうことだ。
奴等がこっちに来ているということなのか?
《冬「特にこれといった変化はねぇよ。我妻は?」》
少し控えめに冬獅郎が尋ねた。
『大丈夫だ。今朝がた、やっと目を覚ました。ピンピンしてるから、もう心配は要らないだろう。』
《冬「そうか、良かったな。」》
冬獅郎の声色が優しくなる。お互い、隊長副隊長の関係が似ているからこそ、分かり合える感覚かもしれない。
『…犯人は、吉沢だったらしい。拓斗が言っていた。』
《冬「そうか…って、本当か!?吉沢って、あの吉沢だろ?」》
『姫菊桜鏡…奴の斬魄刀の名だそうだ。能力は、名前の通り"鏡"であり、受けた攻撃を即時に相手に返せること…。拓斗は、真正面から吉沢をぶった切ろうとして、返ってきた斬撃にやられたそうだ。』
《冬「…厄介な能力だな。」》
『何故奴が今まで力を隠していたかは分からないが、警戒しなければならないのは確か、だな。…そういえば、"マンモン"と"ルシファー"、やつらについての情報は入ったか?』
亜莉亜は先日現世に襲撃を仕掛けてきた敵の名前を出した。
《冬「今浦原が調査中だが、何しろ相手が相手だ。手こずってるらしいぞ。」》
それもそうか。
奴等は、人間でも死神でもなく、私たちの全く知らない生物なのだから…
と、私は思った。
『…なぁ、日番谷。』
亜莉亜は、もうひとつ気になっていたことを冬獅郎に尋ねようとした。
『新炉の様子はど…』
そこまで言いかけた亜莉亜はハッと顔を上げた。
鋭い目付きで辺りを見回す。
『誰だ!!』
伝令神機を少し離し、叫ぶ。《冬「おい、神影!何かあったのか!?」》
冬獅郎の声が、伝令神機から聞こえている。
亜莉亜は答えない。
…今、確かに誰かの気配を感じた。
それに、現世にいた奴等の気配によく似ていた。
どういうことだ。
奴等がこっちに来ているということなのか?