第十一話 ー警告ー
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なかなか決断できずにいる亜莉亜。
もし私の我が儘が許されるのであれば、すぐにでも行きたい。
拓斗にしてやれることは無いとしても、そばにいたい。
だが私は零番隊の隊長。
勝手な行動は許されない。
『…気持ちはありがたいが、駄』
龍「ダメ!」
駄目だと言おうとした亜莉亜を、龍が遮った。
『…?』
龍「だから、ダメだって。…行かなくちゃダメ。」
『龍…』
亜莉亜は目を丸める。
華「隊長、行ってあげてください。私たちなら大丈夫ですよ。」
『…私は、』
喜「亜莉亜サン、そんなに心配しなくても大丈夫っすよ。何しろ、現世には隊長格が一杯います。安心して下サイ。」
夜「亜莉亜、お主がしたい通りにするのじゃ。」
その場にいた、一角や弓親も頷く。
暖かい笑みで、私の決断を待ってくれている仲間たち。
──決めた。
『何かあったら、すぐに連絡してくれ。瀞霊廷に行ってくる。』
若干の不安は残るものの、最善の選択ができた。
私自身にとっても。
冬「何かあっても、俺たちで対処するから問題ねぇよ。こっちは任せろ。」
たくましい限りだ、と亜莉亜は思う。
隊「行きましょうか。」
結論が出たのを見計らって、隠密機動の隊員が声をかける。
『あぁ、行こう。』
亜莉亜の瞳は、強い光を取り戻していた。
早く拓斗の無事を確かめなければ。
そして、元気な姿が見たい。
その思いで亜莉亜は一杯だった。
それから、もう5日も現世と連絡をとっていないのだ。
伝令神機に着信は残っていないことから、恐らく襲撃は無かったのだろうと予測できた。
亜莉亜はおもむろに伝令神機を取りだし、現世の仲間たちへと通信を入れた。
プルルル…
発信音がしばらく続いたあと、画面に通話中との表示が出た。
『もしもし?』
《冬「神影か!」》
もし私の我が儘が許されるのであれば、すぐにでも行きたい。
拓斗にしてやれることは無いとしても、そばにいたい。
だが私は零番隊の隊長。
勝手な行動は許されない。
『…気持ちはありがたいが、駄』
龍「ダメ!」
駄目だと言おうとした亜莉亜を、龍が遮った。
『…?』
龍「だから、ダメだって。…行かなくちゃダメ。」
『龍…』
亜莉亜は目を丸める。
華「隊長、行ってあげてください。私たちなら大丈夫ですよ。」
『…私は、』
喜「亜莉亜サン、そんなに心配しなくても大丈夫っすよ。何しろ、現世には隊長格が一杯います。安心して下サイ。」
夜「亜莉亜、お主がしたい通りにするのじゃ。」
その場にいた、一角や弓親も頷く。
暖かい笑みで、私の決断を待ってくれている仲間たち。
──決めた。
『何かあったら、すぐに連絡してくれ。瀞霊廷に行ってくる。』
若干の不安は残るものの、最善の選択ができた。
私自身にとっても。
冬「何かあっても、俺たちで対処するから問題ねぇよ。こっちは任せろ。」
たくましい限りだ、と亜莉亜は思う。
隊「行きましょうか。」
結論が出たのを見計らって、隠密機動の隊員が声をかける。
『あぁ、行こう。』
亜莉亜の瞳は、強い光を取り戻していた。
早く拓斗の無事を確かめなければ。
そして、元気な姿が見たい。
その思いで亜莉亜は一杯だった。
それから、もう5日も現世と連絡をとっていないのだ。
伝令神機に着信は残っていないことから、恐らく襲撃は無かったのだろうと予測できた。
亜莉亜はおもむろに伝令神機を取りだし、現世の仲間たちへと通信を入れた。
プルルル…
発信音がしばらく続いたあと、画面に通話中との表示が出た。
『もしもし?』
《冬「神影か!」》