第七話 ーゲームスタートー
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相変わらずハートマークを飛ばしている織姫をよそに、亜莉亜は織姫のマンションを後にした。
少し急ぎ足で向かった先には空座一高。
今日は休日のため、生徒の姿は見当たらない。
『……』
緊張した面持ちで辺りを見回す。
誰もいないことを確認した亜莉亜は校庭の真ん中へと足を進める。
そう、昨日、掴趾追雀を仕掛けた場所だ。
『これは…』
何故か、亜莉亜たちが掴趾追雀を仕掛けたその場所には、真新しい穴が開いていた。
それも、刀か何かを深々と刺していたような…
亜莉亜は静かに腰を降ろし、その穴に手を触れる。
鬼道がそのままになっているのであれば、何か反応があるはずだった。
だが、全く反応がない。
『嘘だろ?零式鬼道が解かれてるなんて』
敵がここに現れて、鬼道を解いたとすれば、敵は明らかに掴趾追雀の範囲内に入っている。
なのに、亜莉亜はそれを感じることはできなかった。
感じ取ることができたのは、ただこの鬼道が解かれたということだけ。
こんなことはありえない。
今までに一度も無かった。
一体どういうことなんだ──
ピュッ
『!?』
突然辺りに妙な威圧感が漂い、何かが背後から飛んできた。
亜莉亜はギリギリでよける。
振り返ってみると、先ほどまで亜莉亜がしゃがみこんでいた場所には、一枚のカードが刺さっている。
依然、辺りを警戒しつつ、亜莉亜はそれに手を伸ばした。
零番隊隊長神影亜莉亜
我々ハ神デアル
少シ我々トゲームヲシヨウ。
オ前ハ魂魄ヲ護リキレルカ?
『これは…』
「亜莉亜!!」
カードに気をとられていると、どこからか名前を呼ばれ、亜莉亜は誰かに突き飛ばされた。
『!?』
少し急ぎ足で向かった先には空座一高。
今日は休日のため、生徒の姿は見当たらない。
『……』
緊張した面持ちで辺りを見回す。
誰もいないことを確認した亜莉亜は校庭の真ん中へと足を進める。
そう、昨日、掴趾追雀を仕掛けた場所だ。
『これは…』
何故か、亜莉亜たちが掴趾追雀を仕掛けたその場所には、真新しい穴が開いていた。
それも、刀か何かを深々と刺していたような…
亜莉亜は静かに腰を降ろし、その穴に手を触れる。
鬼道がそのままになっているのであれば、何か反応があるはずだった。
だが、全く反応がない。
『嘘だろ?零式鬼道が解かれてるなんて』
敵がここに現れて、鬼道を解いたとすれば、敵は明らかに掴趾追雀の範囲内に入っている。
なのに、亜莉亜はそれを感じることはできなかった。
感じ取ることができたのは、ただこの鬼道が解かれたということだけ。
こんなことはありえない。
今までに一度も無かった。
一体どういうことなんだ──
ピュッ
『!?』
突然辺りに妙な威圧感が漂い、何かが背後から飛んできた。
亜莉亜はギリギリでよける。
振り返ってみると、先ほどまで亜莉亜がしゃがみこんでいた場所には、一枚のカードが刺さっている。
依然、辺りを警戒しつつ、亜莉亜はそれに手を伸ばした。
零番隊隊長神影亜莉亜
我々ハ神デアル
少シ我々トゲームヲシヨウ。
オ前ハ魂魄ヲ護リキレルカ?
『これは…』
「亜莉亜!!」
カードに気をとられていると、どこからか名前を呼ばれ、亜莉亜は誰かに突き飛ばされた。
『!?』